事実だけを淡々と話すと、こちら側から決めた別れのほぼすべてに後悔している。相手側から告げられた別れは綺麗さっぱり忘れているのに不思議なものだ。

後悔が始まると良かったことばかり思い出してしまう。悪いことが限界を迎えたから別れたはずなのに、美化されるのだから愚かだ。

条件のつく人間関係はどうしても別れがちだ。終身雇用も崩壊した今では余計に強まった。チャットモンチーですらそうなのだから、例外は少ない。

利害関係にはある程度消費期限がある。お互いが変わるし、成長するからだ。

「以前はそのひとから学べることが満載だったけど、最近は特に無いわ」なんてザラにある。敬意は目減りする材質で出来ているらしい。

男女には新鮮さがいる。心理学的には3年が限界みたいだ。

ではどうすればいいのだろうか。どうしようもないのだろうか。
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僕は誰かと過ごすときに時々、「今日が最後の日」だと思うようにしている。頭の中でエンドロールを流す。

「本日最終日」と思うと、いろんなことが許せる。くだらないことも許せないこともエンドロールの中で振り返れば、最高の思い出と化す。

変な期待を抱きまくって、関係をおかしくするよりは「何も無いその瞬間」を大事にしていく方がいい。

だけど、どんなにあがき泣いたって終わりは来る。
すべての物事に当てはまる。いつかは終わってしまう。だからそれまでは良くありたい。

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