月別アーカイブ / 2017年11月

携帯がどんだけ好きなんだと言われそうだが、今日も携帯の記事だ。

ガラケーが2017年以降、生産中止になる。

寂しくなるが、みんながスマホを使うようになればさらに世の中は便利になる。寂しいが仕方ない。スマホが普及すればするほど、技術革新が進むのは間違いない。


それにしてもスマホユーザーとガラケーユーザーの比率って現在はどうなのだろう。たまにガラケー使っているひとを見かけはする。

ちなみに僕らが「片道4,100円」をリリースしたり「街と大都市」を作っていた頃は5:5だった。まわりにはいなかったが、全国的に見るとまだ五分五分だったのだ。

意外はことだが、その鎖国くささは日本ぽいとも思う。

ここを読んでいるひとはどうだろう。ガラケー利用者はいるのだろうか。まだ一定数はいるのだろうけど、なんとなく年配のイメージだ。

携帯メーカーは「ガラホ」という端末の開発を進めている。

ガラホという言葉が凄いのだが、「ガラパゴススマートフォン」だ。端末はガラケーでOSはスマホで造られている。これまた日本ぽい。得意の「合体」だ。
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だけど外国の端末を作っている会社は古いテクノロジーをバシバシ捨てていく。CDドライブが入らないMacBookを持ち歩くひとがほとんどだ。

最初は批判も多いけど、ITの世界では「旧式を切り捨てる思い切り」みたいなものが必要なのかもしれない。

その結果、サムソンやAppleは世界中で使われる端末を生み出した。

短期的な客のワガママを上手にサバけていたら、国産のスマートフォンも世界中で活躍できていたのだろうか。

分からない。分からないけど、年配者の批判が勝ったことによりそうなっているのだと少しキツイ。「リスクを取れなくなる」ってのは何にせよキツイ。



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日本の総人口1億2711万人に対して、1億9569万件。なんの数字だか、お分かりだろうか。


国内における、携帯電話の契約数だ。現在、普及率は150%以上になる。



新宿東南口近くに「らんぶる」という喫茶店がある。地下フロアは広大で、プールのように広い。


僕はこの店によくいる。何だか居心地が楽なのだ。


ある日も中層フロアでボーッとしていた。何もやることが無かった日だった。ふと、下のフロアに目をやった。


フロアにいる全員が、スマートフォンを触っていた。


目の前の人と話さずに遠くの誰かと話しているのだろうか


スマホ依存が問題視されているが、たしかに、距離をとって見てみると、不気味な光景だった。


なかには誰かが話しかけているのに、スマホに夢中のひともいた。

IJaBv5QWRO.jpg外でイヤホンマイクを使って電話をしている人をたまに見かける。

アレを見るといまだに僕はビックリしてしまう。シンプルに見た目が怖い。

独り言にしか見えない様相だ。大笑いしながら中空に向かって話すさまに慣れない。


人の様子を見ると僕もスマホ依存気味な気がしてくる。気をつけたくなった。もはや、スマホを使わないわけにもいかないが、人間あってのスマホだ。



良いか悪いかは置いておいて、スマホは僕たちの生活を支えている。人生レベルで現代人に欠かせなくなっていると言ってもいい。


それにしてもみんながみんなApple社のスマートフォンを使っている。僕もずっとiPhoneだけど、これほど一つの会社がケータイ市場のシェアを独占したのは初めてだ。


現在、日本のiPhone普及率は30%前後。これは、世界一の数値だ。生産国のアメリカより上なのだ。



だがむかしからこうだったわけではない。

僕が携帯電話に触れだした頃は、もっと各社がしのぎを削っていた。


言うならば、ケータイ戦国時代だった。

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NEC、パナソニック、シャープの三強に東芝、ソニー、三菱、三洋、富士通が続いた。


現在と比べると当時のシェア率は各社似たり寄ったりで、すべての会社が品質改善に精力的だった。


そしてシーンの中心は国産だった。今からでは想像もつかないが「外国の電話」なんて無かった。




日本独自の「技術」と「文化」でケータイ市場は盛り上がりまくったいた。


iモード、カメラ付き、音楽、ワンセグ、オサイフケータイ、写メール、着メロ。


すべて日本人の発明だ。


ケータイは日本人の得意技である「軽量小型化技術」と「合体技」が活きる産業だった。


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胃カメラや乾電池も日本人の考案したものだ。

CD(コンパクトディスク)も、カッターナイフもだ。


とにかく小さくしてしまう。


そしてとにかくくっつける。

鉛筆のおしりに消しゴムを付けたり、ウォシュレット(トイレ+シャワー)や、テレビデオ(テレビ+ビデオ)、ラジカセ(ラジオ+カセット)。


すべて日本人の発明だ。


日本の「ものづくり」は「すでにあるもの」を小さくしたり、掛け合わせることで、この世に無いものを作り出してきた。



カメラ搭載、着メロ、写メールはすべて、世界初の技術だった。


製作難度が極めて高いスライド式ケータイや超薄型ケータイなど、次々と新しいメイドインジャパンケータイが生まれた。


これらは日本の技術の高さを持ってしか作れなかった。


ちなみに、iPodの背面の鏡面加工は、新潟県で行われていた。あのスティーブ・ジョブズも日本の技術の高さには舌を巻いたのだ。




僕が初めてケータイを手にしたのは2003年だ。

「日本国民、総ケータイ時代」の足音が鳴り始めた発展期だった。


「カメラ付きケータイ」が市場を占め、J-PHONE(ジェイフォン)はVodafone(ボーダフォン)と、社名を改めた。


ケータイ普及率は90%を超えた。1993年の3.2%を考えると、驚異的な進捗だった。



そんな時代、僕の元にやってきた機種は「P504iS(ピー・ゴーマルヨンアイエス)」というパナソニックのケータイだった。

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当時まだ珍しかったインカメラを搭載しており、液晶画面がとてつもなく薄い機種だ。



今と違い、ケータイは「子どもが触るもの」ではなかった。もちろんセキュリティなども無い。


だから16歳になる年、大人の仲間入りをした第一歩として買ってもらえる家庭が多かった。


ほとんどが、高校の入学祝いだった。




その頃、初めての彼女ができ、一日に何通もメールをやりとりした。


今のようにLINEやSNSなどなかった。スタンプやリツイートも無かった。

華やかさでは、スマホ全盛時代と比べると、足もとにも及ばない時代だった。


それでもスマホの半分ぐらいしかない小さな画面には、僕らなりの小さな世界があった。



幼稚園の頃、秘密基地を作った感覚だった。


子どもだけしかいない閉鎖空間はいくつになってもワクワクする。親や教師、大人たちの監視下から離れたひとつのシンボルだった。


僕らは、秘密を「携帯」し、思想を「携帯」し、ロマンを「携帯」した。


ケータイには、家の固定電話では、決して味わえない「自立」が凝縮されていた。


僕らは大人の手を離れ、小さな世界だけで通じる、僕らだけの言葉を手に入れた。



ケータイの進化は、あまりにも早い。早すぎる。たかだか13年前の出来事を書いただけで、現在とのギャップに目がくらむ。


今、この文章を読んでくれているあなたの手にも、スマホが握られていると思う。


15年後、2031年には、どんなケータイライフが待っているのだろうか。ケータイは存在しているのだろうか。


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ファンの方に「物販でクレジット切れないかね?」と言われた。

衝撃的だったしその発想が無かった。でもたしかに出来たらいいよなぁと思った。


僕が大阪に住んでいたときと東京に住んでからの違いがいくつかある。内省的な変化もあるが、時勢的に変わった違いもある。

その中でも最大級の変化は「電子マネーを使う頻度」な気がする。

3.11震災以降、さらに電子マネーを使える機関やサービスが増えてきた。僕も電子サイドにどんどん染まった。

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だけど世界的に見ると日本の現金主義は突出しているみたいだ。二位以下を突き放してダントツの一位らしい。でもやはり便利だ。

小銭を数える手間はしんどいし、かさばらない。それでも日本人は現金が大好きなのだ。

「現金で持つ方が安心」という声も多いが、実際クレジットの方が安全ではないだろうか。
落としても利用停止できるし、不正利用されても保障がある。

電子マネーがもっと普及すればいいことが増えると思っているのは、僕が電子マネーユーザーだからだろうか。
国も電子マネー化に積極的じゃないように思える。

アングラマネーや高齢者が金庫に溜め込んでいるお金も分かりやすくなるし、税収も上がる。
現金の集金作業も無くなるし、人件費も削れるし、両替手数料も無くなる。いちいちATMにいく手間もいらない。コインや紙幣を介したウイルスや細菌の感染も減る。

本当にいいことばかり浮かぶ。

もちろん「記録に残らない交付金」とかワイロとかは現金じゃないと無理なのだろう。
振り込め詐欺も最近はピンポン詐欺に変わってきている。現金をタタく方が足がつきにくいかららしい。



なんだか考えれば考えるほど、この国のメインツールが現金だと脱税や隠し金なんかの犯罪と結びつく。
「現金の方が良い」という声の中にマトモなものは少ない気がする。

電子マネーが使えるようなライブハウスも出てくるのだろうか。ホームページで予約はできるようになったが、PASMOとかICOCAで入場したりドリンク買ったりできるようになる未来はまだ来ていない。

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