オーケストラの演奏前の チューニングを聴くのが 好きだ。
Aの音に合わせて、様々な楽器の音が だんだん 集まってきて、命をもちはじめる。
これといった旋律もないのに、これから始まる 壮大な物語への期待が 膨らんでくる。
あの感覚が、とても好きだ。
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ピアノ、バイオリン、ビオラ···
1人ずつとは思えない音の重なりに、
静かに高揚していく。

フォーマルにラフさを溶かしこんだような装いの歌詞さんが、ゆっくり歩いてきて、深々と頭を下げた。

(こちらこそ、よろしくお願いします。)
私も、頭を 下げる。


ライブの1曲目で聴きなれた、
ピアノのイントロ。
『北極星』だ。
でも、バイオリンとビオラが入った瞬間、いつもと 全く違う 浮遊感。
映し出された 宇宙。
2拍子っぽい ゆったりとしたアレンジに、たゆたうように 身体をゆらして 歌う 歌詞さん。
いつの間にか 魂が 身体を置いて、自由になって、ポラリスへと昇っていく。

今日は、イヤモニをしてるんだね。
人差し指に 銀のインデックスリング。
北極星のように 変わらぬ指標を 心に宿して、新たな挑戦をする歌詞さんなんだね。

“ 前に進めるさ ”





あたたかい・・・

温もりを感じる ピアノのイントロ。

懐かしい場所へ 魂が帰っていくような…

どの曲···?

心の中に 疑問は浮かぶが、
それよりも、この優しいメロディーに包まれていたい という引力のほうが 強かった。

歌が始まったときに 初めて
『つながって』だと分かった。
「始まったばかりでも つながって離れずに
    消えてしまった後も 僕は 君を」
「手を取り合って 離して   何回も繰り返す
    想定外  その手を 離したくない」
原曲では、心地よいビートに身を任せて、歌詞を あまり意識せず聴いていたのかな。ビートのない今日は、言霊たちが 私の心に より鮮烈に 響いてきて、
“ 前世からの約束 ” とか  “ 運命 ”とか  
“ 生まれ変わり ”とか…
そんなイメージを はっきりと 伝えてくる。
時間と空間を超えて、再びめぐり逢う魂。
こんなに 優しくて ドラマチックな歌だったんだね。
あぁ…  最初に感じたぬくもり・懐かしさは、これだったんだな。

何度 生まれ変わっても、私は あなたと また つながりたい。




『記憶の箱舟』
この曲は、クラシックアレンジによって、曲の世界が より鮮明になった感じがした。
美しい三日月の映像のせいだろうか…
地上で、夜空を見上げながら 思いを巡らせる、生身の人間の 鼓動、脈拍。
2コーラス目から、歌詞さんの歌い方がぐっと変わった。 泣きそうなほど 切ない。
そして 振り切って 立ち上がる意志。
ーー 生きる。 生きていく。




『さよならだけが人生だ』
ピアノのイントロに続く バイオリンの旋律。のぼりたつ 文学青年の香り。
「どうかおねっがいだ  見せてくれっないか」
張り詰めた琴線をはじく ピチカートような歌の表現が、違和感なく しっくりと心に届く。
「この思いは 変えられやしないからさーーーぁああ」
さっきまでの透明水彩のような世界からは 違和感を感じるほど ザラついた激情。
そして 間奏では、身体を 何度も 揺らして、音楽に没入していく歌詞さん。
「人は誰でも孤独だという…」
閉ざされた濃密な孤独から、胸を開いて 手を取り合い、 共に生きる意味を 見出していく…
最後の「どうかおねーがいだ」は 降り注ぐ光のように、さっきまで張り詰めていた心の弦を たっぷりと 高らかに 響かせる。
もう その手を離さない。
あぁ…こんなにも 歌と一体になって まっすぐなこの人から、目をそらすことなんてできないよ。



『ピエロ』
「名も無きピエローーー」
いつもより 長く 強く 伸ばした歌声。
そして、画面に現れた「ピエロ」の白い文字。
映画の 幕開け。
一人の 優しい男の 人生を、そして 生き様を、 スローモーションで 見ているかのようだった。
目の前で 描き出されるドラマに 釘付けになり、涙が滲んできた。クラシックアレンジが 原曲と比べて どうだとか 考える隙なんて 全然なかった。
歌というものは、こんなにも 伝わってくるものなんだな。
歌詞さんの歌が 紡ぎ出す芸術は、アレンジ云々かんぬんを 完全に凌駕して、はっきりと主役だった。
の中では、この日の ベストプレイ。



アニソン歌手 チャレンジコーナー?
『前前前世』
「つながって」で感じていた、時間と空間を超えためぐり逢い。この日のライブにもぴったりの選曲。

『カントリーロード』
歌詞さんの大好きな「耳をすませば」からの曲。日本語のもつ 力強い響きが、とても新鮮。「帰ろうよ、マイホームタウン」のアンサーソングというより 弟ソング(←何やそれ)のようにも感じられた。

『紅蓮華』
最近になって「鬼滅の刃」が好きになった私としては、歌詞さんも好きなら うれしいね、と思った。でも、歌詞さんの魂が込められるキーではなかったように思います。(๑و•̀ω•́)و ガンバレ!今後に期待。


MC
歌が急に変わったのだと、うれしそうに、泣きそうに話す。本物だと確かめたくて、
ジャッジしてほしい、と。
配信ライブ当日は、「う~ん… そう言われても、あんまりよく分かんないんだよなぁ…」と思ってしまった。
でも、2度3度とアーカイブを観て 聴いているうちに、
歌詞さんの歌が  立派な根っこを張って、ビクともしなくなっているのを 感じた。



『パラボラ〜ガリレオの夢〜』
(出だし「しまった…」という小さな呟き。
歌詞さんがライブ中に発する言葉としては、珍しいね。)
今までは、地上で満天の星空を見上げるような視点で、この曲を聴いていた。
でも、この日は、自分が 光の矢そのものになって、どこまでも一緒に旅をするような感覚になった。

クラシックアレンジによって、 一つ一つの言葉に たっぷり 魂を注ぎ込んでいく表現が、 引き出されているみたい。
その分、きっと ものすごくパワーが必要なはずだ。
それでも、変わらない。どっしりと。
大きく大きく、表現の幅が広がってる歌詞さんの歌。


ワンマンライブツアー「プレアデス」の告知。予想外だったので、すごく 驚いた!
当日は、直後の予約の件で 何だかそわそわしちゃって、集中力が…(*゚ロ゚*三*゚ロ゚*)キョロ


『帰ろうよ、マイホームタウン』
ピアノと歌 だけの 演奏。
シンプルだからこそ 際立ってくる、
歌の存在感と 旋律の美しさ。
松岡さんのピアノ、ほんとすごかった。プロに向かって言う言葉じゃないけど、弾く人によって こんなに違うものなんだ…
彼女のピアノのおかげで、自然と「ラララ…」歌い出しちゃったもん。

素敵な小説を読んだときの、心に染みるエピローグのような。
いい映画の エンドロールを最後まで見ていたい時のような。
この日のライブの 余韻と、
新しいライブツアーへの 期待感。

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「プレアデス」のライブも、こんな感じのクラシックアレンジだといいな。
大声で歌ったり踊ったりできないなら、
1曲 終わるごとに 落ち着いて 拍手したくなるようなライブも いいな。
クラプトンのアンプラグドのように、
座って、じっくりと その曲の世界に聴き入るようなライブ。
コロナ禍の今だからこそできる、前向きな挑戦に 立ち会える日が、待ち遠しい。

コロナ第3波 真っ只中で 迎えた 三連休。

早朝に、紅葉狩りへ。

この季節、毎年のように行く 永源寺。
滋賀県 東近江市にあります。

家から 車で 1時間半くらい。

朝8時の開門に合わせ、6時半に出発🚙💨
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提灯に ほのあかりが残る、早朝の風情。

門をくぐると、錦秋が広がっていました。
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三門と 高さを競う 紅葉かな

この季節は、主役交代ですね。

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今季 初登場?の 水鏡の文字。

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境内からは、いろんな角度から 紅葉が 楽しめました。
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未明の雨に濡れた 紅葉が、艶やかさを 増して、赤い 絨毯に。
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瓦と 紅葉の ストライプ。
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お地蔵さまが、メガネとマスク。

「気ぃ抜かずに 用心して 帰るんやで…」


名物の 手づくりの こんにゃく田楽。
湯気が上がります。
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朝の冷たい空気の中、自家製みそを たっぷり つけて…
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愛知川(えちがわ)に反射する朝日を受けて、鮮やかさを増した紅葉を見ながら、
オカンと一緒に いただきました。


帰り道。

道の駅あいとうマーガレットステーションに寄りました。

ここの道の駅は、おいしいジェラート屋さんが あるんです。

いろんなジェラートの中から選んだのは…
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ブルーベリーと ほうじ茶。
ブルーベリーは、マーガレットステーションの畑で採れたものだそうで、果実のつぶつぶが いっぱい入ってました。

おいしいジェラートって、どの季節でも食べたくなっちゃいますよね〜♪
(暖房が付いていれば)

外には、なんと!
季節はずれの ひまわり畑。
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寒空に 黄色い花弁の ど根性

思いもよらぬ ずらし旅の シメとなりました🌻

遠藤保仁選手、通称ヤットさんが 移籍してきてから、ジュビロ磐田は無敗。
J2の底辺を彷徨っていたジュビロが、
今や中位にまで浮上。

チームに違いをもたらすヤットさん、
やっぱステキやわ〜♪

移り気な私が 10年間も ヤットさんを好きでい続ける理由について 書き始めたのが、かれこれ3週間前。
続きを書こう書こうと思いながら、煉獄さんに寄り道していたら、今日になっちまったぜい・・・(´∀`*)アハ♡

【魅力その①···飾り気がない】
【魅力その②···冷静さが尋常じゃない】

に続く 第2弾✨

【魅力その③···空間認知力と的確な読み】

これこそが、
40歳にしてなお、稀代のゲームメーカーたらしめている ヤットさんの力だと思う。


サッカー中継や スタジアム上段から 試合を観ていると、
「もぉー!そっちじゃなくて、こっちの選手にパスして組み立てたほうがよかったのにー!۹(◦`H´◦)۶プンスカ!!」
とか
「縦に 急ぎすぎなんだよ… 攻めが単調になって、簡単に守られちゃってるやん!」
などと 思う時がある。

サッカーど素人の私でも、偉そうにそう思えるのには、理由がある。

観客は、空を飛ぶ鳥のような視点で
上から 見ているから、だ。

それに対して、
プレイヤーは、地上のフィールドから 敵や味方、スペース等を 見ている。

「鳥の目線」と「地上での目線」では、
見え方が 全く異なる。

身体能力が高く  アクロバティックな動きができる選手なら、目の前の相手に負けなければいいので、「地上での目線」のままでも やっていけるだろう。
(そういう能力は、年齢と共に低下しやすく、ケガで一気に失うこともある。)

しかし、
ヤットさんは そういう選手ではない。

「正確に蹴る」「ピタッと止める」という足元の技術は とても高い。
でも、
走るのも速くないし、お腹はポヨンだったし、ヘディングもあまりしない。

ヤットさんの傑出した能力は、
地上にいながらにして「鳥の目線」で捉えられること。

試合中、ヤットさんは、何度も首を振る。
ボールをもらう前、ボールを出す前、ボールに絡んでいない時も、
他の選手の何倍も 首を振って、回りの状況をつかむ。
それを、ヤットさんの脳内で、「地上の目線」から「鳥の目線」へと 変換して 捉えていると 思われる。

空間認知力が低い私は、
それだけで すごい!と思ってしまう。

ヤットさんは、首を振って、どんな情報を捉えているか。
敵・味方の位置、そして 体の向き、さらには 相手の重心や 目線をも、把握しているという。

しかも、サッカーという競技は、
刻一刻と それらの要素が 変化し続ける。
だから、情報は、常に 最新バージョンに 更新し続けなければならない。

それらの最新情報を得て、脳内「鳥の目線」に変換し続けているのかと思うと、
試合中に ヤットさんが 首を振ってる姿に、ゾクゾクしてしまう✨😻✨

身体能力に恵まれていないヤットさんが 努力の末に 磨き獲得した、神のような能力。
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(ヤットさんといえば、ヘアバンドのイメージがあります。あれも、視野を確保し、目から より多くの情報をつかむために、髪に邪魔されないようにしてるんですね。)



脳内「鳥の目線」をもてるのも すごいけど、ヤットさんの凄みは、その先。

目からの情報を得るのと同時に、
次の一手の選択肢を いくつも 思い描く。
そして、ほぼ同時に 最善手を 選びとる。

その 圧倒的な 戦術眼の 的確さ。

だから、チームメイトは、
「点を取るために いい動きをすれば、必ずヤットさんは 見ててくれる。」
と ヤットさんを信頼する。

もし、自分にパスが出なかったとしても、「ヤットさんが そっちを選んだのなら、それは その方がよかったに ちがいない。自分は おとりになって、敵の注意を引き付けることになり、それがチームの得点につながったんだ。」
と、チームが 一つに まとまるようになる。

今、まさに ジュビロ磐田で起きているのが、その現象だと思う。


ヤットさんの能力の真髄は
身体能力ではなく、頭脳にある。
だから、年齢に関係なく 輝き続ける。

この頃、そんなヤットさんのニュースを見る度に、本当にうれしくなる。

ヤットさんが どこまで 選手として 輝き続けるか、楽しみで仕方ない。

FOLZA YATTO !!

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