両隣を三階建てに挟まれた
光の少ない庭に根を下ろした
名は似ているのに
全然違う木

方や香りもよく愛され花
葉すらかわいい

方や香りもなければ
人を寄せ付けない棘の葉

でも偶然ここに根を下ろして
重ねる月日は
かけがえのないものに
kupfD3LIX8.jpg
雨の午後
隣同士の
きんとぎん
同じ光と
同じ足元


FvtS9VHxU8.jpg

銀木犀も綺麗な白い花を咲かせます


私の輝きは小さく
あなたの近くには行けない

黒く澄んだ空の上
光もない夜にだけ会える

街の灯りや月の光は
あなたが輝いている証
me97PmQOZu.jpg
あなたがもし沈み
暗闇にいる時だけでいい
その時だけでも空を見て
私の姿を見つけて欲しい
それだけで充分です
me97PmQOZu.jpg
近づけず
ここで瞬く
ぼやけ星
あなたの闇を
少し待つ夜











子供の頃釣りをした防波堤
当時そこに存在した
赤い灯台

あの頃そこから見える海は
ただただ広くて開けていて
「あの海の向こうは」
なんて眺めていた

今は
港の拡張工事で埋め立てられ
あの時の開けていた海の向こうは
山積みのコンテナとクレーン
小さく囲まれ牙の抜かれた海

赤い灯台も撤去され
小さなソーラーライト
台座すら無造作に埋められ

今の子供達は
思いを馳せる海を
見る事はあるのかな
t5PQwNZ7Vw.jpg
海の大きさ怖さで
自分の小ささを感じて
自然の美しさ優しさを知って
また前に進む勇気をもらう

もうそんな事は
必要ないのかな

_var_mobile_Media_DCIM_110APPLE_IMG_0370.HEIC


↑このページのトップへ