なんのこっちゃ。



と思いながら向かったのはこちら。




養老天命反転地
(ようろうてんめいはんてんち)



またけったいなとこ行っちゃったよね。笑


 
アリ地獄のようなすり鉢状の土地。







岐阜県養老町の養老公園にある有料施設で

体験型のテーマパークです。





1995年開園。

18,100平方メートルの敷地には

荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏が

長年の構想を表現したアート作品が並びます。



死へ向かう人間の宿命、天から授かった命

つまり"天命"を覆そうというアート。





水平・垂直を排除したフィールド内は

なんしか真っ直ぐに歩くこともままなりまてん。



平衡感覚をゆさぶることは

日常私たちがあたり前としてきた概念を

ゆさぶること。



人間に眠っている本能や五感を

もう一度目覚めさせて、もうひとつの

新しい自分を作る、というのがテーマ。




地面の質もコロコロ変わるし

建物内では壁面に手をつきながら

必死にバランスを取っていかんならんのですが




その頼りにしたい壁面すらも歪んでるから

更にバランスを崩すとゆーねw





あっぶねってのが何度かありましたw





五感に自信のない方は

ヘルメットと滑りにくいスニーカー

レンタルしてはりましたよ







「極限で似るものの家」には

ベッドや冷蔵庫、ガスコンロ、トイレなど

生活に密着したアイテムが埋め込まれています


見上げたら…

そこにはお風呂の片割れがあるんよw


この空間に戸惑ったり違和感を感じるのは

きっと私が大人やからなんやろなぁって。


子どもは考え方も体も柔軟で

概念を破壊する力を持ってるけど

大人になるにつれて忘れてしまった

そういう柔軟な感覚を

ここでは取り戻せるかもしれません。


知らんけど。








例えば今の時代では

トイレの蓋は自動で閉まるし

自動で水が流れるし。




快適さと便利さを追求するあまり

己の肉体や頭を使わんくなっていく…

そんな人間に対する作者からの

警鐘…ですかね。



あたり前の日常、生活とは何なのか…




考えさせられます。







知らんけど。笑



養老天命反転地のレポのおかげで

久々に奥深いブログが書けてるんやないかなって

思ってます







 





さぁ、最後のシメは



ダムのような青い部分の上の方が
歩けるようになってたので行ってみました。



いや、細っw



人1人分。


すれ違うには一度抱き合うか

仲良くお尻合わせをしなければ進めません。


カモーン



ずっとずっと黙々と歩き続けて



ようやく端から端まで辿り着きました。




そこに待っていたのは…




この景色と…



まさかの




行き止まりとゆーオチ



嘘やろ?笑





来た道をまた黙々と戻るしかあらへんがなw






あぁ…人生って…そう甘くない。






そんな感じ〜♫



つづくっ