今は、8月中から学校が始まるところもあるそうですが、私の学生時代は9月1日が新学期が当たり前でした。
最近、Twitterやネットニュースで、『9月1日になると自殺が増える』と耳にします。
私が本格的に不登校になったのは、夏休み前でしたが、両親との間で「何で学校に行けないの?」「学校に行きなさい」というやりとりはこれでもかという位、繰り返しました。
自分の気持ちを言葉にする事が苦手だったので(今もですが)、だんまりを決めこんでいる私に容赦なく、言葉の雨が降ってきました。
当時は日記を書いていたので、そこに今まで自分が感じた事、嫌だと思った事を全て書きました。
「自殺したい」、「死にたい」という言葉も率直に書きました。
それをわざと、両親の目にとまるところに置いておきました。
両親はその日記を読んで初めて、私が「学校」という世界でどれ程の辛さを抱えていたのか、どれだけ追い詰められていたのか、知ったようでした。
これをきっかけに、両親は自分達の娘が、抱えている苦しみをようやく理解してくれました。
それから一切両親は、「学校に行きなさい」とは言わなくなりました。
そこから中学を卒業するまで、私は長い時間、「学校は怖い」と折に触れて口にしてきました。
フリースクールにも通わず、ろくに勉強もせず、ただ好きな事だけをして過ごした時間…とても遠回りでしたが、私には必要な時間だったと思っています。
学校という場所は、とても小さな世界だと思います。
多数派の周りに合わせて動き、周りに合わせて発言する事が良しと思われ、その逆は悪目立ちし、多数派のターゲットになります。
学校で自分が自分らしくいられないのなら、自分という存在や自分の感情を殺してまで、学校に行く必要はないです。
世界はとても広くて、いろんな人がいます。
学校だけが、世界の全てだと思わないで欲しいです。
現に私は高校に入って大きく変わりました。
「学校が怖い」と言っていたのに、たくさんの先生方や同級生の中で毎日を過ごせるようになりました。
いじめたりする子達は、「相手の心の痛みを感じる事が苦手な子」です。
でも、いじめられたりして心に傷を負った子は「相手の心の痛みがわかる優しさ」をしっかり持っている子だと私は思っています。
どんな事があっても、自分を大切にして欲しいです。


『選択肢は一つじゃない
何個もあっていいと思う』
『何度でも立ち上がれば
きっと神様は微笑むから』

私立恵比寿中学/「涙は似合わない」 より