寝る前になんとなくネトフリで見た、
クィア・アイという番組がなんだかポジティブで良かった。
(まだ全部見てないけど!)

5人のゲイがパッとしない男を変身させる、というような内容の番組で
見てると、外見だけでなく内面から変えることに重きをおいている感じがして、そこが良い。


■変身の番組なら、
例えば、ヒゲの長い男性がいたら
そのヒゲを丸坊主にしてパッと見の変化のインパクトを出す、という事をやりそうなものだけど
本人の意見を聞いて、整える程度にする…など。
過去に何度か見た変身系の番組と同じではないな、と思いました。
(そういう、その場での変化を楽しむ系のものも、
本人が満足なら別に良いし、どっちが良い悪いっつうことではないんですが)


■ファッションや見た目を変える他にも、
料理をさせたり、必要なら肌の手入れをしたりするんですが
そういうのも、その場限りでプロフェッショナルが仕上げてなんぼみたいな事ではなくて
その後も自分で出来ることを教えている感じでした。

本人が望むポジティブさのきっかけを上手に作ってあげて、
あとは自分の人生だ、という感じ、よきよき。

あと部屋も全体的に綺麗にかっこよくしてくれるの。
これは普通に気分が変わるし良いですよね。
元の部屋も外国フィルターで割と素敵に見えるんだけど。笑


■一番いいなと思ったのが
変身直後の本人を、ゲイたちがめちゃくちゃ褒めるところですね。

今までにない自分を出して自信と不安が渦巻いている状態のときに
ガツンと、オーバーに、「良いね!!」「サイコー!」と言ってくれる。

逆に、馬鹿にされたり笑われたりするとその時の顔や髪や服装が今後しにくくなるだけでなくて
その後の冒険心も抑制されてしまう、
チャレンジすること自体が怖くなってしまう事が多い(と、私は思う)
それも人にはよりけりですが、もともと自信のない人たちだから余計に。

これは私も普段とても気になっているところで
(例えば待ち合わせで出会ったときなど)
髪を横に流したセットを見て「寝癖すごいね」言ったりとか
赤いアイシャドウのときに「泣いたの?」とか
破れたジーンズを見て「戦ってきた?」とか
見た目や新しい要素について「イジる」のはとても慎重であるべきで
そういうのを冗談で言える間柄かどうかは本当にシビアだと思うんですね

仲が良くても、言われる側が一見明るい性格であっても
その日一日中気になってしまうことがよくあると思うし
なんなら恥ずかしくなって早く帰って脱ぎたい、顔を洗いたい、と思うこともある。
自信がなくなって、目を見て話せなくなることもあるんじゃないかと思います。

だからって、良いと思ってないのに別に褒める事はないし
本当に変だったら指摘してあげる事もときには必要だとは思うんですが
特に何も思ってないのに、戯れに「イジる」ことは
ちょっとおもしろいかなっていう、むしろその場を盛り上げようとしている行為だったとしても
巨大な悪意になってる場合があるなぁと言うのを感じます。
私もだけど、面白いと感じられない冗談にはマジレスしたくなってしまう性格だと特に。
(余裕が足りないんかな)
自分も気をつけたい。

脱線しましたが!
良いなと思ったときに、良いね!って伝えることのほうがよっぽど楽しいし重要で
普段からそう心がけたいところ。


■5人と別れたあとの変身した本人のその後、みたいなのはVTRにまとめられていて
それを5人が鑑賞する、というスタイルなんですが、
一人で服を選んだり、頭にワックスをつけたりする映像が流れるたびに
5人が画面に向かってキャーキャー褒めるの。
「すごいすごい、ちゃんとできてる!」「その靴下、良いのを選んだね!」って。


■そもそもゲイ達が主体で、中には黒人が居たりするので
差別や文化や考え方の違いなどにも話が及ぶことがありつつも
結局は人と人が話しているというポイントと
その上で互いを愛しく思ったり、絆を感じ始めたりするのが伝わってくるのもいいですね。
今の所、超嫌な奴とかが出てこないので助かります。


■言っても番組なので、全てが本当なのかとかどこまで作られてるのかとか
そういうのはわかりませんが、素直にこういう事を感じてしたためた次第です。

本当は全部見てから感想を書こうと思ったし
Twitterで一言二言感想を言うだけでいいや、と思ってたんだけど。
いつ全部見るかわかんないので書いちゃった、そして長くなっちゃった!




たまには!


parico / 
 
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