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#画家として生きるために 日本のギャラリーは、
・貸しギャラリー
・委託ギャラリー
・買取ギャラリー
の三つに概ね大別できる。それぞれ境界はグラデーションで繋がっていて明確ではない。銀座のギャラリーに自分を売り込みに行く前に、まずはそれぞれの特性を理解する必要があるだろう。

貸しギャラリー:呼び名を変えればレンタルスペース。つまり賃料が収入の大部分を占め、お客様はコレクターではなく美大生や画家を目す人達だ。週何十万もの賃料をとることもざらだ。想い出作りにはなるが、よほどの足長おじさんでも現れない限り展示をするこれといった理由を見出すのは難しい。

委託ギャラリー:新人として最初にアプローチすべき場所。作品を展示した販売収入が主な収入源で、作品を買い取らず販売が成立した時点で作家に報酬を支払うためギャラリー側が抱えるリスクは少ない。そのため新人の発掘にも前向きだが、中には新人から保証金などと称してお金を要求するケースもある。

買取ギャラリー:仕入れる作品は全て作家から買い取るため作家にとっては収入を安定させられるため理想的。だが、在庫を抱えるリスクをギャラリー側が抱えるので、販売の成否は相当シビアに判定される。新人の作品を全て買取るリスクをとるギャラリーというのは少なくとも日本では聞いたことが無い。

予告から若干ずれましたが、ギャラリーにアプローチするにあたって絶対に理解しなくてはならないことなので、、名前だけ仰々しいレンタルスペースのオーナーに「君は天才だからすぐに展示をすべき」などとおだてられ高い賃料を払わされたら目も当てられない。

ギャラリーとのコネクションを作るには、まずは美術雑誌を半年分くらい纏めて買うことをお勧めする。美術雑誌の巻末に必ず今月の展覧会なるページがあり、纏めて見ると頻繁に展示をしているギャラリーがある事がわかってくる。それこそが新人がアプローチするべきギャラリーだ
何故なら雑誌に告知をするには掲載料がかかることが多く、貸しギャラリーの性質上掲載料を払ってまで告知をする必要はない。故に展示告知しているギャラリーは委託ギャラリーか買取ギャラリーということになるが掲載頻度が高いギャラリーは委託ギャラリーである事が多い。理由は少し長くなるので省略。
纏めて美術雑誌の展示告知欄を見るメリットはもう一つある。ギャラリーにはそれぞれ個性が存在する。委託ギャラリーの多くは数人〜10人以内の小規模で運営されていることが多く、代表などの作品に対する趣味嗜好がギャラリーの個性に深く関係している。纏めて見ることでギャラリーの個性が見えてくる。

自分の肌に合いそうなギャラリーをいくつか見つける事が出来たならあとは「足繁く」そのギャラリーにポートフォリオと作品を持って通うだけだ。

これでプロで活躍できますとはもちろん言えないが、少なくとも優秀な指導者の元で学び以上の事を3年続けたら4年目には確実にデビュー出来るとは断言できる。
雑誌6冊に電車賃とコーヒー代、全部で2万もかからない。美大の年間の授業料や貸しギャラリーの賃料と比べたらタダみたいなものだ。

加筆修正版、個別対応ご希望はオンラインサロンにて↓


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#画家として生きるために 今の日本でプロの画家として生きる為には号2万 作品数20点 年収200万が最低越えなければならない壁だと思います。この最初の壁を越え
る為に、そもそも日本の美術界がどのように形成されているのか最低限理解していないのは何も知らずにバッターボックスに立つようなものです

絵を売って生活をするということはプロの画家の一つの形だと思いますがほとんどの画家を目指す人間が、自分の作品をどこで売ればいいのかということに迷っているのではないでしょうか?僕個人の見解では、その場所は今の日本には3つしかない。百貨店、ギャラリー、あとの一つは完全独自路線。

独自路線は、僕に言えることは何もない。バスキアだって最初は路上の落書きから始まったのだしどんな可能性だってありうるのだから。そして残りの二つの場所についてだが、実は似て非なるものでかなり特性が異なる。どちらも長短があり、自身に合うフィールドにアクセスできるかは非常に重要だ。

二つの違い。それは抱えている顧客数と質の違い。数では日本のギャラリーで大型百貨店の顧客数を超えているというギャラリーはおそらく存在しない。そして質に関してだが、百貨店に関しては有名作家が人気がある傾向が強く、ギャラリーに関しては熱心なコレクターが新人を発掘するという傾向もある。

若手のうちはどんな藁にでもすがりたい気持ちはわかります。
ですが、運悪く悪徳ギャラリーに捕まると、僕のように学生にもかかわらず300万の画料を持ち逃げされる事になります。相手にとっては何も知らない新人作家はカモ以外の何者でもないのです。
学び備えましょう。
良いギャラリーかどうか、一番分かりやすいのはお金の話をちゃんとしてくれるかどうか。我々のように美大で自分の芸術性を金に変えようなどという輩は猿にも劣るというような刷り込みを四年も受けると基本お金の話は億劫でしかない。悪徳ギャラリーはそこに漬け込んでくる。

依頼状で先生の素晴らしい作品を是非ご出品賜りたい云々などと書きながら取り引き条件がどこにも見当たらないなどという笑える話はいくらでもある。ペラ一枚で美辞麗句を並べるだけがギャラリーの仕事ならギャラリーは必要ない。作家を育て支える意思があるかどうか尚且つその力があるかどうかが重要だ。

反対にあまりに良い取り引き条件を提示してくるギャラリーも相当に胡散臭い。新人画家に好条件を提示する時は、とてつもない才能か、あるいはカモだと思われているか、前者だとしたら、焦らなくても沢山の依頼状があなたのもとにいずれは届く。相手を見極める時間くらいはもてるはずだ。

作家を育て支える意思があり尚且つその力があるギャラリーはどこにあるのか?それはやはり銀座に集中している。地方に無いとは言わないが、絶対的な数が全く違う。誰だって釣りをする時は魚が沢山いる場所でしますよね?地方でしか作品を発表しないのはそれ自体がプロへの遠回り。時間は有限なのだから。

銀座にいいギャラリーが多いなんて誰でも知ってるよ!と怒られそうだが、答えが当たり前で凡庸な事は良くあることだ。明日はそういった良いギャラリーが、どうやったらあなたに門戸を開くのか、考えてみよう。

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#画家として生きるために
を始めたのは僕が大学一年で父親が他界しプロの画家になる事を決意した時、どうすればプロの画家になる事が出来るのか、教授を含め誰も教えてくれなかったからです。今の日本の美術教育に根本的に欠落している部分「画家として生きるにはどうしたらいいの?」考えていきます
美大を出ていないからと言ってプロになるのを諦めてはいけない。
僕がインターンを募集していた頃、1人を除いて全員美大は出ていなかったが、少なくとも現在でも半分以上の人間はプロとして活動している。
自分に合った技法、モチーフ、環境を見いだすことそれが重要だ。

とりあえず美大生は教授が言っていることを疑うことから始めよう。大学時代によく言われたこと「自分だけのオリジナルな表現を追求しろ」
20年かそこらしか生きてない上に物心だってろくについていない自分にオリジナルな何かがあったらそもそも美大など行く必要はない。

僕は大学在学中にデビューした結果、悪口、陰口、露骨な無視などを教授陣から受けた経験があるせいか、割と現代の美大教育には辛口です😅
勿論、教授陣の大半は人間的には凄くいい人達だった。だか、いい人=良い指導者とは限らない。これが実は厄介な問題だったりするのだ…

30過ぎて、やっとオリジナルな表現に取り組む準備が出来てきたなと感じているし、現状だって自分のオリジナリティなどという部分には何の自信もない。オリジナリティなどという呪縛に囚われず、まずはどんどんパクっていくことをお勧めします🙆‍♂️
 重要な事は優秀な指導者と出会うこと。判断基準に人格とかは正直問題ではない。大学や習い事で良い思い出を作りに行っているなら別だが。大事なことは自分の適正を見極めてくれてそれに対して具体的な道を示してくれる人間かどうかで漠然と生徒を悩ませるのは指導ではない。

学生の頃、講評で先生ごとに評価がばらばらで悩んでいる同級生が沢山いたが、悩む必要はない。まずはその先生の作品が好きかどうか?そしてその先生がどういったフィールドで活躍しているか見極めよう。大学の先生しかやっていないという人は画家ではなくてただの大学の先生です。気にする事はない。

自分の好きな作品を描いていて、尚且つ自分の活躍したい環境で作品を発表していて、その上的確な指導をしてくれる人間となると、実際そう沢山いるものではないと思うけど美大やカルチャーで高い授業料を払える覚悟があるなら必死でそういった人を探すべき。そうすればプロになるまで4年もかからない。

家から近かったから。という理由で教室を選ぶのは絶対に避けた方がよい。優秀な指導者相手なら片道2時間かかったところで惜しくはない。得られる成果の結果こそが数年後の自分の姿に直結するのだから。

オンラインサロンにて加筆修正版投稿予定です↓

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