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イベント用大判カットが製作されていた二人が発掘されたので追加です。
(ーωー)
この二名は中盤以降の展開で登場する予定でしたが、そこまでゲーム製作が進まなかったので未登場のまま現状に至ったキャラクターです。
( ̄▽ ̄;)

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【玉藻前】

平たく言えば、大妖怪である〈九尾狐(正式表記は九尾の狐)〉で、中盤から参戦してくる新敵勢力〈邪妖會〉の首領です。

主人公達が所属する妖滅組織〈狩魔〉とは十年以上前に決戦を展開し、その際に妖滅作戦の要として相討ちとなったのが美琴の母〝柊美鈴〟でした。

その犠牲によって滅ぼされたかに見えましたが……狡猾な彼女は、事もあろうに美鈴の肉体へ憑依して生き長らえていました。

つまり復活した彼女は〝美琴の母〟の肉体という事です。

中盤の物語は、この展開に傷心と苦悩を抱く美琴の葛藤にスポットが当たる展開になります(なる予定でした)。


一方で、悪路王率いる〈覇獄同盟群〉とも決着は着いていません。健在です。

ですが〈覇獄同盟群〉と〈邪妖會〉──というよりは悪路王と玉藻前では根本から思想や方向性が異なり相容れません。

まず組織形態です。

〈覇獄同盟群〉は、総じて〈鬼〉に分類される妖怪集団です。広義的に〈鬼〉と含んだ(私がアレンジ解釈した)存在もいますが(手長足長とか蛭子とか)、基本的に〈鬼〉の軍団です。

一方で〈邪妖會〉は、その定義から外れた所謂〈妖怪〉による集団です。みなさんが想起されるような〈妖怪らしい妖怪〉は、此処に所属します。

戦法も〈覇獄同盟群〉は武力行使のストロングスタイルを主としているのに対して〈邪妖會〉は妖力に起因した摩訶不思議な怪事件による暗躍となります(妖怪作品らしい性質は〈邪妖會〉の方です)。

そして、何よりも盟主の理念が違います。

悪路王は〝現世を鬼による理想郷と変える〟という理念に邁進しており、それは〝鬼が人間を支配する世界〟を築こうという野望なのです。つまり、実は人間を滅ぼそうとしているのではなく、隷属させて支配する事が目的となります(闇暦そのままだな……w)。

片や〈邪妖會〉は悪質愉快犯的な性質が強く〝人間を恐怖に玩ぶ事〟を目的としています(殺人も含みます)。支配とか理想とかの大義はどうでもよく、単に本能や欲求のままに人間を恐怖に翻弄するのです。

こうした性質から両組織は互いに反目関係に在り、主人公達を含めて三つ巴の戦いになっていきます。


伝承の〈九尾狐〉はWJ漫画『封神演義(原作は中国古典娯楽文学)』の敵役〈妲姫〉で一躍有名になりました。或いは『うしおととら』の〈白面の者〉や『ぬらりひょんの孫』の〈羽衣狐〉も有名なアレンジキャラクターでしょう。

尚、これらの作品群や本作に登場する大邪妖としての〈九尾狐〉は、正式には〈白面金毛九尾狐〉と呼ばれる個体妖怪です(そもそも〈九尾狐〉は中国聖獣のひとつでした)。

先述の『封神演義』で描かれたように、中国で〈妲姫〉へ取り憑くと〝紂王〟を唆して民衆を苦しめる悪政を行わせました。

ですが、処刑寸前に〈妲姫〉から剥離して天竺(インド)へ渡り、今度は〈華陽夫人〉となって同様の悪行を繰り返します。

ここでも正体を看破されると、今度は日本に逃走して宮廷官女〈玉藻前〉と化し〝鳥羽法皇〟を唆そうとします。

ところが陰陽師〝安倍泰成〟に看破され、那須野にて遂に討ち倒されたのです。

しかし、その強烈な悪意は凄まじく、死後、肉体は近付く者を総て殺す瘴気石〈殺生石〉と化しました。

これを高僧〝玄翁和尚〟が割り砕き、ようやくにして祟りが鎮まります。

が、それでも石片となった〈殺生石〉は毒を発し続けているのです(これが、実在する有毒石〈殺生石〉の発生伝承であり、同時に金槌を〝玄納〟と呼ぶ由縁です)。


このように〈九尾狐〉は超強力な大邪妖であり、妖怪の中でもトップスターレベルの存在なのです。



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【白原深雪】

名前で一目瞭然ですが、雪女ヒロインです。

邪妖會篇の第一話から〝謎の女子生徒〟として刀志郎の前に現れて、意味深な助言を仄めかして〈邪妖會〉との戦いへと導いていきます。

人間として生活し、人間に肩入れしている彼女は〈邪妖會〉(牽いては雪女界)の裏切り者です。

追っ手である〈白粉婆〉率いる雪女軍団の都市氷結作戦を契機に正体が発覚し、主人公達と共に戦線に立つ事となります。


尚、一応〈大剣斬ヒロイン〉ではありますが、刀志郎との恋愛感情等は芽生えませんし、重要なストーリーキーパーソンでもありません(それは美琴)。

あくまでもゲームバランス的な〈追加キャラクター〉に過ぎません。