今回は『孤独の吸血姫』と並列展開中の『vs,SJK』について……。
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 『孤独~』誕生経緯で少し触れましたが、この作品も遠因雛形は『大剣斬』第三弾です。
 ただし『孤独~』に比べると、その影響は稀薄です(受け継いだのは『宇宙人&UMA』vs『赤髪ハツラツ少女&青髪理知派少女&仲介役少女』というコンセプトぐらいでしょうか)。

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▲遠因的雛型作品『ウォルダイン』の主役三人娘▲
 当時『恋愛シミュレーションツクール』で作成しようとしたギャルゲー(もちろん頓挫www)。
 同ツクールのモンタージュ機能に、頭部やSFスーツを加筆して作ったもの(そうしないとデフォルト収録の脇役と画風が合わないので)。
 加えて言うなら、私の究極萌えである少女漫画家〝あゆみゆい大先生〟のタッチを取り入れたいと模索していた影も見受けられる。

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▲地球防衛軍最新鋭OTFギア〈ウォルダイン〉▲
 こんなロボットに乗って、地球侵略のUFO軍団と戦う予定でしたw
 尚〈OTF〉とは〝Over Technology Feedback〟の
略で、簡単に言えば『UFOの超科学を解析して、地球の現行科学力によって擬似再現しようとした模倣技術』の事です。


 直接的な企画要因は(タイトルで嗅ぎとった鋭い人もいるかと思いますが)大島永遠先生の名作『女子高生』が(最初の)完結を迎え、大ファンだった私が『女子高生ロス』に陥ったからです(大島永遠大先生も先述のあゆみゆい大先生と双璧の萌えなのです!)。
 その後『女子高生』は新シリーズ含め二回復活しましたが、その当時はそんな流れなど露とも思っていなかったので「あの素敵な遺伝子を、せめてマイワールドへ受け継ぎたい!」と……(つまり『女子高生』に終わってほしくなかったワケですね)。
 しかし、私が逆立ちしたって、あの見事なJK世界観が描けるワケもありません(ヤローだし当たり前)。
 あれは大島先生の『女性ならではの感性』と『鋭くもおおらかな人間観察力』あっての無二な作風なのです!(力説)

 で、それは最初から解っていたので、後追いはしない事に割り切りました。
 その代わり「私は私らしく」を念頭に「好きなもの同士を混ぜちゃえ~ ♪ 」とばかりに『SFバトル』の要素と混ぜ、化学反応を楽しむ事にしたのです。
 そして、前述の『ウォルダイン』のコンセプトと重なったワケですね(ま、『ロボットもの』から『変身ヒロインもの』に変わりましたが)。
 結果、JKとは名ばかりの脱線をして、ありがちな『萌バトルもの』に……w
  でも「コレはコレでいいかぁ……出来上がったものが『その作品らしさ』だもんな」とも割りきっています。



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▲新旧対決:天童茜vs. 日向マドカ▲
 赤髪ハツラツ少女というコンセプトは引き継いだものの、マドカは輪を掛けて〝ノリ任せバカ〟に?www
 茜は、もう少しスタンダードな常識人でした。
 今後もマドカほどの〝おバカ〟な凰太郎キャラは生まれないと思う💦

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▲新旧対決:岬葵vs. 星河ジュン▲
 青髪理知派という点は同じ。
 生真面目な性格も同じ。
 沸点が低めなのも同じ。
 ただし葵は『戦う運命の理不尽さ』に苦悩して憤るシリアスな吐露であるのに対して、ジュンは『マドカへの突っ込み』でキレるwww
 いや、もう……苦労掛けてスンマセンね、星河さんw 

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▲新旧対決:藤宮紫宛vs. クルロリ▲
 おそらく全然因果関係が無くなった二人。
 引き継いだのは〝赤髪&青髪の仲介役〟というポジションだけ。
 と、いうかクルロリは自身がトラブルメーカーにもなっているので、仲介役にもなっていないww
 紫宛(しおん)の方は〝おっとり系博愛お嬢様〟でした。
 因みに、彼女のパイロットスーツ姿は描いておりません(そこまでいかずに頓挫したw)。



 あと、美少女SFの金字塔『ダーティーペア』の影響も多大にあるワケですが……コレは今更言うほどでもないでしょう。現存する『美少女SF』のほとんどが『ダーぺ』の影響沿線上なのですから。
 むしろ『SJK』の場合『ウルトラマン』を強く意識した点の方を主張にするべきかも……です。
『毎週のように現れる侵略宇宙人or怪獣を、同ベクトル存在に変身して迎え撃つ』というプロットはもちろん、主人公マドカがメタリックボディに生体変身するのも、また〈アートルベガ〉というネーミングも、原点は『ウルトラマン』に起因しています(〈アートル〉は英語スペルで〈ARTLU〉……〈ULTRA〉の逆読アナグラムなのです)。
 主人公・マドカにしても公開版直前までは〝日向マドカ〟ではなく〝天谷マドカ〟という名前で、コレは〝天谷円〟→〝天(宇宙)+谷円〟→〝円谷〟というネーミングなのでした。
 心底尊敬する『円谷プロ』への、私なりのリスペクトです。


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▲アートルベカ・マドカ▲
 もっと劇中で効果的に演出活用できなかったものか……と、反省頻り。
 結果として、この変身特性(超硬度)よりも、マドカの性格自体によって解決する事が多かったので。




 とりあえず、今回語るのはこの辺まで。
 ですが、この『SJK』も『孤独~』同様、二転三転のテコ直しがあって、ようやく現世界観を形成していきます。


▼小説作品『vs, SJK』▼