さて。お待ちかねですよー。 

(そんな、待ってないか。笑) 


『UNOFFICIAL』全曲解説をいたします。 

ダラダラと書きますので。 

別に解説とかいらね。って方は見なくて大丈夫です。 

本当にオーラルの楽曲を好んで楽曲に魅力を感じてくれるあなたに伝えたいので。 


では。はじめます。 


まず『UNOFFICIAL』とは何なのか。 

最近、『欲望を満たす』っていう部分ですごく違和感を感じていて。例えば、1つの例を出してみるね? 

昔の人(や動物)はお腹がすいたら、木になってる実を手でとって、海で泳いでる魚をヤリなどでとって、ガムシャラに食欲を満たしていました。そこにはルールも規制もなかったわけです。それが本来の【欲】というもの。奥底から出てくる感じのやつね。 


その時の【欲】のパワーって半端なかったと思うんです。 


でも、今ってどうやろ? 

右手にはナイフを持ちましょう。 

左手にはフォークを持ちましょう。 


それではまず前菜から。 

シメはデザートで。 


はい?? 


美味しいお店を食べログの採点で。 


はい?? 


食欲という【欲】を満たす為にルール、規制が絶対必要あるのかな?って


本来の目的とは違うもの(社会性)が積み重なって文化が生まれていって、最近は文化がねじ曲がってきてるように、見えます。 


うーん。なんだかなー。 


まぁある程度ね。ルール、規制の中で生きないとね。迷惑かけてしまうこともあるし、お行儀悪いとか言われちゃうもんねー。(それって他人の目の話ですが)


文化っていうのは、自分以外の人間との(特に複数の人たちと関わる上で)社会性とルールや規制がある中で育ってきました。うん。それは納得。やはりこの世界で他人と生きていく為に、ある程度のルールは必要なんだ。 


でもね。 


いきすぎ。 


社会性が個人の欲にまで侵食してきてる気がする。


音楽で例えてみよっか。 


A:「最近あのバンド流行りなんだよー!!」 

B:え、まじ?うーん今は良さわかんないけど、みんなかっこいいって言ってるし、、、 

合わせとこっかな。。。 

「かっ、、こいいね、、、。」 


こんな会話。または 


こんな、お店の広告だけを頼りに音楽を選んだり。 

『〜ってバンドが好きなら、〜ってバンドを聴いてみよう!!必ず好きになります!!』


自分がどんな音楽を好んで聴くのか、かっこいいと思うのかっていう事は、その音楽に触れて、色んな感情になりたいっていう【欲】やと思うんです。 


それが周りの人によって左右され始めてませんか?周りの空気に合わせてませんか? 

みんながカッコイイって言ってるからカッコイイ!!これが公的【OFFICIAL】だと勘違いしてませんか?? 

それが招く文化の行く末だとしたら、ねじ曲がってしまいませんか? 


そうじゃねーよ。 


そんなとこから一歩ひいた私的【UNOFFICIAL】な部分で。 

あなた自身の耳で聴いて、目で見て。 

好きなら好き。嫌いなら嫌い。 

私的に判断してください。 


俺ずーっと、ライブで言ってます。 

『好き嫌いあって当然!!ライブ見てダサいと思ったならどうぞ帰ってください。別についてこなくていいです。 

俺は本当に心から好きって応援してくれる人と、歩んで行きたいので。』って。 


それでいいんやでー。 


だから、あなた自身が発信で本当に好きって思ったなら、好きな理由なんて別に求めません。ルックスだろうが、音楽だろうが、人柄だろうが。別にどんな理由でもあなたが何かしらの理由で好き!!って判断したんでしょ?それでええやん。って思います。 

自信持って!!(笑) 


それがあなたの未来を本当の意味で豊かにすると思うので。 


そんな願いをタイトルに込めました。 


だから、俺自身も楽曲作る時に色々考えたんよ。もうロックシーンで受けそう。みたいな曲いらねーや。って。(笑) 


今は表現したいことが多すぎるから、ただそれを1番納得いく形で出そうって。 


だから、今回はミドルテンポやバラードが多いように感じます。自分でも昔からコンプレックスだった歌声のクセも存分に出した。自分のルーツもしっかりたどった。メロディで勝負したい!!って腹もくくった。 


一曲一曲に想いがあります。 

枠から外れた私的【UNOFFICIAL】な部分で書いた楽曲の解説をしていきます。 


1.リコリス 

この楽曲はアルバムで言いたいことを1番代弁してくれている楽曲であり、これからのオーラルの音楽に大きく繋がる一曲だからリード曲にしました。当然それがアルバムの一曲目に入れた大きな理由です。 

人間は生きている証を求めます。他人に求められたい。生きている証を他人から感じたい。だから、凍えた心で波風たてないように周りの目をうかがいます。それはまるで『骨まで染み付く彼岸花』です。彼岸花は『死人』という花言葉を持ちます。 

そこで居心地が良くなってしまった時。あなた自身の言葉と想いまで壊します。温度を感じなくなります。死人同然じゃないかな? 

でもね。彼岸花もある季節に絶対に咲きます。強い花なんです。希望に溢れたあなたの未来は、あなたの真を欲します。嘘つかないようにね。頑張っていこうね。 



2.CATCH ME 

知らない人も多いと思うけど。 

この楽曲は行き過ぎた発明や文化について皮肉っています。簡単にいうと『あなた目の前のことをおろそかにしてない??』ってこと。このCATCH ME!って叫んでるのは行き過ぎた発明や文化。『私のことちゃんと捕まえてよ〜』なんて言ってます。(擬人法ってやつなのかな。)自分の周りの便利になっていくものの、行く末ってとんでもない怖いものになりえると思いませんか?俺は思います。(笑) 


これもねじ曲がっていく文化や近代発明を、あなたの目でしっかり見てますか?ってことを言ってるから、アルバムで伝えたいことよね?だから二曲目にしました! 


3.悪戯ショータイム 

男と女を描きました。昔から好きだよねーこういう歌詞。悪戯な女性。 

まぁ、正直に言うとね(笑)一時期、悪戯な女の人に弄ばれてたのよ。(笑)だから、そのこと書きました(笑) 

これは男目線の曲だよ。恋は盲目。病。怖いね(笑)最後のサビはブラックな部分も少し(笑)あ、あとね。気づいたかな?この曲死ぬほど転調してます(笑)こんなんやったん「The BKW Show!!」以来やな(笑) 


4.5150 

これは散々シングルリリースの時に語ったので飛ばします。俺にとってめちゃめちゃ大事な曲なの知ってるよね?うん。 

*アルバムから聴いてくれた人はこちらを読んでみてくださいね。

 https://lineblog.me/oral_official/archives/1061310713.html


5.WARWARWAR 

WARWARWARって字面見てたら、頭おかしくなりそうやない?(@_@)うげー。 

そう!それを題名にしたのにも、理由が。 

これって戦争の歌を歌ってて。題名はその時の精神状態の異常さを字面で表してます。俺は戦争を体験した人じゃないから絶対にその時の辛さとかをリアルには理解できないし、理解してるフリなんかしたくないわけで。でも、人の話聴いて状況だけでも知って。どう考えてもマトモじゃないなーって思ったのよ。だから戦争反対!!とかじゃなくて。ただひたすら頭の中での想像の戦争を歌詞に落とし込んだ。そこの登場人物がどういう心境なのかも落とし込んだ。それで少しでも、俺の頭のイメージをみんなに覗いてもらいたかったです。1つ言えるのは僕の頭の中の戦争は地獄です。皮肉しか出てきません。 


6.エンドロール 

この前ずっと可愛がってくれた、おじいちゃんが亡くなりました。俺の生き方に、誰よりも味方になって応援してくれてた人。じいちゃんね。余命宣告されてから、随分長く生きたの。お医者さんも、びっくりするくらい。 

俺忙しくて全然会いに行けへんくて。でも、1日だけ休みとれたからさ。会いに行ってきてん。泣いて喜んでくれた。手をずっと掴んでくれた。普段起き上がるのも、しんどいのに散歩行こうって言ってくれた。。。 

その日が終わっておじいちゃんは亡くなりました。そしたら、周りの人がみんな『おじいちゃんは拓也に会えたから、安心して息をひきとったんやと思うで。』って。 

その時に書いた曲がこの楽曲です。 

誰もが死ぬ間際に、自分の人生という作品に関わった大事な人を想い出すんやと思います。それが映画のエンドロールみたいやなぁって。俺は大事な人のエンドロール(最期)に自分の名前があったら嬉しいな。って思うし、そんな願いも込めて楽曲を作りました。 

何回聴いても泣いちゃいます。この曲。 

じいちゃんきっと空から星になって見守ってくれてるんだろうな。 


7.DIP-BAP 

あなたの核心に触れたくて書いた楽曲です。よくあるような光が差す感情や夢を語った歌も素敵ですが。俺はやっぱり、あなたが目をそむけて逃げてたような核心の部分に響く歌を歌いたいんです。あなた自身と成長していきたいから。上辺だけの付き合いは嫌だよ。ってことです!サウンド面も僕のルーツであるヒップホップのブレイク感や譜割りを意識してますので、そちらのほうも楽しんでみて!


8.Shala La 

こちらは悪戯ショータイムの逆で。女の子目線の曲。女の欲望のこわ〜〜い部分書きました。これも、実体験。(笑) 

これは、みんなでシャララって我を忘れて踊りたいなーって思ってます!!すんごい楽しくて、でも切なくて。良い曲なんだなーこれが。 


9.不透明な雪化粧 

初めて王道のバラードに挑戦しました。 

冬の雪。ラブソング。うん。王道やんね。 

今まで簡単に書けなかった王道のバラード、ラブソング。だって世の中にラブソングなんて溢れてて善し悪しもピンキリやんか?だから、中途半端な気持ちで書いたらしょうもないバラードになるの分かってて。すごい敷居が高くて。。 

でも、エイミー以来のバラードソングになったと思います。自信作のバラードです。これ書けたからオーラルはリード曲がバラードでも大丈夫なバンドになれるな。って確信しました。ホンマに余計なことはせず直球勝負でサウンドも歌詞も書きました。 

この曲も泣けるなー。。。マジで。。 


10.LOVE 

そして、最後のLOVE。 

最後はこの曲しかなかった。みんなへのありがとうの思いと、みんなへの俺なりの精一杯の告白です。俺の中にもともと光なんてなくて。でも、みんなが気づかせてくれたんです。この2年間みんなのおかげでたくさんの感情を見つけました。だから、オーラルの中で感じた歴史も歌詞の中に刻んでます。 

ありがとう。 

そして、これからもよろしく!!新しい世界に一緒に行こうな!!!俺もう1人じゃ笑えない!!!みんなと行きたい!! 



10曲解説してきましたが。 

このアルバムは、オーラルのファンにとって大切な1枚になって欲しい。オーラルのファンへのメッセージとして書いたからさ。 


山中拓也って浮き沈み激しくて、めんどくさくて、大変な人間です。歌詞にも歌にもステージにも出ちゃいます。めんどくさい人間です。 

でも根本にあるみんなへの愛はこれからどんな形であれ、絶対みんなに届けたいって思ってます。 


こんな僕ですがこれからも僕の紡ぐ言葉、楽曲を聴いてもらえると嬉しいです。 


そして、チームスタッフ含めオーラル一同の本気をこれからも見届けてください。よろしくお願いします。 


長い解説読んでくれてありがとう(^-^)!! 



THE ORAL CIGARETTES 

ボーカリスト 山中拓也