BLACK MEMORYの発売日ということで。

もう8枚目なんやなあ。振り返ってみれば、ほんまにオーラルのこと好きでいてくれてるみんなと一緒に、地道に一歩一歩ここまで来たなぁって感じがします。

とりあえず、1日目!!
タワレコ総合1位いただきました!!
嬉しい!!ありがとう!!

てことで。やっぱり音楽家として1番知ってほしいのは楽曲の事なので。

いつものシングル解説やるね。

M1.BLACK MEMORY
もうすぐ映画【亜人】が始まります(^ ^)
今回は【亜人】の主題歌を担当させていただくということで亜人の世界観もサウンドに落とし込んでいます。

この楽曲は【亜人】を見ながら頭の中で同時進行で作っていきました。
普段は映画を見終わってから楽曲を作っていったりするんやけど。
なぜか【亜人】に関しては、見てる間にメロディもサウンドも頭の中で流れてきたんです。

不思議よね〜。(笑)

でも、それには理由があって。
きっとオーラルと亜人に確固たる『共通点』を見つけていたからな気がします。

じゃあその共通点って?

亜人って原作がかなり過激なシーンがあったり、ストーリーがなかなかグロテスク(褒めてる)だったりするから

それをメジャーシーンに持っていくことってかなり難しいことやったと思うんです。

でも、【亜人】はそれを見事に成し遂げていて俺はそれがすごい嬉しくてさ。

だって、ダークな世界観だとか、人間のドロっとした心理を世の中が受け入れてくれるようになったってことやん?

時代が大きく変わってきてるんやと思うんです。

俺らも、そういう部分で【亜人】と共通するとこがあって。

歌詞が過激だ。ラジオでは流しにくい。
サウンドが基本暗いから爽やかな気持ちになれない、、、とかとか。

やっぱり、昔から俺らも色々言われてきました。

それでも、俺らはこれがカッコいいと思って貫いたし、それを応援してくれる周りの人間を絶対裏切りたくなかったから。

たくさんの同期のバンドが先にドンドン売れていく中で、ずっと悔しい想いで歯を食いしばって我慢してきました。

そして、ファンのみんなと繋いできた時間があって、たくさん一緒に泣いて、笑って。6月には武道館。来年2月には城ホールを迎えれることになった。

俺はメジャーシーンにあがるはずのない音楽が、ここまできたことを本当に嬉しく思うし、ここから日本のポップミュージックの中心を狙いたい。
《ポップミュージックの中心がダークな曲で何が悪い!!!!》
って感じです笑

だから【亜人】にはシンパシーを感じたんよ。

『黒』って負のオーラを一般的に感じさせると思うけど。違うよ。

暗闇がないと光は見えないし。
黒がないと白は生えない。

何かを生かすのが黒だと思うし。
間違いなく俺らは黒に生かされてきました。

だから、タイトルにもBLACKっていれてます。もう誇りだよね。だから黒に対して負のイメージが俺は全くない!!(笑)

おっと。話を戻しましょう。

じゃあ亜人を見て俺は歌詞でなにを伝えたいのか?

亜人のストーリーって
《ただ普通に生きていきたかったのに
亜人の運命を背負ってしまった主人公の気持ち》が中心やと思うんです。

そこから俺はこう思ったんですよね。

生まれる環境は選べないし
父親、母親も選べない。
他にも、どう足掻いても選べないものってのがこの世には必ずあって。

社会の中でも
不条理なことがドンドン出てきて
なんでそんなことが許されるのか?っていうことが許されたりします。

もうこれはね。どうしようもないことです。

でもね、諦めるんじゃなくてさ。

『じゃあ、その選択できない不条理な環境の中で自分がそれでも生きていく理由はなんなのか?』ってことを俺は考えたんです。

これが今回の歌詞のテーマ。

辛いこと、苦しいことがほとんどの中で、それでもステージで歌い続ける理由を俺は自分に問いただしました。

それが歌詞に書いてありますので、
みんなに受け取ってもらえると嬉しいです。

ライブでもすでに盛り上がり半端ないから、もうみんな受け取ってくれてると思うけどね〜〜( ´ ▽ ` )

こんくらいにしとこかな。

ほい。お次は、、、

M2.Flower
この楽曲はバンドの過去とこれからを書きました。一見、恋愛の歌?とか思うかもしれないんやけど。(まあ、間違ってはないか)

メンバーとのことを書いてます。
俺にとってメンバーは運命共同体で。
だからこそ、そこに生まれる不安とか希望とか。そういうものを描きました。
俺はこの楽曲を聴いたらメンバーを、抱きしめたくなります。そんくらい愛の感情を強く出した楽曲です。

M3.接触
もうねえ。これは
自分を殺す気でかきました。
自分の思想、精神性全てをどん底に落とし込んで作りました。

最近さ。みんなから受け止めきれないくらいの愛をもらったり。たくさんの仲間との感情を受け取ったりで、すごい自分っていう人間が成長していくのがわかるのね。おかげさまでLOVEみたいな曲もかけるようになったし。

でもその一方で元々の自分が完全に消えてしまいそうで、怖かったんです。とんでもない恐怖。

だから接触ではもう一度、元の真っ黒の自分を探す作業をしました。

根本っていうやつね。

そしたら、自分でもビックリするくらい負の感情が膨れ上がってて。
そんな自分を、ひとつひとつ確かめるように詩を綴っていきました。

その結果出来たのが接触。

ちょっとインディーズの時の楽曲っぽいね。(笑)
自信作です。


こんな感じの3曲に仕上がりました。

この楽曲達と一緒に
あなたの感情が揺れること
俺の感情とあなたの感情が呼応することを
祈ってます。

山中拓也