夏。
死にたい、というたくさんの声と向き合いながら生きてきた。たぶん、この国で誰よりも。私自身は、死にたいというより、あっちに呼ばれている感覚がこの夏はずっとあった。記憶のない日がわりとある。お前はもうこっち側に来ているべき人間なのだと言われているみたいだった。
誰かの自由のためなら、自分の命は惜しくない、はやく概念になりたい、みんなのために、そう思い始めた頃からかもしれない。そうすると、夏よりももっともっと前のことだ。
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ゆめは、毎日道重さんの夢を見ていた。彼女はめちゃくちゃなことばかりお願いしてくるけど、そしてたまに私は夢のRPGで死にかけるのだけれど、そのお願いを叶えるために生き伸ばすことができていた。夢の中でもひどい目にたくさんあったけど、さゆみのために頑張ってとクソかわいくおねだりされながら、やり切っていた。そうしたら夏の終わりに、現実の方でも突然仕事が入り会えることになった。10日後にあたる私の30回目の誕生日のプレゼントと、シールをたっっっっっっっっっっくさん貼った手紙をくださった。もはや便箋というよりシール台紙、ぐらいの。シールにハマっているので、シールを贈る相手を探しているのだな?と思った。封筒の封を閉じるところに、大きなマカロンのシールを2つも貼ってあった。かわいいな、ほんとうにかわいいな。30歳になることを、一番最初に祝ってくれた。

現実ではなにかの使命感のみでいきていて、やらなければいけない人生の仕事がはっきりわかっているからそれにしがみついていた。
音楽だった。
一週間に一度のペースでMVなりライブ映像なりをyoutubeにアップし続けた。3曲入りのシングルと、20曲収録のアルバムをつくった。取材を受けた。何言ってるかわからない、 という顔をされることもあった。全面的に私のせい、私が感覚的すぎるせいだった。制限時間内に言語化できないとやるせなかった。
フェスにもわりとたくさん出演した。メジャーデビューのとき、わたしはフェスはたぶん向いてないと思うから出たくないな、といつも言っていたけれど、だって夏レジャーをたのしくするようなウェイな曲なんてひとつもないのに。でてみると、思っていたより多くのお客さんが学校とか会社とか行ったり、どこにもいけなかったりした身体で、向き合ってくれた。ふつうに基地外よばわりされることも多かったけど、それはもう、さすがに、物心ついたころから慣れっこだった。

何かのせいでこうなったとかではなく、そういうのがじわーっとあって、それがブツッと途切れる出来事があったというだけだった。
ああこういうのがまかり通る世界なら優しい人は全員無理になってしまうな、という、生きる態度に至近距離で、面食らってしまった。
今私と一緒に大森靖子の世界をつくっている好きな人たちに会えて、好きな人と過ごすもんだから、私は世界がそういうもんな気にでもなってうっすらと気持ちよく錯覚できるのだけど、自分で撒いたピンク色の霧が晴れたらこんなに鮮やかにクソなもんなのか、結局この世は無自覚な殺人が無限に繰り返される地獄で、ひっくり返したいのに、やってもやってもそうはならなくて。

私は誰かを救えていたかな?DMひとつで?音楽で?時間がまだ足りないかな?まだまだやることあるよね?でもなんかもう、 でもなんかもうってなりそうなのを、 なおしたいなーって、思って、それだけなのです。
またわけのわからないことを言っているな、と、思われると思うんですが、何を尽くしてもわかりあえないのも、とっくに慣れっこです。

「アカウントを消して仮想的に自殺する」
これも、ただの、歌詞です。
愛は届いています。ありがとうございます。
毎日DMをくれてたきみは大丈夫かな?気を遣って何もおくれなかったきみの毎日の溢れる優しさがちゃんと報われるといいな?
元気でいてね、私が言うのはあれだけど。笑
ほんの少しだけ待って。

私が、
私の音楽がいろんな人に伝わっていくのを、ちゃんと自己制御して、きれいにみせれるような人だったら、それをばかにされないような人だったら、
私の音楽はライブは当然尊いんですけど、それをちゃんとわかってもらえるように立ち回れたら
みんなをもっと 幸せにできたのにな
どんなにちゃんとみんなのこと歌えたって
その歌ったのを さらに踏み潰されまくって、余計辛くなっちゃうじゃんね ほんとうにすみません
ここからまたどこかいけるかな、みんなといけるかな うー でも
背負ってきたぶんが             全部黒に反転したら


どうしよう



地獄は悪意ない誰かが自分のためだけにつくった理想郷。他人の私には牢獄です。常にあいつらのオナニーに付き合わされている。今日ももれなくまじ地獄。そんな世界自分ごと燃やし尽くして死にたいのに。なんで生きてる、なんで生きてる?意識低いバカをバカだってちゃんという大人居ろよ。もらった名刺とかもらった音源とかすぐそのへんのゴミ箱捨てんなよ持って帰れよ。誰かのおかげで何かができたらちゃんと感謝しろよ。それができなくて誰もいなくなった人に、困ってるならと毎回手を差し伸べて魂連れてかれてただただ損をする。うんざり。一年近く、優しさアダで返ってきすぎてほんとになんで生きられてんだろってかんじだよ。人に感謝できないとか、あたりまえのことに気付けないガキが気持ちよくなってんじゃねーよ気持ち悪りい。

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