今回のアルバムの一曲目ザ・レジスタンスって曲で、堀江晶太くんと共作って形で一緒に曲を書いてるんだけど、彼についての話をちょっとだけするね。



私の人間関係の中で本当に数少ない親友と呼べる人間が彼で

遡るとお互いが高校生の頃の話になるんだけど、当時動画投稿サイトの関係で知り合ったのがもう10年前の話で

仲良くなって一緒に遊んだりするようになったのがだいたい19歳くらいの頃

俺は大学で上京してきて、そんで2年ですぐに休学して音楽に没頭するんだけど

色々あったあと(本当にとても色々あった)(なんなら彼の家に住んでたくらい)彼と一緒に今は無きNaked City.ってバンドを結成します。



当時は右も左もわからずにとりあえずなんかバンドやろうぜってことで始めるんだけど

2年か3年かしたらそのバンドもなくなってしまう

理由としては、思うように自分たちが描いていたステージとかに届くことが出来ずに

段々と活動に対する熱量とか燃料があまりなくなってしまって、もうちょっとバンドはお休みしようか。って感じでふんわり活動しなくなった。

それが多分俺が23歳とかそのくらいの時期。



実は本格的に作曲を始めたのがそのくらいの時期で、バンドでは晶太が作曲をやっていたんだけど

バンドがなくなってしまって、でも飲食店でチョコとおちょこを間違えてしまって音楽で食べていくことを決意したのもそのくらいの時期で

作曲も出来ないとどうしようもねえなと思って私は曲も作れるような機材をまとめてドバっと買うわけです。



彼とは文字通り寝食ともにした時期もあり、音楽の根本的な部分こそ違うものの

夢見た時期に色々な音楽を一緒に聞いて育った関係でもあるので、それはもうことクリエイティビティーな考え方においては多大な影響があります。



その後彼との関係は一緒に温泉に行ったり 彼の曲でギターを弾いたり 逆に俺の曲で彼にベース弾いてもらったり 仕事を紹介したりされたり

まぁ普通に仕事仲間であり友人ですね。



そんな彼がバンドを始めたよって聞いて、なかなか予定が合わずに見に行けなかったんだけどようやく見に行けた日があって

その日はすげーかっこいいなあって気持ちと自分でも意外なことにすこしだけ羨ましいなあって気持ちがあって

自分は当時はバンドはやってなくて、ギタリストとして作編曲家として駆け出しのあたりだったんで

自分がアーティストとして表に出てステージで演奏することってもう無いかもって思ってたんだよね。

でも彼はバンドを初めて、自分の表現欲求みたいなのを発散する場所を得られて、それが自分でも意外に思えるくらい羨ましいって感情があって

なんだ、お前もそういう欲があるんだなって思いが彼に対しても、自分に対しても感じてたのを覚えてる。



そんでその日その会場でなんと赤飯と5年ぶりくらいに再会すんのね。

面白い縁だよね。

それがあってもなくても、その後赤飯のソロツアーのサポートをするんだけど、まさかそこから自分もバンドを始めるとは思わなかったよね。



まぁその他、バンドと彼との経緯は置いとくとして、私と彼との縁はそんな感じ。

私にとって彼ってやっぱりすごいやつで、才能豊かで、努力も惜しまず、そしてプライド高くて、頭がいいがとても馬鹿で、しかし尊敬してやまない1人の人間であり。

こんな風に彼と自分がまた一緒になって、アーティストとして(これ重要)音楽を一緒に作ることが出来たことって結構自分にとっては事件です。

本当にすこしだけ報われた気分。

でも、ガス欠で動かなくなったホコリだらけの車を見捨てたことのある自分らにとって

この一匙の感情は何にも勝る燃料であることはとってもよくわかってるつもり。

これがあるからしばらくは走り続けられるな。



というわけで、楽しみにしててくれよな。