こんばんは。レベル27の奥田です。

前回の記事では自分たちのことを書きました(読んでくれた人ありがとうございます)が、今回は7/22(土)レベル27も出演させてもらう16ビートアザラシフェスの主催者であるEmu sickSというバンドについて(Wikipedia風ではなく)書きたいと思います。


それではレッツゴー!

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Emu sickS

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◆Member

 【L→R】16ビートはやお(Dr) 大善(Ba) 中嶋(Vo&Gt) 山口(Gt)

 

◆About

 朴訥とした若者が奏でるダンス・ミュージックは日常をえぐるほどエモーショナルだった…!

 2008年某日、大阪・堺にて結成。 『浪速のBloc Party』の異名を持つとおり、そのサウンドはポスト・パンク・リヴァイバルを彷彿とさせる。しかしながら、そのサウンドに乗せられる歌は、日常の生活にどこか疲れた若者の等身大が切り取られている。

 そんな彼らのライブは平日の鬱積を晴らすかのごとくエモーショナルが炸裂し、共感を呼び、ここ最近間違いなく注目を集めている(と信じている)。

 

◆Other

 『16ビートアザラシコンピ』と銘打った16バンド参加無料コンピを2015年より毎年主催して配布している。参加バンドの物販は勿論、ライブハウス、各地のレコードショップに設置してもらうなど、全国各地に展開し、どの箇所でも反響を呼んでいる。「単純にライブが良いと思ったバンドが広まって欲しい!(ついでにEmu sickSのことも知ってほしいな…!)」との願いが込められているため、受け取ったことのあるそこの貴方、良いと思ったバンドのライブに是非足を運んでみてくださいね!! 


(公式ホームページより引用)






ふむふむ、と最後まで読み終えたところでまずツッコミたいのが、◆Member【L→R】16ビートはやおのところ。



僕を含め、Emu sickSが好きな人はもう麻痺してしまっていると思うのですが、16ビートはやおという名前、冷静に考えて変じゃないですか?





16ビートとは


  • 16ビート(シックスティーンビート、じゅうろくびーと)とは、ドラム・ビートの態様の1つで、4分の4拍子で16分音符を基本単位としたビート。2拍目と4拍目にアクセントをおくバックビートのスタイルを持つ。ジャズとロックが融合して、1960年代後半に生まれたとされる。フュージョンのスタイル。ベースとなる音の数が多いので、ドラムスの演奏では難易度は高い。(Wikipediaより引用)。



なるほど。
要するにツクツクタン、ツクツクタン的なリズムでドラムを叩くということですね。

文字ではわかりづらいので、実際に映像で見てみましょう。































はっやい。




再生後7秒辺りから16ビートが始まっていますが、16ビートはやおという名前が相応しすぎる速さです。18秒以降はもう速すぎて止まってるように見えます。


格式高い音楽家やドラム講師の方に「そんなに速くしちゃいけないよ!」的なことを言われてしまいそうなぐらい速いですが、そんな理屈を超えてかっこいいです。

何より僕ははやおくんのドラムが好きです。めちゃくちゃかっこいいもの。


ちなみに彼はライブでアンコールがかかったときに出てくるのもはやいです。

見習いたい。




さて、16ビートはやおという名前の由来もわかったところで、次はEmu sickSというバンドについて書きたいと思います。



結成が2008年ということは、来年で結成して10年になるということですよ。

10年間同じメンバーで活動し続けるということは本当にすごいです。なんせレベル27は結成して半年足らずでドラマーが脱退しています。





さあ、ここでそのキャリアに裏付けられた彼らの楽曲を聴いてみましょう。





Screw Driver(2014年)


ボトルシップ(2015年)

ファイアーバード(2016年)

トランジスタ(2017年)






















かっけえ…





16ビートはもちろんのこと、イントロのギターリフがめちゃくちゃかっこいいです。

Emu sickSは始まった瞬間にテンションが上がる曲だらけなのですか、どの曲もイントロがかっこいいからだと思っています。
更にそこにグッとくるメロディラインの歌が乗っかって、歌えるギターリフ+歌いたくなるメロディという最強のコンボが完成です。1ターンでサレンダーです。



話は少し変わりますが、僕が所属しているレベル27というバンドは結成して1年ぐらいです。
ただ、僕個人としての音楽歴は7〜8年になります。

そんな中でのEmu sickSとの出会いは2012年のこのイベントでした。

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僕はHOLGAというバンドで活動していて、この時点で解散することが決まっておりました。




ちなみにどんなバンドだったかというと




































くっらい







お世辞にも明るいとは言えません。


ですが、当時作った曲も詞も全てが僕にとっては宝物で、僕の全てでした。



しかし当時の僕は無駄に尖っていた上に臆病だったので、他人を寄せ付けない空気を放っていました。

バンドマンの友達も大阪にはオオタくんしかいません。マジ反省せえの極みです。


先日、16ビートはやおくんがこの日のことを振り返って「奥田くん雰囲気怖いしMCで死にたかったので家から出たくなかったけど今日がんばって来ました的なこと言うし、絶対仲良くなられへんと思った。」と言っていました。








すみませんでした。




そんな出会いだったにも関わらず、今は仲良くしてくれて(いると勝手に思っている)本当に嬉しいです。



そして彼らが主催する16ビートアザラシフェスが明日7/22(土)に開催されます。

我々レベル27の出演も決定しております!パチパチパチパチ!


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※レベル27はFANJ twiceで13:40からです。




さらにこの日から16ビートアザラシコンピという無料のコンピレーションCDが配布開始されます。


我々レベル27もコンビニエンスシンドロームという曲で参加させてもらっています。パチパチパチパチ!


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この日のチケットはこちらから↓

16ビートアザラシフェス – レベル27
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この16ビートアザラシコンピ、収録させてもらうために早めに楽曲を提出しないといけなかったのですが、レコーディングが思ったよりも長引いてしまって、提出するのが大幅に遅れてしまいました。




















すみませんでした。









そんな反省も踏まえつつ

7/22(土)
16ビートアザラシフェス
FANJ twice 13:40〜


レベル27をどうぞよろしくお願いします。




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余談ですが、ボーカルの中嶋くん。

みんなからなかじんという愛称で親しまれています。

でも、中嶋と書いてなかしまと読みます。


ほんのりとSEKAIがOWARIそうな彼。

ありがたいことに彼も僕と仲良くしてくれている(と勝手に思っている)ので、僕は彼を誘って同じボイトレ教室に通っていました。



でも何も言わずに勝手に辞めました。































すみませんでした。
















奥田大地


こんばんは。奥田大地です。
早いもので、このブログを始めてからそろそろ2週間が経とうとしています。

投稿した記事を読み返してみたのですが、派遣のアルバイトでズボンを2枚履くことによって公然わいせつ罪を回避した誕生日間近の27歳フリーターバンドマンということしか伝えられてない気がしするので、今回は僕が所属しているレベル27というバンドについてWikipedia風に真面目に書いてみようと思います。

長くなりそうなので、無理だと思ったら途中で読むのをやめてもらって涼しい部屋で麦茶でも飲んでくださいね。

それではどうぞ!


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レベル27

レベル27は、奥田大地、オオタ13月、星野・J・隼一、くぼようへい、アトモスフィア◯◯(サポートメンバー)の5人からなる大阪のツインボーカルスリーギター心情系ギターロック着脱式覆面バンド。読み方はれべるにじゅうなな。愛称はレベニー。


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基本情報

出身地 🇯🇵日本・大阪
ジャンル 心情系ギターロック
活動期間 2016年7月25日 -
事務所 無所属
公式サイト 

メンバー      ◾︎奥田大地(Vo,Gt,リーダー)
                      ◾︎オオタ13月(Vo,Gt)
                      ◾︎星野・J・隼一(Gt)
                      ◾︎くぼようへい(Ba)
                      ◾︎アトモスフィア◯◯(Dr)

旧メンバー ◾︎アトモスフィア岸上(Dr)


この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。


^   概要
ある日「音楽で人気者になりたい!」とオオタ13月(Vo&Gt)が奥田大地(Vo&Gt)を誘い、人気バンドの楽曲を紙袋を被って演奏した映像をSNSにアップし始める。
その後、「人さまの楽曲を演奏するだけで人気者になれるほど甘くはない」ということに気付き、オリジナル曲を作り始める。

幾度かのメンバーチェンジを経て、2016年6月27日にバンド名がレベル27に決まる。同年7月25日にインターネット上でその存在を公開し、8月20日に初ライブを行う。それ以降、コンスタントにライブを行っている。

レベル27という名前は「偉大なロックスターが亡くなる年齢」である27歳のときに結成したことも由来の一つであるが、実はベースのくぼようへいは一つ歳下である。

メンバーそれぞれに担当カラーがあるのが特徴。


^   メンバー
赤色 - 奥田大地(おくだ だいち)
Vo&Gt。作詞作曲も手がける。明るい根暗担当。バンドのリーダーであり、バイト先でもリーダーを務める。バンドの曲の他にも様々な楽曲を作ることが得意。好きな食べ物はバナナ。


青色 - オオタ13月(おおたじゅうさんがつ)
Vo&Gt。作詞作曲も手がける。奥田とは結成以前からの付き合い。バンドの繊細な部分を担っている。透明感のある歌声が特徴で、楽曲に奥行きをもたらしている。好きなキャラクターはスヌーピー、ぼのぼの。


緑色 - 星野・J・隼一(ほしの・じぇい・しゅんいち)
Gt。楽器をこよなく愛する。バンドの音作りをほぼ全て担当している。エフェクターを作ることも得意としており、オオタに自作のエフェクターを貸している。バンドの音をすぐにまとめることができるので、一部では「音が見えている」と噂されている。


桃色 - くぼようへい
Ba。メンバー内で唯一の歳下。サブカル担当。絵を描くことが好きで、物販のPOPは全て彼が担当している。サブカルな面が持ち味ではあるが、ベースの腕も非常に優れている。基本的に多才。


※2016年12月18日までアトモスフィア岸上(黄色)がDrで在籍。兼任していたバンドでの上京を理由に脱退。それ以降はサポートメンバーと活動を行う。サポートメンバーは「アトモスフィア」の名を担う。


^   略歴
     2016年
◾︎  6月27日 バンド名がレベル27に決まる。

◾︎ 7月25日 活動開始。

◾︎8月20日 アメリカ村FANJ twice 「ボイソニック2016」にて初ライブ。

◾︎9月22日 2回目のライブにして初の自主企画、「レベニーの森1」を開催。共演者が豪華だったおかげで動員が100名を越える。この日より1st CD「▷ゲームをはじめる」の販売を開始する。

◾︎9月24日 ツインボーカル、スリーギター、心情系ギターロック着脱式覆面バンド「レベル27」× 若き奇才クリエイター「丸米。」のコラボ作品と題して「ポンデリングを手離すな!」のアニメーションMVが公開される。

◾︎10月8日 南堀江Knaveにてミナミホイールのエディションイベント「16ビートで寝カセナイブ」に出演。呼んでくれたEmu sickSに心から感謝し、「来年はミナミホイールに出たいね」と闘志を燃やす。

◾︎12月18日 心斎橋FANJにて2度目の自主企画「レベニーの森2」を開催。被るとレベニーくんに変身できる「レベニーくん変身トート」を販売開始するが、窒息する恐れがあるため被ることは固く禁止している。この日のライブをもってドラムのアトモスフィア岸上が脱退。

2017年
◾︎ 2月 秘密基地スタジオにて長期間に渡るレコーディングに突入。スタジオに籠りきりの日々を過ごす。

◾︎5月 ヨルニトケルのツアーに帯同させてもらい、初めて大阪府外でライブをする。20代後半の男が揃いも揃って運転免許を持っていないことを恥じ、全員が免許を取ろうと決意する。

◾︎ 6月10日 心斎橋FANJにて3度目の自主企画「レベニーの森3」を開催する。この日より2nd CD「▷ゲームをつづける?」の販売を開始する。

◾︎7月2日 夏福2017に出演。「このイベントと一緒に大きくなっていきたい」とメンバー全員で誓う。



^   作品

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1st CD「▷ゲームをはじめる」
1.ポンデリングを手離すな!
2.はないちもんめ
3.誰かの綺麗事
4.???
¥627(会場価格¥500)

ジャケット:朝倉チサト

通販

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2nd CD「▷ゲームをつづける?」
1.チャイナドレスを着て
2.ロックマンしたい
3.ちゃんと悲しいよ
4.コンビニエンスシンドローム
5.???
¥1,000

ジャケット:朝倉チサト

通販



^   外部リンク




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以上です。

正直途中で何度も書くのが嫌になったので、あなたもきっと何度も読むのが嫌になったことでしょう。


もしくは途中をすっ飛ばしてここまでスクロールした人もいるでしょう。


それでもいいんです。ここまで辿り着いてくれたんですもの。


結局何が言いたかったかというと、レベル27のことを応援してねということです。


"レベル27を結成してからこれまでのこと"はこの記事に書いたので

"レベル27のこれからのこと"はリアルタイムで見ていてほしいです。


今までの僕らを見てくれていた人や、いつも応援してくれている人ももちろん同じですよ。

応援してくれること、好きでいてれくれることがいつもめちゃくちゃ励みになっています。
本当に本当にありがとう。これからもどうかよろしくね。

たくさんのパワーをもらっていること、どうしても伝えたくなっちゃいました。
















あとはことあるごとに「レベル27いいわ〜」ってブログやTwitterに書いたり無理矢理にでも友達をライブに連れてきてその友達にCDを買うように勧めたりライブに来れない友達には通販で買うことを勧めたり「奥田さん好きマジらぶパネェ」的なことをTwitterに1日100件書いたりしてくれたらもっと励みになります。


























何か見えました?見えてるわけないですよねよっしゃセーフしめしめ。



^   ライブ情報

◾︎ 2017年7月22日(土)
Emu sickS presents 「16ビートアザラシフェス」
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レベル27はFANJ twiceで13:40からです。

チケットはこちらから↓




◾︎ 2017年8月4日(金)大阪福島2nd LINE
夏福後夜祭 -君となつふく-
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チケットはこちらから↓





◾︎ 2017年9月13日(水)大阪梅田Zeela
FM802 RADIO∞INFINITY×TOWER RECORDS梅田マルビル店 presents 「ライブハウスは遊び場です。」

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チケットはこちらから↓




ライブでお会いしましょう😊








奥田大地



〜前回までのあらすじ〜

何だかんだあってズボンの上にズボンを履きました。

前回の記事・派遣アルバイト①はこちら→https://lineblog.me/okudafukuro/archives/533552.html



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集合場所の駅からリーダーに案内されてゾロゾロと現場に向かう派遣アルバイターたち。

ここで軽くそのメンバーの印象を見たままで紹介していきたいと思います。




1人目:どう見ても力仕事慣れしているであろうガタイの良いお兄さん

格が違うとはこのことでした。




2人目:これまた力仕事慣れしているであろう日本語ペラペラのイケメン外国人さん

細身でスタイルが良いのに漂う風格がベテランでした。




3人目:どう見ても力仕事慣れしていないヒョロリとした男の子

後で聞いたらまだ成人していないとのこと。とってもフレッシュです。




4人目:交通費を申請しているのに集合場所まで自転車で来たガタイの良い爽やかお兄さん

爽やかなのにムキムキで羨ましかったです。何よりもこの日はドシャ降りの大雨だったにも関わらず自転車で来たことにポテンシャルの高さを感じました。



このメンバーに、リーダーと誰から見ても役に立たなさそうなヒョロヒョロの僕を加えた6人で今日の現場に向かっておりました。


「さあ!ここが今日の現場ですよ。」


そうこうしている間に現場に到着です。


その現場とは。






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某大企業の大阪本社ビル。







うおおおお…。

今後自分みたいなもんが立ち入る機会なんてないだろうなと思うほどの大企業ビルでした。



ここでリーダーが軽く説明を始めます。


「えー、みなさま今日はお集まりいただきありがとうございます。今日の現場はこのビルで、搬入か搬出かどっちかわからないんですが、まあ荷物を入れるか出すかだと思いますので、そんな感じでよろしくお願いします。」
























説明がアバウト。















「で、まあまだ何も指示がないので、現場から指示があるまでここで待機していましょうか。」



















この大雨の中…?










大雨の中、困惑しながら特に会話もなく立ちすくむ初対面の男たち。

永遠とも感じられる気まずい数分間を過ごした後、ようやく現場から指示があり、屋根のある裏口前の広場に移動しました。

そこには他の派遣事務所から派遣された方々がすでにいらっしゃったので、軽く挨拶を交わし、それが終わった頃、

「そしたらみなさん、この制服に着替えてもらいましょうか。」

とリーダーがおもむろに制服を配り始めました。

























え、外で?
















またしても外です。
しかも今度は全員です。



明らかに困惑している一同。
この日は大雨なこともあり、湿度も気温も高く、かなりの蒸し暑さだったので、みんなTシャツ一枚で現場に来ていました。

Tシャツを脱ぐと外で半裸になってしまう、かと言ってから制服を着ると暑さで灼熱地獄行きになるという苦渋の選択を迫られた我々でしたが、困惑の果てにヒョロリとした男の子がTシャツを脱ぎ始めました。


「これは自分も後に続いてTシャツを脱ぐしかない!」と、Tシャツを脱ごうとしたそのとき。



「あ、外やから裸にはならんといてな。」とリーダー。




















全員灼熱地獄行き決定。

















しかもズボンも2枚履いている僕。














終わった…。

諦めてTシャツの上から制服を着ました。




そして、このタイミングで重要なことに気付きます。



























カッターナイフ忘れた…。
















昨日の派遣事務所の方との電話を思い出してみます。

「明日のお仕事にはカッターナイフとラバーグリップ(滑り止めのついている手袋のこと)を持って17:30に駅の◯番出口に集合してください。」


ラバーグリップは家になく出勤途中で買ったので忘れることはなかったのですが、カッターナイフは家にあったので油断しまくって忘れてしまいました。


「どうしよう…。隙を見て最寄りのコンビニに買いに行くか…。でもこの近辺にコンビニなんてなさそう…。どうしよう…。」


とソワソワしていると、今回のお仕事の総責任者(リーダーより偉い)が到着してしまい、朝礼が始まりました。



「おはようございます。今日は一日よろしくお願いします。今日はこちらのビルの14階にある一室から、荷物を1階に下ろしてトラックに積んでもらいます。荷物は全て廃棄するものなので、トラックに積んで、別の地域にあるゴミ廃棄センターに全て降ろしてお仕事終了です。なので、本日の帰りの駅はここではなく、〇〇駅になりますのでよろしくお願いします。」

















聞いてない…。












その帰りの駅は聞いたこともないような駅で、調べると家まで1時間以上かかるところでした。なんてこった…。



そして朝礼を終えたタイミングで今日のお仕事に必要な資材が積まれたトラックが到着しました。
それを見たリーダーが先陣を切って持っていた荷物やカバンを地べたに置き、トラックから資材を降ろしていきます。

それに続くように他のみんなも荷物やカバンを地べたに置いて資材を降ろすのを手伝います。


























あ、荷物地べたに置くんや…。
















雨で地べたは濡れています。なんてこった…。

しかしそうするしかなかったため、僕も荷物を地べたに置き、トラックから資材を降ろしました。



資材を降ろし終わると「奥田くんか〇〇くん(ヒョロい男の子)、どっちか1階の正面入り口前に立って、人が出入りしそうになったら裏口に誘導する係やってくれへん?」と言われました。


これから重い荷物を運ぶお仕事が待っている中、こんなに楽な係はありません。

正直喉から手が出るほどやりたいです。



しかし、

「あ、じゃあ、俺、いっすか?」


とヒョロい男の子。












とられた。






喉から手が出るほどやりたかったのに10歳ほど年下の男の子にあっさりと取られてしまう僕。


「ブログに書くネタが欲しかったし、何より年下の男の子に楽をさせてあげる方がいいし…。」と自分に言い聞かせてはいましたが、先に手を挙げてさえいれば楽できたのにと引きずる器の小ささです。




そんなこんなでお仕事がスタートしました。

僕と数名が14階に上げられます。



「俺らは荷物をエレベーター前に持っていくから、奥田くんはその荷物をエレベーターに乗せて1階におる人に渡してまた戻ってくるのを繰り返して。」とリーダー。











楽だ。








完全に体つきで判断してくれています。
さっきまで引きずっていたのが嘘のように気分晴れやかです。
(それぐらいしか役に立ちそうにないと判断された自分の情けなさは一旦置いておきます。)


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こちらがエレベーター内の様子です。

重そうに見えますが、楽に動かせるように台車に乗せてくれた状態でエレベーター前まで運んでくれるので、とても軽いです。

僕はそれをひたすらエレベーターに乗せて下に降り、1階で待機してくれている人に渡していきます。

冷房が一切効いていないことは辛かったですが、作業的には簡単で、スイスイとこなしていけました。
ただ問題なのが、一回につき荷物を4つまでしか積めないということです。

ビル内にエレベーターは8基ほどありましたが、それらはビルの従業員用で、荷物を乗せるためのエレベーターは1基しかありませんでした。

さらに、その荷物用のエレベーターを利用するビルの従業員さんもいらっしゃったため、1階と14階の往復だけでは済まず、途中の階で停止したり、地下まで行ってしまったりと、なかなかスムーズにはいきません。


最初は「僕らは作業させてもらってる身やから、エレベーターに乗ってくる従業員さんを優先してあげてね。」と言っていた社員さんも、次第にイライラし始め、しまいには「なんで他にエレベーターいっぱいあるのにこのエレベーター使うねん。」と言い出す始末。


本音を隠せなくなっている社員さんを横目に、やれることをやるしかないと必死にがんばっておりました。


そして作業も中盤に差し掛かった頃。


これまで黙々とこなしてきましたが、ふと我に返ってしまいました。


















なんでスボン2枚履いてるんやろ…。






そうです。ついに暑さが限界です。

冷房が効いていないエレベーター内の暑さは尋常じゃありません。
それなのにスボンを2枚履いている僕。冷静に考えて意味不明です。



一旦エレベーターを降りてトイレでスボンを1枚脱げないかと考えましたが、きっとその間にエレベーター前が荷物で溢れてしまいます。


そこで僕は考えました。
エレベーター内は密室で、基本的には僕しか乗っていません。

1階から14階に上がるまでの間、かなり時間があります。

その間に下に履いているスボンを脱いでしまおうという作戦です。

いける。絶対にいける。

もしかしたら何かに目覚めてしまうかもという不安も頭をよぎりましたが、やむを得ません。

さあ脱ぐぞとベルトに手をかけたそのとき。


















ピンポーン










エレベーターが3階で止まり、ビルの従業員さんが乗ってこられました。





















あっぶねえええええ


















もう少しで奥田大地(27歳・無職・自称アーティスト・公然わいせつ罪)になるところでした。






それ以降完全にビビってしまった僕はスボンを脱ぐことを諦め、早いことお仕事を終わらせてしまおうとテキパキと作業を進めていきました。


その甲斐もあってか、20:30頃には下ろす荷物もほとんどなくなり、部屋に散乱している小物類をダンボールに詰める作業のお手伝いをしておりました。


そして21時頃、このビルでの全ての作業が終わり、あとは移動してトラックに積んだ荷物を降ろすのみとなりました。


他の派遣事務所の方が先に何人か移動して降ろし作業を進めてくれているとのことでしたので、そんなに時間はかからないだろうとのことでした。

残って作業をしていた僕らの派遣事務所の方々と、リーダーよりも偉い総責任者で車に乗り込み移動開始です。

その車内で総責任者が電話で降ろし作業の進み具合を確認してくれていました。


数分後、電話を切った総責任者が、おもむろに「よし、みんな今日はもう終わりにしよか。」と言いました。














あれ、終わり?








電話で確認した結果、降ろし作業はほとんど終わっていたそうで、こちらはもう解散してもいいとのことでした。
棚からぼた餅とはこのことです。


あれほど気にしていたカッターナイフを使うシチュエーションが1mmもなかったことももはやどうでもよくなりました。




そしてビルの最寄駅から1つ隣の駅で車から降ろしてもらい、今日のお仕事を終えました。


意気揚々とみんなで帰路につく中、交通費を申請しているのに集合場所まで自転車で来たガタイの良い爽やかお兄さんがポロリと呟きました。











自転車取りに行くためだけに1駅だけ電車で戻らなあかん…。









悪いことをすると何かしらバチが当たるのだなと思った夜でした。


もしかしたら僕がスボンを2枚履かなければならならなかったのも、何かのバチが当たったのかもしれませんね。
日頃の行いには気をつけようと思いました。




そして、無事に家に帰り、一息ついたところで大変なことに気付きました。














ベージュのズボン返すの忘れてた…(履きっぱなしで帰ってきた)。

















〜完〜

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