ブログを書きます。

こんにちは。
先日4/3に、岡まこと3rdフルアルバム「アンデッドフィロソフィー」が発売し、東京・大阪・札幌でリリースワンマンツアーでした。ご来場頂いた皆さま、ありがとうございました。
こんな僕みたいな人間のオープニングゲストに出てくれた篠山くん、オオタくん、プロデュースだけでなく札幌ワンマンのサポートの演奏にも出演してくれたジュンキさん、どうもありがとう。

アルバムの内容について、歌の観点から言及することをこれまであまりしてこなかったので、今回は少しだけ触れてみようと思う。と、その前に、

全体のプロデュースのナカムラジュンキ氏、
演奏で参加してくれた
ギター松本晃貴 氏(パレードパレード) M-1.M-2
ベースで参加してくれた合月亨 氏(Ao)M-1.M-2
ベースで参加してくれた岡正倖 氏 M-3.M-5.M-8.M-9.M-10
アートディレクション・デザインで参加してくれたアツモマユミ 氏、

本当に素晴らしい編曲・演奏・デザインをありがとうございました。


では改めて、うまくかけるかわからないけど、楽曲に少し触れてみようと思う。

1.アンデッドフィロソフィー
こんな歌を作る意味、全然わかんないけど、受け取り手を探すために歌うのだ、と度々思う。
従来の弾き語りでは淡々としたテンポで演奏していたものが、ギターロックに生まれ変わった。
弾丸のごとく駆け抜けていく言葉を、しっかりと歌いました。
実はこの曲、歌録りではわざと最後に録音していて、少し声がざらつき始めたぐらいの感じで歌っています。その方が自分の表現したいニュアンスになると思って。 この曲はとにかく、自分の中の取り繕う気持ちを少しでも減らして臨みたかったので、思うようにできて満足している。

2.リビングデッド
何に対しても無神経であれば、もっと楽に生きていけるのにと思う。
2コーラス終わりからの盛り上がりがとても好き。
歌はAメロとBメロは淡々と、サビは歌と叫びの中間の気持ちで歌っています。
ジュンキさんも自分で言ってたけど、鐘の音が効いている。

3.君はリスナー
このままの事を考えているので、自分の目の前の人達に話す気持ちで歌いました。売れていることも売れていないことも悪いことではないけれど、自分にとって、今の自分の状況を見つめて誰かにきちんと話す必要があると思い、この歌を作りました。
生き続けるということ自体が、今の自分にとっては終身刑なのかもしれない。じゃあこの独房をどう過ごそうか、と考える。

4.カーテンヲクビニマイテ
幻覚と白い部屋、残る痣。すべてを捨てる人間と、それを思いとどまる人間に、大した差はないと思う。
このアレンジをジュンキさんからもらった時、心底驚いたし、とても好きなアレンジだと思った。
声の芯を残しつつ、自分の魂を少しずつ浄化させていくイメージで歌った。

5.紡ぐ
言葉を発して、また次の言葉を発すると、その言葉と言葉がまるで衣服を構成する糸のように関係性を紡いでいく。それが大切なのに、好きになったり、得意になることが出来ない。
あくまで主観になってしまうのだけど、イントロから都会の夜の雰囲気が漂っていて、そこからサビに到達した時の気持ちの爆発が、聴いていて気持ちの良いアレンジでとても好きです。気持ちの揺れを細かいニュアンスで歌い、サビはしっかり歌いました。

6.月が眠る日
関わる全てに迷惑をかけそうで、後ろめたい。
生きていたってしょうがない。
でもせめて歌だけは、誰かに見てもらわなくては、その努力をしなくては、と思っている。
ラスサビ前は自分のすべてをそこに置く気持ちで歌っています。
 

7.非行少女
一人の少女の諦観を歌にしました。
「自分はなにをやっても人並み以下である」ということ自体が、自分の存在を否定していて、それでもそれを抱えながら生きていく少女の歌。
歌は読み聞かせの気持ちで歌っています。

8.夜の豚
生まれ変わったってこの意思があるうちは何も変わらないと思うから、せめてなにかどうにかならないもんかな、という歌。
攻撃的に、前へ前へと歌った歌です。
最後に歌録りをした曲だったな、たしか。

9.ばかもの
「僕のいない世界に還りたい」。ただその気持ちを歌にしました。
地獄のお友達同士、仲良くやりましょう。
歌い上げ過ぎず、気持ちをちょうどよく乗せながら歌いました。

10.ユートピア
「伝えたいことを伝えられる、受け止められる」という奇跡を歌いました。
ダイナミクスに気をつけながら、演奏に華を添える気持ちで歌っています。


最後にいくにつれて短文になっているけれど、手を抜いているわけではないです。笑

それからリリース記念グッズのトートが完売しました。発売して一週間経ったあたりでこのスピードで売れてくれるのは嬉しい。ミラーも少なくなってきているのでお早めに。

ああ、そして絵も完売しました。手にしてくれた方々ありがとうございます。


そして7月、東京・広島・札幌でLIVEがあります。

7/2(月)下北沢WAVER 弾き語りワンマン
7/4(水)広島ヲルガン座
7/7(土)札幌Ten to Ten(札幌駅付近の方) 投げ銭LIVE

広島は深居優治くんが呼んでくれました。
いつもありがとう。

是非みなさん会場へ。そしてCDも。



▼公式通販
http://okamakoto.thebase.in/


▼LIVE予約はこちらから
http://okamakoto.com/contact.php


自分のスマホに保存してある、昔の画像を眺めていた。たかだか数年前の話だけれど、僕は少しずつ少しずつ、後ろ向きになってきていたのだろうと思う。写真の質がどうこうということではなく、目を向けて写真に収めているものが今よりも瑞々しい。そしてそれを他人に見せることを、今ほどは恐がっていなかったのかもしれない。

個人のSNSをほとんどやめた今、あれで本当によかったのだろうか、と思うこともなくもない。

少なくとも、目に見えて積み上げてきたなにかが、いくらかは失われただろうと思う。

けれど、それでも限界だった。理屈を抜きにして、一刻も早く逃げ出したかった。日々減退していく自信をむき出しのままにしておけば、それは現実逃避に変わり、また他人を傷つけてしまうと思った。それが苦しかった。

今僕は毎日、淡々と本を読んで音楽を聴いて、曲を作って練習して、を繰り返している。みんな(と言っても今となっては誰を指していいのかもわからないけど)は元気にしているだろうか。


またいつか、きちんと落ち着いて、みんなの前に思っていることを少しずつでも出せるようになったら、なにか始めたいと思う。それまで覚えていてもらえたらいいけれど、難しいかな。


4/3に新しいアルバムが出る。
最初のアルバムを出してから、6年ぐらいになる。早いものだ。  あの時は「3ヶ月で400枚売る」って意気込んでて、2ヶ月で500枚売れて、今思えばほんとに小規模だけど、こんなこともあるものなのか、と思ったし、有り難かった。

もちろん、数がどうだからということだけではないけれど、ちゃんと数が売れないとやはり生きていけないので、余計有り難いものです。

でももしもだけど、今回の音源がこれまでの作品より売れなかったら、いよいよ引退を考えなければならないのでは、と思ったりもしてる。
だから、やれることをひとつひとつ大事にやって、一人でも多くの人に聴いて買ってもらえるようにしたいと思ってる。

今僕に必要なのはたぶん、たった今応援してくれている人への感謝とか、またみんなに楽しんでもらいたいと思う気持ちなのかな。

発売までに、まだいくつかお知らせがあります。
今回の音源に、今自分ができること、これまでのあれこれを全て詰め込みました。
全ての曲がリードに成り得るぐらい、密度の濃いアルバムです。

ギターを弾いてくれたコキくん(松本晃貴氏・パレードパレード)、ベースを弾いてくれた合月さん(合月亨氏・Ao)、まさゆきさん(岡正倖氏)、アートワークを手がけてくれたまゆみさん(アツモマユミ氏)、そして全体のサウンドプロデュース、レコーディング、ミックスマスタリングのじゅんきさん(ナカムラジュンキ氏)、本当にありがとうございます。


僕以外の全員が天才で、優しく、大きい存在だと思います。僕自身はただ、たまたま死なずに生きていただけの、なんの取り柄もない、人様に迷惑をかけることしかできない人間です。
そんな人間を、放り出さずに手助けをしてくれて、ありがとうございます。


誰も憎しみたくないし、誰も恨みたくないのに、人前に出るとどうしても、全員が敵に思えてしまうことがあって、一曲一曲がとても苦しい時がある。

僕はあとどのくらい歌えるのだろう。

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先日、最終バスを逃して2時間歩いた大阪の夜。

雪がすごすぎて、引いてます。
入場制限を抜け、宿のある駅まで。

明日は下北沢で弾き語りワンマンです。
久しぶりにマイクを通して歌います。

必ず、良いLIVEにします。

会いにきてください。お待ちしております。

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