月別アーカイブ / 2016年05月

名寄を後にして到着したのは稚内!ツアー5本目、札幌9'sでのステージを入れると6本目。ここまでの間に現地でイベントを支えてくれているたくさんの人達や、ミュージシャン達、ライブに足を運んでくれる方々に出会い、真正面から影響を受け、そして毎晩の様にひぃたんと熱く音楽と人生を語り、。。で、自分の中の気持ちやステージに向かう姿勢もグンと変わってきとったんやろうと思う。普段なかなか自分では気がつくことが出来やんくて、それは言われて初めて分かることやったりするんやけど、順調にとりあえずここまで辿りつけた事が良かったな、と思った。
俺にはロシア語が記号にしか見えやへんw
にょろにょろもNの反転したヤツみたいなんも全くの謎(笑) 

太陽族の花男さんがよくここでやっとって、その縁でBeakさんに連れてきてもらって今回が2回目。前回のツアー終わってから、会場でPAをしたり極上の食事を振舞ってくれたヤスさんが、「早く 稚内に来なさい(  ̄▽ ̄)」ってメールくれて、それがすげぇえ嬉しくて今回のツアーではちょっと遠くても、もー、どうしても!稚内には行きたかった。岡ちゃんに(※注 オカヒデではないw) イベント作りを協力してもらって迎えた稚内くるみでのステージ
サインも飾ってもらってあるし、今回もまた足跡を残させてもらった。
ツアーでお邪魔する度に何か成長していたい、前進していたい、新しいモンも!ってことで今回はLINEスタンプのシールを貼らせて頂いたw 稚内に行く時があったら喫茶くるみ、是非行ってみて欲しい。

共演したAyouさんのお母さんのキャラがそりゃぁもー!凄っさまじく、会場は終始ノリとツッコミとバカ笑い、喝采に包まれとったw 演奏中も笑い過ぎて曲は歌えなくなるわ、俺も途中で演奏やめて話し始めるわで、自由な自由過ぎた最高のステージやった。さすがにあんな展開想定してなかったですわ!!笑

見て下さい!この豪華な打ち上げを。前回もたらふく北海道の食を満喫させて頂いたのに今回もタップリ食べて飲んで贅沢させて頂きました…>_<… 自分にはウニなんてもったいなくて、、、と思って食べるのを躊躇してしまいそうになっとったら、既に湯野川先輩はこの表情!笑 もうここまできたらウニも覚悟は出来とるはず。一思いにバグッ!と美味しく食べられたいでしょうw笑
打ち上げ後の集合写真。こういうショットはやっぱり残していきたい。なにかと写真魔やった岡はiPhoneの中に今見たら35,000枚近くの写真があるんやけど、それらの全ては公開しきれやんし、自分でも生きとる間に全部見て振り返ったり楽しんだりすることは不可能やろうから、って理由でもう、なるべく写真は撮らんように、でもその代わりにその瞬間瞬間を心に焼き付けて生きていこう!っと思っとったんやけど、。。。やっぱ、集合写真は撮っておきたいw みんなとの記憶やからね。
帰ったら眠るだけのホテルの部屋。ギターをこうやっておくと、「あ、俺、ツアーしとるアーティストや!」感に浸れていい。(笑)  昔ハマショーのジャケットにこんなんあったような。。w
ありませんでしたっけ??ハマショーファンの皆様? 
自惚れるところから夢と自信は始まる。
稚内は風と海の街。オホーツク海をひた走り、ウインドファームという風の谷に行った。とにかく圧巻。風車がいっぱいあってナウシカの世界みたいやった。この素晴らしい景色を見せてあげたかったな。。。とか、アホやった自分を時々悔やむ事がある。。後悔から学ぶこと。それは思った事はなるべくその時に表現していくことかな。誰かを想ったり、何かを感じたりする時、それを1人でそっと胸の奥に留めておくんは勿体無い。生きとる内、多少下手こいても恥かいてもどーせ死ぬんやから関係ないよね。足跡なんて綺麗に整ったもんばっかである必要ないやんかなぁ~。見てくれを気にしすぎやよ、岡。。アホやね。残していくんよ。一歩一歩人間っぽく、俺っぽく、あなたっぽくそのまんまで。

そのまんまでええ。
カッコつけるのはもー諦めた!!ww

下手くそを開き直るのも一歩踏み出す力になる事がある。笑
 


んー、なんの話や?!
分からんくなってきたww
とにかく景色が最高やったってことw
景色に浸りながらPV的な動画もバッチリ撮った。


稚内を出て、次に向かったのは旭川。ジャンさんとChiiさん宅にお世話になって温泉とか連れて行ってもらった。ゆっくりできたな~。2回目の旭川。俺の中ではもう勝手ながら「ただいまー」の感覚w
旭川Mosquito ここも前回に引き続き思い出のあるライブハウス。今回はスケジュール的にも色々厳しい中、花男さんの繋がりで、ヨシグチさんが企画してくれて、ミュージシャンや周りの皆さんも駆けつけてくれた。俺たちのツアー、音楽人生はこうやって周りの方々の気持ちに支えられとるんやな、って凄い感じる瞬間がいっぱいある。ありがたい。。本当に。
打ち上げでギターを握った心之介さんのうん◯を漏らした唄。メロディーがあまりにもキャッチー過ぎて全然忘れられへんのやけど、これはもう一体どうしたらいいのでしょうか、神様.... w
善良なるわたくしをうん◯の魔法から救ってくださいませ。。

アーメン。
岡秀年が背負ってるのと同じノボリ。
実は販売しとるww 知ってた?!
この日、また1枚旅立っていったよ。
現状、北海道にある岡秀年ノボリの枚数が全総数の7割以上を占めている奇跡w 
ありがとうー!
ツアーって色々とお金が掛かる。だからこうやって、泊まらせてもらったり、食事を頂けることがとても身に染みてありがたい。。多少辛くても唄う事を辞めやんのは色んな人達が応援してくれたり託してくれた想いがあって、俺自身がそれに励まされとるからやと思う。唄って、ステージに立ったら、1対多数になってしまうけど、それでもいいからやっぱりその分の気持ちは届けて行きたい。マジで思い出したら数え切れやんぐらいの人達にお世話になっとるし、(数え切れやん過ぎて忘れとったり、目の前のことに必死で見れてへん事もあるかも知れんのやけどw汗)なるべく全部覚えとりたい。見失った時、復活出来るパワーの源がそこにはあるんやもん!

ジャンさん家を後にして次は北見!賢蔵さんを始め、北見には待ってくれとる最高に暖かい仲間達がおる!(もぉー、勝手ながら「仲間」と呼ばせて頂きまっすw 北見のみなさんー!!さーせん!) 
見て!コレ!!!
北見のAmericanDinerCat'sに会場入りしたらRockArea39の賢蔵さんからプレゼント!
感動したよ。すごい嬉しかった!
もちろんステージではコレを来て唄った。大好きな赤!Beakさんの赤いサイン入りTシャツと共に、今も大事にクローゼットにしまってある。

みんなもぉ本当にビックリするぐらいイイ人達なんよ。すごいあったかいハートを持っとる。マボさんが持っとる紙ジャケのCD-R。これはアイディアを賢蔵さんのデザインしたCD-Rからパクらせて頂きましたw笑 もちろん、敬意を持って堂々と(笑)
おかげさまでツアー中に持って行った分、最後には完売して後日の郵送対応までさせて頂きましたw ビークさん、賢蔵さん、ありがとうございます!
稚貝。美味い!
 
2度目の北見。ここにも足跡、バッチリ残ったぜぃ。さ!「むさ苦しいステッカーを探せ!(笑)」


そしてこの夜は賢蔵さん家にお世話になって翌日はBeakさんの地元、網走!
いよいよツアーも終盤戦。
残すは網走、釧路、ファイナルの札幌だけになった。

今から約1ヶ月前を振り返りながらゆっくりしたためてきたツアレポート、もう後数回で終わってしまう、、、


っが!…まだまだ書くぜーっ!

上富良野と言えばKenちゃん。前回夏のツアーの時も、1月にBeakさんと来た時もめちゃくちゃお世話になっとる心優しきイケメン。
ツアー3本目を終えてこの日は1日OFF。そんなKenちゃんが山奥の温泉に連れて行ってくれた。
静かな山に雪が降る、露天風呂。疲れた時はここで心を癒すんだという。なーんにも考えずぼーっとすることが出来る空間。目の前には山があって白樺がたくさん生えていて、誰に言われたんでもなくただ雪が降り続けとるだけ。人間の知らんところでこんな風に自然はいつも存在して、繰り返しとるんやろうね。俺達人間はいつもあーだ、こーだ色々考えて悩んで忙しい生き物やな。ニホンザルになった気分やったw

雪山の駐車場。まっさらな雪がに向かってどーしてもコレをやって見たかった!(笑) 念願のダイブを終えて岡秀年、ご満悦!w 

道中の自然。この写真では上手く伝わらないかもしれないけれど、富良野はどこかアメリカの田舎町の風景に似ている。すごく懐かしい感じがした。自然の上に街が出来、人はそれに沿うように生きている感じがして良かった。

ゆっくりのんびり1日を過ごさせてもらって、夜は富良野名物!てっちゃん達と飲んだ。笑
てっちゃん、勝手にあだ名付けてゴメンねww でももうあなたは元春くんでもなんでもなく、俺達の中でてっちゃんなんや!許してくれー!!!笑
牛を育てる仕事をしていたり、みんな大好き「じゃが◯こ」のジャガイモの生産をしていたり、みんなの日々の暮らしや仕事にすごく興味があって好奇心のままに尋ねまくってあれこれ教えてもらった。どの仕事も尊い。そして誰かの役にたっている。東京ではなかなか出会えることもない北海道ならではの生活、話を聞いとるととても新鮮やった。

Kenちゃん家で二晩お世話になって音楽のことや、街の話をいっぱいした。
いっぱい飲んだ。…。

いーっぱい飲んだ。


そして、死んだ。
手がヤバい。紫色になって完全に血が通っていないのがお分かり頂けるだろうか…。安らかに眠るようにと岡に静かに手を合わせてあげて頂きたい。(合掌  )

お世話になったケンちゃんに別れを告げて次に向かうのは名寄。充電させてもらって気分も新たに、『安全運転』の旅が続く。全然スピード出さんから北海道の一本道、運転している車の後続車を見るといっつも列が出来とったw (しかもめーっちゃ抜かされるやつ 笑)  
名寄。ここもとても思い出深い街だ。前回夏に来た時の名寄でのライブの時、たくさんの人が来てくれとって凄い爆発力を発揮出来たのを覚えとる。よく言われる事なんやけど、俺はいいライブをする時とそうでない時の差が激しく、その時の感情がダイレクトにステージに影響していると。常に激アツなステージが出来るよう、失敗をたくさん重ねながらその全体的な底上げをしていく事が自分に与えられた課題。

名寄BlueBeatSound に着いてリハを終え究極のサプライズやったんは、会場にお花が届いたこと!!思いもよらぬプレゼントにテンションが上がるw インターネットってスゲェなぁ。遠く離れとってもブログの記事を読んで応援してくれる方がいて、その方達との間の心と心を繋いでくれる。いつもたくさんの応援を、本当にありがとうございます。

この日のステージももちろん暴れたw
そして最後はこれw 
いつも現地でイベントを支えてくれるDepressionのみんな、熱い男、河地君、純粋のかたまりのポテトライナー、そして会場のオーナーの西村さん。みんなと熱い熱い話が出来て思い出深い夜だった。北海道でいっぱい繋がってる音楽の輪に自分が入れてる事が嬉しい。いつか河地君とも周りたいな、なんて話もした。


そして翌日は日本最北端の地、稚内!前回行った時はロシア人の人達が街にたくさんいたり、街中の交通看板とかがロシア語も書かれとってビビった。
ーーーーーー

レポートが遅くなりすぎたせいでちょっと間延びしてしまっとる感じするけれど、まだまだ書きます!

次回は稚内から旭川、北見編ですー。


北海道
これが移動ルート。 札幌→苫小牧→上富良野→名寄→稚内→旭川→北見→網走→釧路→札幌という感じで約2週間掛けてひたすらライブ三昧の日々。過酷やけど毎日がとても充実している。そして高校生ぐらいの頃から想い描いとった音楽人生の上に、今おるんやなぁという事を感じながら1本1本唄い周っていく。

ツアー1日目の札幌で車を借りて、向かうのは苫小牧。札幌からはそんなに遠くない。「安全運転を、安全運転を・・・。雪降らんといてー。」と強く強く心の中に念じながら迎えた朝は快晴!自称チキン野郎の俺は久しぶりの車の運転にドキドキしとった。(笑) 
ここで告白するのも恥ずかしいことなんやけれど、事実やから隠さず言う。実は俺、自動車学校に行ったことがないんです・・・!!!(わぎゃあああああ!)
留学しとった時にテキサスで免許を取って、日本に帰ってきてからそれを書き換えたってだけのルートで免許を取得したもんやから岡の運転技術は超怪しいんよ・・・www 当時テキサスで免許を取るのにはちょっとした簡単な試験とクルッとその辺をドライブするだけで免許もらったもんやから日本の優良ドライバーの皆さんの運転技術とは雲泥の差が・・・。今はゴールド免許やけど、それは東京で生活しとるから車に乗らんからってだけの話。  

大御所アーティスト、ジンの湯野川広美さんはそんな世にも恐ろしいドライバーにこの後、命を預ける事になるのです・・・笑

北海道でお気に入りのお店、みよしののカレーと餃子を食べて苫小牧へ。
オカヒデ、何がいい~?ってBeakさんがツアーで言ってくれたりするとつい俺は「みよしのがいっす!」って言ってしまう。旨い!北海道行ったら行ってみてw

ぅお。。よかった事故らず苫小牧着いた~。って話してるとまもなくフェリーの看板が!
吉田拓郎の曲、落陽に出てくる「苫小牧発仙台行きフェリー」という歌詞は ここやったんやね。
 


会場に着いてツアーポスター貼って孝志さんと意味有りげな一枚をw

ツアー2本目、苫小牧キャラバンでのステージ
マスターやハッシーさん、共演してくれる現地のアーティスト、そして、それを観に来てくれるみんなの力で一夜が作られていく。札幌や新ひだか町等々、いろんなところからこの日の為に集まってくれる方達がいてそれを知ってるし感じるからこそ唄や届けようとしている言葉にも力が入る。
地元の名産品のお土産を頂いたり、グッツやCDを買ってもらって周り続けるツアーにはたくさんの人達のあったかい想いがいっぱい詰まっとる。それに対して俺達が恩返しできるのは唄と言葉。
だから精一杯、 やる!ツアーの名前は「魂直送便!ツアー」
遥々、「魂」をお届けに来たのだ。ギターケースをあけてノボリを背負い一番いい状態でお届けせねば。 


ここに来るのはまだ2回目なんやけど、前回の光景を物凄くはっきり覚えているし、Beakさんとのツアーで苫小牧には連れて着てもらっとったらから馴染みの笑顔によぉけ会えました。
上田さん!いつもお土産ありがとうございます。
また夏に行けたらいいな~!

打ち上げでみんなでジンギスカンを食べて語って、会場を後にした訳なんですが。。。

この後、事件が発生する。。。
ホテルに向かい物販やギターを降ろしていると、岡のいつもの黒い革ジャンがない事が発覚・・・。
探してみても見当たらず・・・。結局唄っている間に興奮してステージ上に脱ぎ忘れたとの事で、0時過ぎまた会場に戻ることになったのです・・・・

んが!!
車に鍵を差し込んでもキーが回らない・・・。
ガチャガチャガチャ・・・・。

ん?あれ???

やっぱ回らない・・・・。

助手席でひぃたんが、焦った俺の空気感を察し、、
「ん?岡ちゃん、どーしたの・・?(真顔)」
「や、やべぇえんやって。。。鍵が回らへんのよ・・・(大汗)」

静寂に包まれた駐車場で闘う事10分。。。。
「無理だ。回んねぇ。。」
さすがにこんな時間に、、とも思ったけれど、車の持ち主に電話し助けを求めようとするも深夜0時。
さすがにそりゃ繋がらんわw
そして、焦ってテンションさえおかしくなり始めた俺達はBeakさんに電話。。
焦って脳の制御機能が働いてたのかどーか、もう半笑状態のまま状況を説明し、ハンドルロックというものが掛かっていたんだと教えてもらいました・・・。
(始めて知ったぜ、、ハンドルロック・・・。)

解除するのにもめちゃくちゃ苦労してようやくエンジンが掛かったんですが、そんな俺達の空気を察して Beak先輩にお叱りを受ける事に。。。

「生きて帰れ。命をなめるな。」

ツアーに送り出してもらう前にまっすぐな瞳でBeakさん言ってた。
「運転中たった5秒気を抜いただけで死ぬからね。北海道は険しい道もある。」って。
ツアーの事決める時、「本当は2人を送り出すかどうするか迷ってる。」って言ってた。
命は儚くも一瞬で消えてしまう事があることを身を持って知ってるからこそだと思う。

そして電話したこの時、Beakさん怒ってた。でもめちゃくちゃ心配してくれていた。(自分もライブで忙しかったはずなのに・・・。)
「ツアーの事故で亡くなった数え切れないほどのミュージシャンがいる事を忘れるな。どれだけの人が悲しんだかって事、忘れるな。」って。

もぉその言葉がグッサリ胸の深い所に刺さって俺、涙・・・。
ただただ、涙・・・。
本当にそうだな、その通りだな。と。
そして厳しい言葉の裏側にある、偉大な先輩の愛情に瞼を濡らさずにはいられなかった。


この事件を気により一層気が引き締まりました。
「ちゃんと生きて帰ろうぜ、岡ちゃん!」「ほんまやな、ほんまやな。安全運転ね。」
ツアーの道中、車の中でお互い何度こうやって自分達に言い聞かせたか。
ひぃたんはどんなに疲れてて眠くても助手席で一睡もしなかった。 俺はBeakさんとツアー回らせてもらってた時、助手席でイビキ掻きながら寝とったのに、それに比べて今回の湯野川さんは可哀そうやったw
「ひぃたん、寝とってええよ。」って言っても返ってくる言葉は「やだ!私まだ死にたくねぇわ!(笑)」やったw
そのおかげで今、無事に北海道ツアーを終えてブログ書いていられるんだからありがたいことやな・・・。

「絶対成長につながるから、自分達の力で行っておいで。」 そう心配ながらに見送ってくれたBeakさんの言ってくれていた言葉の本当の意味を こうして少しずつ学び取っていく事になる。

(以上、「ハンドルロック事件」 終わり)



そして、翌日、向かうは3本目のステージ上富良野きゃろる
道中、道端や山道のあっちこっちそこらじゅうにこんなのがものすごいいっぱい生えまくっていた。ふきのとうらしい。これが大っきくなったら摘んで食べられるそうだ。北海道ってすげぇ!!

時折観光客の気分にも似た寄り道をしながら、Kenちゃんやバーのマスター、ダイスケさんが待ってくれている上富良野へ。北海道のど真ん中に位置するのでヘソと呼ばれお祭りがあったり、万が一何かあっても周りから攻められにくいとのこともあって自衛隊の街でもあるそうだ。道を走っていると「歓迎 自衛隊」とか「ありがとう自衛隊」のような看板を目にすることがあった。
移動→リハ→ライブ→打ち上げ→準備→移動→リハ→ライブ→打ち上げ を連日繰り返すのがツアー。そういう事もあってツアー中、あんまりニュースをチェックできていなかったんやけど、実はこの少し前のタイミングで熊本の地震が発生していて、富良野からも200名程の隊員が熊本へ救済活動に向かったらしい。この日の自分達のライブを楽しみにしてくれていたけれど、自分が行かなくちゃと使命感に燃えて現地に向かわれた隊員の方もたくさんいらっしゃったそうだ。この使命感、実に感慨深い。。
前回夏のツアーの時に来てくれた自衛隊の方、今回も来てくれていて、「俺も行きたかった。すごく悩んだし苦しかった。でも今日のライブに来れて良かった。」って言いながらライブ後、カウンターでハイボールを飲んでいた。優しい目をしていた。
俺達がやっとるんはただのギター遊びじゃなくて、想いと言葉を伝えるとてもとても崇高な仕事なんだと改めて思った。苦しんでいる人がいる。助けに行く人がいる。報道する人もいるし、募金する人もいる。んじゃ、俺はどうする?

唄う。

俺は俺なりの使命感を持っている事にちゃんと誇りを持とうと思った。

ほれ、俺達の唄で喜んでくれる人達がこんなにもたくさんおるやんか。いつもステージからはこんなみんなの顔が見えてるんやよー。みんなの笑顔は俺にモノ凄い力をくれる。

ステージに立つから、ツアーを周るから、って俺達は特別な人間じゃない。社会の中の一つの役割を担っとるだけ。だけど、とても大事だし、必要なことをしている。「させてもらっている」と思っている。だから、ちゃんと「胸を張ろう」と思った。岡は岡に与えられた使命をやり抜く。みんなに支えられながら。 

♪力の限りに残してくれ、メッセージ ♪
「メッセージ」より

 
ダイスケさん、いつもありがとうございます!

つい勢い余ってちょっと長くなってしまったけど、最後に伝えておきたい事がひとつ。
「岡 秀年」というのは僕の生まれ持った、ただの一個人名なんやけれども、最近はそれ以上にいろんな意味を持ってきているような気がしとるんよね。どう上手く言葉で伝えたらいいのか分からんけど、みんながそれぞれの力を出し合って作ってくれとるプロジェクト名みたいな感じのニュアンスかな。
岡は、自由で身勝手でひょうきんな、ちょっとそこら辺を探せばどこにでもおる男。
その男に影響を与えてくれとるんは間違いなくこれまでに出逢ってきたみんなと、今も支えたり見守ってくれとるみんな、そして投げ掛ける言葉や歌詞に共感してくれてアクションを起こしてくれるみんなやと思う。 ステージを観に来てくれていっしょに叫んだり笑ったりしてくれる皆さんこそ「岡秀年プロジェクト」の重要な重要な一員。いっしょに作り上げていこうぜ!ぐらいの感覚でいて欲しい。     
それによって岡が影響を受け、さらに別の言葉を放ったり、全国いろんな場所に行ってそのパワーの輪をドンドン大きくしていけとる。
これはとても凄い事。
農民一揆、って言ったら変やけど、やっぱり俺は文化を作りたい。 自分の本音と民意を大事にしたい。政治家みたいかな?革命家って言ったらカッコ良すぎるかな?
でも、そーゆーことなんよ、岡が目指す場所。
だからこれからもみんなと一緒に作っていきたい。


まだまだやろう。頑張ろう!



ラインスタンプ
https://store.line.me/stickershop/product/1174096/ja


ツアーレポート、みっちり書いとるけどまだまだ書き足りんっ! 
引き続き書いてくでねぇー。

次はKenちゃんとのセクシー温泉レポートがっ!笑





 

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