月別アーカイブ / 2008年07月



客もまばらなライブハウスで
俺、今夜ライブを終えた


1.あなた
2.Fly Away
3.真実
4.厳しい言葉が欲しい
5.辿り着く日まで
6.お前のために

いつもに増して叫びきったよ
音源も録ってもらったしね


たまたま見に来ていた男性・・・

すべてが終わった後に、
「あなたの唄がもう一度聴きたい」
そう言って俺に歩み寄ると 
名刺を差し出してくれた

私は今年で70歳になるんですよ あはは
携帯電話とかそういうものが得意ではないので
是非とも一度こちらにお便り下さい
町内会の役員をしてましてね
これからは夏祭りで忙しくなるんですがね
・・・・、
ありがとうございました
失礼します。

そう言って
深々と頭を下げて帰って行った


嬉しかったな。

だから俺、
さっそくハガキ買ってきてお手紙書いたよ。


ところで
俺、これからしばらくは
自分というものをしっかり見つめ直し
作り込もうと思っています
実はとても真剣です。

俺の中の話やから、
「あぁ。岡は今そうなんや~。」ぐらいの感じで
放っておいてもらえたらいいです。


mixi は今まで通り日記をアップしていくけど
自分の今やらなきゃいけない事に集中したいので
しばらくはお付き合いをしなくなるかも知れません・・・。
飲みとかあんまり誘わないでね。(わが友たちよ・・・)
I still love you guys, so..
でもmixiとかのメッセージは嬉しいよー。


まぁ、とりあえず納得できる場所にたどり着けるまでに
もし自分の中で行き詰まるような事があれば、俺から連絡するからさ

今日も長々と彼女と話していて
結局最後には
俺が支えになってあげるどころか
またもやその優しさに
すべてを包み込まれている
・・・・
言葉がない。
本当にいい子だよ。

俺がこれからの道を行くなかで
絶対に必要な存在だと思った。

長渕剛の側には志保美悦子さんがいつもいた、みたいな感じかな?


ライオンが獲物に食らい掛る、
その前には一瞬の静寂があるみたいに

物事にはすべて静と動が必要。
どこかで聞いた言葉が
今の自分にしっくりくる感じがする

いつもと同じ歌をいつもと同じように歌う
そして、こうするのはこれでとりあえず一区切りつけようと思う

と言ってもそれはすべて
自分の中だけの感覚の話なんやけど。


周りから見たら今の自分と
いつかの遠い明日の自分は何も変わっていないかも知れない

こうしちゃいられない

こんなことしとったらアカンのやって

焦る気持ちに
さいなまされ続けとる

本当はもっと多くを伝えたいけれど
言葉が散らかって何一つ上手く言えない
それがただもどかしい

俺が動かななんも始まらんのや
ってそんな事わかっとるわー! ちくしょう


散らかりきった部屋で灯りをつけて
自分を見つめる夜
俺はいつも静かになる


ライブがある
7/27 (日) Pappy's
http://pappys.co.jp
Open 18:00
Start 18:30
adv ¥1,500 / day ¥1,700

Pappy's 家が近くてここでは何回かやったな
わりと新しい感じでビルの中にある
アコースティックっぽいライブハウス

唄のこと
突き詰めれば やっぱり
聴きたいと思う人に聞いて欲しい
俺の歌が必要な人に聞いて欲しい

やっぱり俺、 生ぬるいのは好きじゃない

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俺が起こした風は今まだ頼りなく
東京の片隅で人知れず吹いているだけだ

でも自分を諦めたりはしない
俺にはいつかこの風を嵐にも変える力があると思う
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「自信がある」「頑固」「夢追い人」、・・・
どんな言葉があてはまるんやろうか。
しっくりこやん言葉なんて山ほどある

でも、ただ今の俺。
まだまだこんなもんじゃない
もっとできるってことだけは知っとる

社会に投げ出され 風にさらされて
いつのまにか 目の前さえ霞みはじめた自分でも 俺には分かる
この胸の中に硬くて尖った 揺るがない小さな何かがあることを


夢叶う日にも
僕は自分が歩いた道程を忘れたりはしやんと思う

時々思うんやけど
俺の中には2人ぐらいのの自分がおるんちゃうかなぁって
宿命のような何か
闘志に燃える俺と、それを笑ってごまかす俺

自分の周りでも
暑苦しいのがあんまり好きじゃない人もおるのも知っとる。
お前、いっつもアホ面しとんのになにゆっとんのぉー、
アイツまた始まったわーなんてさ


でもそう言いながらも
何かを感じてくれとる人達の
遠くから見つめる視線があるってこと、俺は忘れてない・・・





ある日、ミクシィの受信箱に一通のメールが届いた。


覚えているでしょうか?
私、内部幼稚園で一緒だった○○○○です。
素敵な歌を歌っておられるのですね。
.....、
俺が彼女にとって初恋の人だったという。

卒園式の時やったかな
彼女が大切に持っていてくれた写真がある。


初恋の人だったなんて知らなかった。
でもあの頃訳もなく追いかけ合ったり
はしゃいでいた景色を忘れていない
嬉しかったし、
あれからどんな女性になっているのか楽しみで
電車に乗って会いに行った
4月4日 千葉の彼女が働くショッピングモール。

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当時、俺達は5歳とかだから
20年ぶりの再会。
それぞれにいろんな過去を背負って
偶然ミクシィを通じて出会ったわけだ

偶然と呼ぶのか、必然なことなのか
それは神のみぞ知ることかも知れない
でも俺にはただの偶然だとは思えないんよね
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運命的とも言える奇跡の出会い
とくに何か特別なことをするわけでもなく
のんびりとカフェで話をする

きっと煙を嫌がるだろうなっと思って
俺は風向きに気を使いながら
煙草を吸っていた


その出会いの少し後、一週間ぐらいして
近所に二人で飲みに行った
その帰り道、雨の中を一本の傘を差して歩いて帰った

マンションが立ち並ぶ静かな街路で
雨の中、俺の腕に突然サッと掴まった君
あの景色が忘れられない

俺、その瞬間からもう雨に濡れることなんてもうどーでもよくて
くだらない小さな話をいくつもし始めては
バクバクしている胸の鼓動を隠そうとしていた

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絵に描いた話のような20年ぶりの再会
嘘だろ・・こんなのってありかよ・・。って思うんよ。
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初めての夜
彼女のぬくもり
汚れを知らない優しい瞳
柔らかくて優しい白い肌

散らかりっぱなしの汚い俺の部屋に二人、まるで身を潜めるように隠れ込んだ
隣の部屋ではいつものように深い眠りについている友達(ルームメイト)の寝息が聞こえる

あの日の夜
俺はその手を握ることを何度もためらって
上手く笑ってごまかしたつもりだった
優しく何も言わずに彼女はほほ笑んだ
まるで彼女がもうそんな風に何も演じなくてもいいんやよって言っているような気がしてさ。
二人の戸惑う指先
目を深く閉じて、求め合うようにキスをした
激しくなってとまらなくなりそうで、ためらった俺に
切なくほほ笑んだ君
その肩を優しく抱きしめた夜


ありのままのトシ君でいてくれたらいいんやよ
私はそんなトシ君が好きなんだから・・・

彼女がそう、つぶやく
すべてを癒されて心をまるごと包み込まれた俺
言葉にできないほどに自分が惹き込まれていくのを感じた

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そういえばその夜、グラスやジョッキを囲みながら話をしていて
彼女はふとこんな事を言っていた。
きっと今までにいろんな女の子を泣かしてきたんやろうなぁって思うよ
なんて・・・。
俺、友達は多いけれど
女の子と付き合ったことがない
19の時に若さにかまけた「恋人」ってのをほんの数か月演じたことがあるだけだった
だから少し驚いたし
彼女には自分がそんな風に映っていたのか、って思った

何かと形ばかりを追いかけてきた俺は
狂ったように週末になると六本木や西麻布のクラブで踊り明かして
そこにいる知らないの女の子達と駆け引きをしては
虚しい一人遊びをしていた

派手であぶない感じ 怪しく男を誘う視線
バラのようなトゲのある女達が肌をさらし、
腰を振っているいくつもの夜に野生の本能をくすぐられて・・

こんな俺だから
いつも傍にいてくれるこんなにも優しいこの子を
いつの日か傷付けてしまう日が来ないだろうかと心のどこかで恐れたりした

もし、いつの日か魔が差したらどぉすんねん。
そんな誓いも立てられない俺が情けない
そんな事を考えていたりした事もあった。


でも、
彼女の目を見た時に思った
と、いうよりも気がついたのかもしれない

心のどこかでずっと探していた
それはもしかして君だったのかもしれないな・・・って。

朗らかで優しくて無垢であったかくて
俺が傍にいたら毒が移ってしまうんじゃないかって思うぐらい純粋
(24年も経っているのにまだ生まれたての少女みたい)
でもすごく元気で明るくて。とても素敵な女の子だと思う。
人を傷付けるぐらいなら自分が涙を流すよ・・ってほどの優しさをもっている彼女。。


そして俺は
彼女を愛せば愛するほどに憶病になる
君を失ったらどうすればいいんだ・・・!
なんてことになる自分が怖かったし
俺はやっぱり
あの子が言うように、ただ傷つくことを恐れているのかも知れない

でも、
勇気ある君が俺に手を差し伸べてくれたから
俺はこのまま腐っていかずにすんだのかも知れないって思う

ある夜渋谷で、二人でたんまり酒を飲んで話をしていた
「俺がもしフラフラと道に迷いそうになったら引き戻してくれ」って。
俺はやっぱり○○ちゃんじゃないと幸せにはなれないと思うから。って。
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深夜2時に原付に乗って1時間
俺は何度も彼女に会いに行った

二人で手をつないでいろんな場所へ出かけた
晴れた休日にはお弁当を作って俺に会いに来てくれる
一つのパンを二人で分け合って食べたり
夜の公園でアイスクリーム片手に話をしたり。

っでふと思ったのは
本当の幸せっていうのはこんな小さなところにあったのかもしれないな
ってさ。

どんな無邪気な言葉でごまかしても
どれだけ言葉を重ねても足りない
体を重ね合わせても
何度抱きしめても
それじゃ足りなくって時に君を壊してしまいたくなる


朝起きても昼間仕事をしていても
夜電車に揺られているときも自分がおかしいんじゃないかと思うぐらい
彼女のことばかりを考えている

一人になれた何気ない夜に
写真を見つめながら
ため息をこぼしている俺のことをきっと知らないんだろうな。


今まで強がってばかり来たのに
俺は結局最後には君がくれる大きな深い心に包まれている
(俺、「男」になりたくていろんなところに唾吐きながらやってきたのに
彼女の前ではなんだか甘える子供みたいだ)

ずっと夢に描いてきた願い事
その小さくて大きな一つが叶った


Dream will come true.
そして俺は次の夢も叶えに行く。

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