月別アーカイブ / 2006年03月

今日は朝からブルックリンの川沿いからマンハッタンが一望できるスポットに撮影に行った。服や靴、髪型まで丁寧にセットしてもらって出かけた。天気がよくとてもいい撮影日和だった。
短時間でたくさんの写真を撮ってもらっていろんなことを感じた。できた写真を見てみると写真にはちょっとした些細な心理までが出るものだなぁ、なんて思わされた。
写真も芸術のひとつ、これがまた本当に奥が深い、角度や光のバランス、構成など撮る人のセンスによって出来上がる。ジャケットに使う写真、音楽とのバランス、1枚のCDには本当に多大な努力と目いっぱいのセンスが詰め込まれているんだって自分が作るようになって初めて思った。今日の撮影に関わってくれた八木君、どうもありがとう。

心の旅がまたはじまった。



心がまた旅を始めた。
何かを探してどこまでも深く、遠くを求めている。


このずっと先に新しい自分に出会える日がある。

芸術に終わりがないことは分かっていて、それでも追いかけ続ける、それは芸術という果てしない欲望なんだ。

何のために芸術をするのか。
心と心をつなげたい、つながっていたいという人間の愛着に似た感情があるから。

それは、誰とつながっていたいという子供のようなかわいらしさ。

愛して欲しいと願う女の子の涙、孤独に似ているかもしれない。独りぼっちにされて泣き喚く幼い子供の寂しさに似ているかもしれない。
そういう意味で芸術はむやみやたらに、作り出すものではなく、心の中に見つけて伝えようとするものだと思う。

人はつながりを求めている。
小さな寂しさが心の奥底にあるからアーティストはいつまでもアーティストなのかもしれない。終わりなんてない。それは永遠に続く・・・。

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