19日は、北出菜奈ちゃん主催のイベント「Bad Grrrls' Night Out #1」を体感しに、渋谷clubasiaへ。
「自分が自分のために歌うのはもういい。
やりたいことを持った女の子たちが自由に表現できる場をつくりたい。
そしてそんな女の子たちが、私の曲を聴いてたって言ってくれるのがとても嬉しい、
私もみんなのために歌いたいし何でもしたい」
菜奈ちゃんはそんなことを言っていた。
バンド活動、海外でのライブなどさまざまな活動を経て、
7年ぶりに日本でソロライブを敢行する菜奈ちゃん。
やっとフロアに入れたかと思うと、
縷縷夢兎の東佳苗さんが装飾を手がけた空間が目の前に。
こんなの見たことない!
電飾とぬいぐるみとお洋服とチュール。これがBad Grrrlsのお部屋。
続々と満員になっていくこの空間で、si ouxさんと中川友里さんによる爆音のDJタイムが1時間ほど続き、
これから何が始まるんだろう……というわくわくと緊張が高まってくる。
そしていよいよ本格的に「クラブにいる!」という気分が全身に染み渡ってきた頃。
会場がさっと暗くなり、菜奈ちゃんのミュージックビデオ的な映像が流れる。きっとこれが新曲だ。
DJタイムに充分ウォームアップされた心がもう加熱してくる。
映像が終わり、バンドメンバーの入場のあと、ピンクと黒の縷縷夢兎のお洋服に身を包んだ菜奈ちゃんがステージに舞い降りた。
やっぱり菜奈ちゃんのステージから始まるんだ!
新曲中心なのか、それとも10年くらい前の曲を演ってくれるのか、
始まる前は想像がつかなかった。
そんな中、2004年リリースの「Pureness」で幕を開けた北出菜奈ちゃんのライブは、
ワンフレーズめから「復活」感がほとばしる力強さ。
「dark snow angel」「消せない罪」と、ソロ時代の名曲が次々と披露されていき、
「 ただいま。」という言葉、そしてファンの「おかえり!」という声にふさわしいセットリスト。
10代の菜奈ちゃんと今の菜奈ちゃんが、ときどき重なって見える。
囁くように、語りかけるように、包み込むように、叫ぶように、振り絞るように、
歌う菜奈ちゃんの姿には、「歌姫」という言葉が本当に似合う。
この世のものとは思えないような透明な存在感なのに、
ひりひりするくらいにリアル。ロックな美しさってきっとこのこと。
ステージはライトの当たり方によって、
天国のようにも、地獄のようにも見える。
空中に浮かぶぬいぐるみたちは楽しそうに空を飛んでいるようでもあるし、
昇天しているようでもあった。
「このままみんなで窒息死したい」
と、語尾にハートマークが付きそうな勢いでつぶやく菜奈ちゃん。
ずっと見ていたいほど神々しく、
全身が釘付けになって苦しくなる。
そして菜奈ちゃんがダイブした瞬間、会場に満ちる愛が最高潮になったのを感じた。
今度は赤い縷縷夢兎を身に纏ったハナエちゃんの登場に、ステージはポップな色合いを増していく。
番傘を持って歌う「神様はじめました」はハナエちゃんのライブの定番だけれど、
「わるい子になりたいよ」という歌詞がこの日のテーマとシンクロして、この曲の主人公がいつもよりやんちゃに聞こえる。
心なしかテンポが速く、ロック風味強めの「神はじ」に、バッドガール・ハナエへの期待が高まっていく。
(でもあとから確認してみたら、テンポはいつも通りだったみたい。私の興奮のせいだった……)
「神はじ」から「Dear My Hero」の流れに、ハメを外した女の子の暴走はもう止まらない。
やがて「ラストティーン」で切なくぶち上げたのち、しっとりとアコギで歌う北出菜奈カヴァー「Alice」は、10代のハナエちゃんへの はなむけのように思えた。
客席を見て「カラフルなお花が咲いてるみたい!」 とつぶやくハナエちゃん。
いつになく早口なMCも痛快。
テンションが一度も落ち着くことなく、駆け抜ける6曲。
ここから先は個人的な思い出。
終演後、余韻醒めやらぬ幸せな写真。
初めましてできた ゆっきゅんとも一緒に。(嬉しかった……!)
素敵な時間をご一緒させてくださって、
このイベントに関わったみなさま、
本当にありがとうございました!!
そしてこれからもよろしくお願いいたします。
バッドガールがテーマのイベントということで、
私なりのバッドガールのイメージでコーディネートしてみました。
私にとってバッドガールと聞いてまず思い浮かんだのが、THE RUNAWAYSのシェリー・カーリーなので、裏テーマはランナウェイズ。
THE RUNAWAYSのロゴの、レースつきの缶バッジ(数年前のJouetie)をひそかにつけつつ
ランジェリーライクなアイテム(古着で500円だったセクシーダイナマイトロンドン)を
ピンクのTシャツ(ハナエちゃんからの誕生日プレゼントのピンクハウスチェルシー)に重ねて
菜奈ちゃんが薔薇推しということで、ローズのハイソックス (JANE MARPLE)と
ローズのガーターリング(MILK)をあわせてみました。
ランナウェイズの名曲「Cherry Bomb」の中に、Can't stay at home, can't stay at school(学校にも家にも居場所がない)というフレーズがあるので
落ちこぼれスクールガールなイメージでみつあみとチェック柄。
おしゃれって楽しいね♡

「自分が自分のために歌うのはもういい。
やりたいことを持った女の子たちが自由に表現できる場をつくりたい。
そしてそんな女の子たちが、私の曲を聴いてたって言ってくれるのがとても嬉しい、
私もみんなのために歌いたいし何でもしたい」
菜奈ちゃんはそんなことを言っていた。
バンド活動、海外でのライブなどさまざまな活動を経て、
7年ぶりに日本でソロライブを敢行する菜奈ちゃん。
そして、そのマインドにシンパシーを感じる女の子たち=Bad Grrrlsがつくり上げる、
音楽、ファッション、フードなどが融合するクロスカルチャー的なライブイベントだった。
音楽、ファッション、フードなどが融合するクロスカルチャー的なライブイベントだった。

開場時、すでにclubasiaの前は明らかにこのイベントの観客だと思われる人たちでいっぱい。
ロリータ率高めの、なかなかにトガった女の子たち。そして根強い男性ファンも。
ロリータ率高めの、なかなかにトガった女の子たち。そして根強い男性ファンも。
風船で飾られた物販ブースには長蛇の列ができていて、
今回のイベントのために作られた北出菜奈×縷縷夢兎のZINEと菜奈ちゃんの新曲CDには、とくにお客さんが殺到しているようだった。
今回のイベントのために作られた北出菜奈×縷縷夢兎のZINEと菜奈ちゃんの新曲CDには、とくにお客さんが殺到しているようだった。
バーカウンターには、この日のオリジナルドリンク「Bad Grrrls」と「Night Out」が。
エディブルフラワーのデコレーションがかわいい、ノンアルコールカクテルのほうを私もたのんだ。
トッピングされているお花はちゃんと食べられるけど、もったいないくらい鮮やかでかわいくて、
ソーダはしっかり甘くておいしい。
儚く華やかなお花と、ほっとするようなローズコーディアルの風味、すごく菜奈ちゃんっぽい。
特製スイーツ POP CAKE。
エディブルフラワーのデコレーションがかわいい、ノンアルコールカクテルのほうを私もたのんだ。
トッピングされているお花はちゃんと食べられるけど、もったいないくらい鮮やかでかわいくて、
ソーダはしっかり甘くておいしい。
儚く華やかなお花と、ほっとするようなローズコーディアルの風味、すごく菜奈ちゃんっぽい。

特製スイーツ POP CAKE。
見た目がかわいいだけじゃなく、毒々しさもあって(実際に毒はないけど!)
食べてみるとしっとりやさしい本格スイーツの味。
こういうところにまで、この日のBad Grrrlsたちのバイブスを感じる!

やっとフロアに入れたかと思うと、
縷縷夢兎の東佳苗さんが装飾を手がけた空間が目の前に。
こんなの見たことない!
電飾とぬいぐるみとお洋服とチュール。これがBad Grrrlsのお部屋。
続々と満員になっていくこの空間で、si ouxさんと中川友里さんによる爆音のDJタイムが1時間ほど続き、
これから何が始まるんだろう……というわくわくと緊張が高まってくる。
そしていよいよ本格的に「クラブにいる!」という気分が全身に染み渡ってきた頃。
会場がさっと暗くなり、菜奈ちゃんのミュージックビデオ的な映像が流れる。きっとこれが新曲だ。
DJタイムに充分ウォームアップされた心がもう加熱してくる。
映像が終わり、バンドメンバーの入場のあと、ピンクと黒の縷縷夢兎のお洋服に身を包んだ菜奈ちゃんがステージに舞い降りた。
やっぱり菜奈ちゃんのステージから始まるんだ!
新曲中心なのか、それとも10年くらい前の曲を演ってくれるのか、
始まる前は想像がつかなかった。
そんな中、2004年リリースの「Pureness」で幕を開けた北出菜奈ちゃんのライブは、
ワンフレーズめから「復活」感がほとばしる力強さ。
「dark snow angel」「消せない罪」と、ソロ時代の名曲が次々と披露されていき、
「 ただいま。」という言葉、そしてファンの「おかえり!」という声にふさわしいセットリスト。
10代の菜奈ちゃんと今の菜奈ちゃんが、ときどき重なって見える。
囁くように、語りかけるように、包み込むように、叫ぶように、振り絞るように、
歌う菜奈ちゃんの姿には、「歌姫」という言葉が本当に似合う。
この世のものとは思えないような透明な存在感なのに、
ひりひりするくらいにリアル。ロックな美しさってきっとこのこと。
ステージはライトの当たり方によって、
天国のようにも、地獄のようにも見える。
空中に浮かぶぬいぐるみたちは楽しそうに空を飛んでいるようでもあるし、
昇天しているようでもあった。
「このままみんなで窒息死したい」
と、語尾にハートマークが付きそうな勢いでつぶやく菜奈ちゃん。
ずっと見ていたいほど神々しく、
全身が釘付けになって苦しくなる。
そして菜奈ちゃんがダイブした瞬間、会場に満ちる愛が最高潮になったのを感じた。
今度は赤い縷縷夢兎を身に纏ったハナエちゃんの登場に、ステージはポップな色合いを増していく。
番傘を持って歌う「神様はじめました」はハナエちゃんのライブの定番だけれど、
「わるい子になりたいよ」という歌詞がこの日のテーマとシンクロして、この曲の主人公がいつもよりやんちゃに聞こえる。
心なしかテンポが速く、ロック風味強めの「神はじ」に、バッドガール・ハナエへの期待が高まっていく。
(でもあとから確認してみたら、テンポはいつも通りだったみたい。私の興奮のせいだった……)
「神はじ」から「Dear My Hero」の流れに、ハメを外した女の子の暴走はもう止まらない。
やがて「ラストティーン」で切なくぶち上げたのち、しっとりとアコギで歌う北出菜奈カヴァー「Alice」は、10代のハナエちゃんへの はなむけのように思えた。
客席を見て「カラフルなお花が咲いてるみたい!」 とつぶやくハナエちゃん。
いつになく早口なMCも痛快。
テンションが一度も落ち着くことなく、駆け抜ける6曲。
「神様はじめました」で幕を開け、「SHOW GIRL」で華々しく散るパフォーマンスは、「書を捨てよ、町へ出よう」を体現しているようで、今のハナエちゃんが凝縮されている感じがした。
再び菜奈ちゃんが登場し、この日のためにレコーディングしたという新曲を3曲。
「2016年の北出菜奈」を感じるようなきらめきに満ちた3曲に、
これから菜奈ちゃんが見せてくれる世界が楽しみになる。
これから菜奈ちゃんが見せてくれる世界が楽しみになる。
そしてフィナーレには、キラキラの装飾が絡まった二本のマイクスタンド。
菜奈ちゃんがハナエちゃんを呼び寄せ、曲紹介に会場から悲鳴に近い歓声が上がる。
北出菜奈×ハナエが歌う、「消せない罪」。
ハナエちゃんも、このときばかりはウィスパーボイスを封印。
北出菜奈×ハナエが歌う、「消せない罪」。
ハナエちゃんも、このときばかりはウィスパーボイスを封印。
「二人は歩き続ける 後には戻れないから」
その歌詞は本当に菜奈ちゃんとハナエちゃんそのもののようで、
ファンタジーの主人公を目の当たりにしている気分。
めぐりめぐってこの日に菜奈ちゃんがソロ復活できたこと、
「消せない罪」が発売された当時は小学生だったハナエちゃんがここで歌っていること、
そして、この場所に立ち会えたこと。
その運命に震える。
去り際に、不意にライブTシャツを脱ぎ、
脱いだシャツを客席に投げる菜奈ちゃん。
ランジェリー1枚の華奢な背中に、バッドガールの生き様を見せつけられたような一瞬だった。
ゆずれない美意識と、つくりたいものを持っている女の子たちが、
つまりは「好き」を貫いている女の子たちが、集まって本気を出すとこうなる。
そんなパワーを五感で浴びた夜だった。
来年もまたBad Grrrls' Night Outを開催したいと言っていた菜奈ちゃん。
1年後、またこのイベントに来るときまでに、"良いバッドガール"になっていなくちゃ、と思う。
♡ ♡ ♡ ♡ ♡
「消せない罪」が発売された当時は小学生だったハナエちゃんがここで歌っていること、
そして、この場所に立ち会えたこと。
その運命に震える。
去り際に、不意にライブTシャツを脱ぎ、
脱いだシャツを客席に投げる菜奈ちゃん。
ランジェリー1枚の華奢な背中に、バッドガールの生き様を見せつけられたような一瞬だった。
ゆずれない美意識と、つくりたいものを持っている女の子たちが、
つまりは「好き」を貫いている女の子たちが、集まって本気を出すとこうなる。
そんなパワーを五感で浴びた夜だった。
来年もまたBad Grrrls' Night Outを開催したいと言っていた菜奈ちゃん。
1年後、またこのイベントに来るときまでに、"良いバッドガール"になっていなくちゃ、と思う。
♡ ♡ ♡ ♡ ♡
ここから先は個人的な思い出。

終演後、余韻醒めやらぬ幸せな写真。
初めましてできた ゆっきゅんとも一緒に。(嬉しかった……!)
素敵な時間をご一緒させてくださって、
このイベントに関わったみなさま、
本当にありがとうございました!!
そしてこれからもよろしくお願いいたします。
バッドガールがテーマのイベントということで、
私なりのバッドガールのイメージでコーディネートしてみました。
私にとってバッドガールと聞いてまず思い浮かんだのが、THE RUNAWAYSのシェリー・カーリーなので、裏テーマはランナウェイズ。
THE RUNAWAYSのロゴの、レースつきの缶バッジ(数年前のJouetie)をひそかにつけつつ
ランジェリーライクなアイテム(古着で500円だったセクシーダイナマイトロンドン)を
ピンクのTシャツ(ハナエちゃんからの誕生日プレゼントのピンクハウスチェルシー)に重ねて
菜奈ちゃんが薔薇推しということで、ローズのハイソックス (JANE MARPLE)と
ローズのガーターリング(MILK)をあわせてみました。
ランナウェイズの名曲「Cherry Bomb」の中に、Can't stay at home, can't stay at school(学校にも家にも居場所がない)というフレーズがあるので
落ちこぼれスクールガールなイメージでみつあみとチェック柄。
おしゃれって楽しいね♡
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