キャリアカウンセリングやってて、イベントもやってると、色々思う。

人生も、
またキャリアも、

運と
タイミングと
ご縁次第で、展開する。

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お金はあると、
とても役立つ場面がたくさんある💰


いくらお金を積んでも
結果が変わらないことがある一方で、
資金力(と組織のバックアップ)があれば、
多くのことが実現へ向けて動きやすいからだ。


例えば歌舞伎は、
松竹がどど〜んと一手に
キャスティングをし、
マーケティングをし、
チケット販売をし、
舞台の建設&維持をする。
この組織と資金力のバックアップなしには、
今日の歌舞伎界はないと思う。


一方能楽界はというと、
個人個人が都度興行をしてる体で、
フライヤー作りから、チケット販売まで、
自分たちでやる。


個人がたくさ〜んで構成している能楽界。
1組織がマネージしている歌舞伎界。
この歴然とした知名度、売上、マーケティング力の違いはここ。


歌舞伎役者のニュースはエンタメ欄に出てくるが、
能楽師のニュースなぞどこにも載らない。

能楽師で、知名度がある(ニュース性がある)のは、
多分、野村萬斎さんくらい。
彼のお茶の間の知名度を上げたテレビドラマ出演というご縁は
そうそう誰にでも巡ってくるものではないだろう。


ま、でも、今ここに在ることはさておき、
変えられることと、変えられないこと。

そのふたつを目の前に、
まずは自分が変わる(動く)ことから。


そんなことを思いながら、
お能の公演のプレスリリースを
3日前に配信した。


人生で2度目の経験。

たかが1能楽師の公演のリリースにしては、
絶好調🌟


700年近くも、セリフも変えず、
プロダクションも入らず…
でも、演ずる人は変わるから、
生きる守破離をそのままに
受け継がれて来た能楽が、
今後も末永く、この地に残りますように。


自分にできることを
できる時に。

この瞬間は二度と戻らないから。


PS. 写真は、本題とは関係ないのだけれど、5年前、熊野の真名井神社を出て空を仰いだ時、そこにいた見事な鳳凰のカタチをした雲。