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おひるねアート協会は、実はあまりアートの作り方を教えていない。

もちろん、基本の作り方や綺麗な撮り方など基礎の部分は教えるけど、基本的には講師の感性に任せている。
講師たちは自分たちの好き、や、ワクワクを取り入れて、すごく自由に表現することを楽しんでいる。

先週の知好楽MGで、好きより楽しいが大事、と学んでから、講師育成プログラムの課題で講師が提出してくれるアートを見て、こう問いかけるようにした。

「どのアートを作っているときが一番楽しかった?」

そこで指さしたものが、講師の中で湧き出る好きの小さな第一歩となるのだと思う。
好きなものを作っているんだろうなぁ、というアートはやっぱりのびのびとしている。

そして、好きなもの、楽しいこと、は何もアート作りだけにとどまらない、ということを発見してから、協会の中で大きな改革が起こった。

『自分の得意分野を生かした働き方』

おひるねアート協会の働き方は多種多様で、アートが得意な人が必ずしもTOPになれるわけじゃない。

お客様とお話しすることが好きな人、営業が得意な人、仕組みづくりが得意な人、写真を撮ることが好きな人…
同じ「おひるねアートが好きで集った仲間」でもこれだけ得意分野や好きなことが違う。
得意分野を見つけて、伸ばしていける講師がTOPに立つようになった。

だったら、それを生かして働けばよいのではないかという考えになった。

アートを作るのが好きな講師は、アート作りだけをやる。
お客様とお話しすることが好きな講師にアートを貸すという働き方が生まれた。
営業が得意な人は、営業だけをやって、その仕事をほかの講師に紹介する。
衣装づくりが得意な人は、アート用の衣装を作って講師に販売する。
デザインが得意な人は講師用のチラシを作ってあげる。
講師の中でチームができ、雇用が生まれた。
そして、事務が得意な人は事務局に入り、撮影が得意な人はスタジオのカメラマンになる。
共通点はひとつ「おひるねアートが好き」ということだけ。
そして、大事なことは協会の理念である
「思い出写真づくりのお手伝い」
を徹底して共通理念として講師に持ってもらうこと。
そこが一貫して講師の行動基準となっているから、信頼して任せられる。
だから対面でしか講師になれないが、リクルートにも困らないという環境が生まれた。

協会の中で、多種多様な働き方が作れたのは大きな改革だと思った。

今まで、アートの作り方を細かく教えていないことがコンプレックスでもあった。
普通の協会だったら、作り方を教えて資格を取得し、講師になった後もいろんな技術や資格を付けていくのではないか。
講師になるための講座は一つしかなくて、その上も下も存在しないことに一種の申し訳なさも感じていた。

でも、そのマイナスな部分が結果的に大きな変化を生み出すきっかけになったのだと思う。
型にはまった協会じゃないから、講師は対等であり、パートナーとして見ることが出来る。
代表が未熟だから、講師から学ぶことがたくさんある。
そうして、講師と一緒に協会も成長していく。

協会は、おひるねアートが好きという気持ちで集まっているお客様、講師、企業様をつなげるプラットホームのような存在であると思っている。
そして、優れた講師を紹介するプロダクションのようなものだ。
そうして、人を育てていくこともひとつの役割である。

協会を通じて得た経験や感情や自分の中で湧き出る力が、講師たちのこれからの人生をより豊かに彩るものであってほしいと願う。

そうして、自分の選択に後悔しない生き方が出来るように、応援していたい。