先日の新幹線のお供はこの本だった。
タイトルの1分間ブランディングは、人は見た目の後の1分間が勝負という話。
勝てる場所を見つけて勝ち続けるというのは、ニッチ戦略とか、ランチェスター戦略に近いものがあると思うが
特に印象に残ったのは
・ひとつの分野に集中する事
・ひとつのヒットをシリーズ化してブランド化すること
・コンセプトを充分に浸透させてから個人を売り出す事
など。
腹落ちするところがたくさんあった。
ひとつの分野に集中するという事は本当にその通りで、協会を立ち上げたときは
「ちょっとニッチ過ぎたかな…」
と思ったこのコンテンツも、いまは徐々に一般名称化しつつあって、浸透してきている。
3年間で何とか形にはなった。
そうすると、今度は協会の作り方のノウハウや、集客のノウハウなどを出せば、と言われる事がたまにある。
マーケティングやマネジメントは、PDCAの繰り返しで今も学び続けている途中なのでとてもじゃないけど…ということもあるが
それなりに蓄積している知識はあるので、時にはマーケティング講座なども行う。
講演なども依頼されたら受けることもある。
ただ、それは自主的には行わないつもりだし、自主的に行う講座は講師にしか公開してない。
私が講座を開くのは、講師がその方法で活躍する事で更におひるねアートが広まるから、という明確な目的があるからだ。
講師以外の人の集客のお手伝いをしている時間があるなら、ひとつでも講師が働く場所を増やす。
さらに言うと協会を作ったのはやりたい事を達成するための手段でしか無い。
協会でビジネスをしたかったのではなく、しようと思った事業を行うには、協会という形が一番良かっただけだ。
このコンテンツをたくさんの賛同してくれる人と一緒に広め、ママと赤ちゃんの笑顔の場所を増やすこと。
それによって赤ちゃんと一緒に働ける環境とママの雇用を増やす事が私のミッションである。
やり方は変えても在り方は変えない。
それがぶれた時は、協会が傾いていく時だ。