月別アーカイブ / 2017年02月

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おひるねアート協会には認定講師が全国に約350人ほど誕生していて、個人事業主という働き方ではあるものの協会とはビジネスパートナーという関係を築いている。

認定講師になるためには講師育成プログラムを受けなくてはならない。

その募集のページを久々に改訂する事になり、No.2と話している時にふと気づいた事がある。

「…このたたき台の告知文の『こんな人にオススメ!』の部分さ。
【子育て経験を生かして働きたい人】
【仕事と家庭を両立させたい人】
【赤ちゃんと一緒に働きたい人】
ってなんかしっくり来ないんだよね」

「そうですねぇ…」

何でだろうと考えて気づいた。
この中には講師に対してのメリットしか書いていない。
その文章の中には一番大事な「お客様」のことが見えてこなかった。

そこで「〜したい人」の部分を「〜出来る人」に変えてみた。

【カメラ・写真が好きな人】
【赤ちゃんが好きな人】
【人と接する事が好きな人】
(厳密に言うと出来る人では無いのだが、好きな事=得意もしくは上達する可能性がある、という事にした)

タイトルも
『こんな人にオススメ』
では無く
『こんな人を探しています』
に変えた。

お客様目線の仕事が出来ない講師には、そもそも仕事は来ない。
協会の意思としても、前者のような気持ちで来られると理念の擦り合わせが難しくなるだろうと判断した。

うちの協会は、講師をお客様として見ていない。
対等なパートナーだと思っている。

仕事の基本は「自分のための〇〇がしたい人」を応援するためにお客様がお金を払うのではない。
「相手のための〇〇が出来る人」がいて、それが欲しい人がお客様になりお金を払ってくれる。

そして、〇〇したい人を協会に入れて独り立ちさせるほどの余裕はない(笑)
講師がお客様気分だと続かないのである。

でも、〇〇が好き、もしくは出来る人がそれを仕事にするためのバックアップはできる。

協会の役割は
・講師が働きやすいようにおひるねアートの名前や講師のブランド価値を高めること
・講師の働く場所を増やすこと
・活動に必要な情報や仕組みを提供すること
で、それを活かせるかどうかは講師次第だ。

講師が受け身だと、仕事を取ってくるのは難しい。
協会を利用して自分のスキル(これは単純に仕事だけでは無く人間力も)を高めるくらいでないと続かない。

そして、一番気づいて欲しいのは、お客様の目線で仕事をして初めて見える感動があることだ。

人の役に立つことの本当の喜びは、自分が主体のビジネスをしているうちは得られない。

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絶対的に尊敬している社長さんがいる。

傍目からはきっと判らなかったと思うが、とある時期、精神的にも肉体的にもボロボロだった私を浮上させてくれた人である。

有名な事業を行っているのに、飾らず、謙虚で、ただまっすぐな理念を持つ姿に、自分の中の今までのプライドが崩れ、そこから生まれたのが「何も出来ないを認めるマネジメント」だった。

たまにお話の機会を頂くので、他愛も無い仕事の会話をするのだが、少し話すだけでもすっと姿勢が伸びる。

「世間ではプレミアムフライデーが話題に上がっているけど、そんなに仕事が嫌な人が多いのかな」
と呟いていた時、ああ、この人は私と同じ価値観なんだと思った。

遊びより仕事の方が面白いよね、というのは私達の中で共通する価値観である。
(もちろん、一切遊ばないというわけではなく、バランスの問題だけど)

ひとつ、前に進むたびに叶う夢がある。
それはどんな遊びよりも最高に面白い。

その日話した中で私が気がついたのは
「好き」より、それ以上の、人が頑張れる動機は
「達成したい夢や信念がある」かどうかという事だった。

そう思うと仕事もモチベーションに左右されず、ただまっすぐに前を見つめていられる。

本当に達成したい目標があれば、肩書きや立場に囚われず、何だってやる事が出来るのだ。

「社長って呼ばれるのが嫌だし、自分が好きだから現場も出ちゃうんだよね」

と言って笑う姿に、ああ、だからこの会社は、こんなに人がついてくるんだな、と納得した夜だった。

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