年末、本棚の断捨離をしたので新しい本が入ってくるスペースが空き、久々に何冊か興味のある本を購入した。
(こういう時はだいたい私が好きだなと思う方がシェアしていたり、教えてくれた本を買う。今回はご近所に住むウェブコンサルのもち月りえさんから教えて頂いた。ありがとうございます(*^_^*))

※ネタバレ含みます。


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再起動 リブート―波瀾万丈のベンチャー経営を描き尽くした真実の物語 
斉藤 徹 
 http://amzn.asia/7Gr9MBG

"起業家の存在意義は、やみくもに会社を大きくすることではない。自分たちが生み出すプロダクトやサービスを通じて、人々の幸せの循環を生み出し、よりよい世の中を創ってゆくことだ。
その社会的な価値を認めてくれる人がいてはじめて事業が社会に根をおろし、結果として持続的な成長が出来るのだ"

IT業界にいる社長さんからたくさん話を聞く。
「この業界は浮き沈みが激しいよ」
急上昇したと思ったらあっという間に谷底へ落とされる。
やばいと思ったら即座に縮小をしていかないと瞬く間に資金がショートする。
そんな世界だという事は何となく知っていた。

それを生き残ってきた社長さんたちは本当にすごいと思う。
たくさんの苦労を何度も乗り越え、立ち直ってきたんだろう。

私はまだまだ起業して4年目の、それこそ立って歩きだしたくらいの甘ちゃんなわけで
しかもIT業界にいるわけでもないし、ここまでの経験ももちろんしていない。
なので、感想をいうのも恐れ多いくらいなのだけど
それでも、本書をなぞっていくうちに著者の心の変化や思いは共感できるものがあった。

私も幾度と無く自分の傲慢さや未熟さが招いた種で失敗をしてきた。
そして、それを認めるのにずいぶん時間もかかった。
今でこそ反省もし、あの時は申し訳なかったと謝罪も出来る。
でも、その渦中にいると自分のクソみたいな小さなプライドや失敗を認めたくないという気持ちでいっぱいになってしまう。

3年たって、あるインタビューを受けたときに、やっと自分が「何も出来ない」ことを認めることが出来た。

※インタビュー記事
■なぜ「おひるねアート」は急成長したのか?
仕掛け人・青木水理が語る「自分は何もできない!」を認めるマネジメント術 
https://www.manetama.jp/report/aoki-minori1/

自分の未熟さを認めるのは勇気がいる。
しかし失敗を詰んでいくことはそのたびに自分自身と対峙する機会をもらえる。
自分自身の傲慢さ、判断力の甘さを嫌でも認めざるを得なくなる。
そのたびに悔しくて申し訳なくて泣いた。

でも、乗り越えた時には一段成長している自分に出会えた。

著者の斉藤さんの一文が心に響いた。

「苦しいときこそ素直になることが何よりも大切だったな。
反省し、心を開き、助けを請い、誠実に振る舞うこと。
そうすることで、新しい自分が生まれてくるんだと思う」

一読した中でこの言葉が一番私の心に響いた。
この本はきっと何度も読み返すが、そのたびに新しい心に響く一文を発見し
自分の糧になるのだろうと思う。

そして最後の経営理念が素晴らしかった。

「裏表無く真っ正直に、使命感を持って仕事をしよう」
「情報を徹底的に共有して、社内を透明に、そしてシンプルにしよう」
「真の顧客の立場になって、モノを考え、行動しよう」

そこに自分自身の豊かさは入らない。
ただ、これを守ることで真の心の豊かさは手に入ると思う。
お金や、一般的な成功者といわれる豊かさの環境ではない。
大好きな人(従業員、顧客、取引先)に囲まれ、社会に価値があるコンテンツを残し、使命感を持って仕事が出来ることがきっと本当の幸せなのだ。

新年の初めに良い本に出会えて嬉しかった。

因みにIT企業の社長の再生記というと真っ先にこの本が思い浮かぶ。

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日本唐揚協会のつくりかた-オンリーワンビジネスで成功するための思考法
安久鉄兵(一般社団法人日本唐揚協会会長) 
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これも3年前に読んで衝撃を受けた(笑)
オススメです。


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