昨晩は疲れていたんだと思う。それもとても充実した疲れだ。

昨日の昼過ぎからとある友人と彼の自宅で会って、日頃の鬱憤だとか最近あった些細なラッキーとかおすすめの漫画とか、そういう与太話をしこたました。

顔を見るのが一ヶ月ぶりだったのもあって、まあたかだか一ヶ月なんだけど、普段の会話のグルーヴを取り戻すまでの手探り感が逆に楽しかったりして少しジーンとくる。

何事も深く考えすぎるタチなので、こういう何をしても楽しさが約束された関係は昨今珍しいし貴重だ。きっとふたりで行った飲食店が臨時休業だろうと急な雨に見舞われようと、気まずさなんて感じる間も無くネタに出来てしまうのだろう。

それからは別の女友達が明日誕生日ということで急遽三人で中華屋に行って誕生パーティをしたり、食後一時間カラオケで歌ったり、マリカーしたり。気付けば終電をとうに逃していたため友人宅に泊めてもらうことに。客用布団がなくそのまま床に寝そべって目を閉じたら

妙な夢を見た。



舞台は今年3月22日に開催された「矛盾の旅」ツアーファイナル。学校を模したセットも、衣装も、あの日とまるで同じ。降り注ぐ照明の下、僕は懸命に歌っている。

で、どのタイミングかまでは克明に覚えてないのだが、気付いたら母校(中学校)の廊下に立っていた。

「あれ、さっきまでライブしてたよな」と当然パニックに陥る自分。突如として起こった神隠しに今頃会場は騒然であろう。ああ、あんながんばって準備したのに、滞りなく進んでたのに、全部台無しだ。

途方に暮れながらもとりあえず辺りを見回すと、休み時間なのかそこらじゅうに人、人、人。衣装が白シャツなのを加味しても拭えぬ場違い感にいたたまれなくなり、すぐさまその場から立ち去った。

早足で向かう先は屋上。理由は分からない。そこに何か重要な意味が隠されていたのやもしれないが、覚えてないのだから仕方ない。

目的地に辿り着くと構造上あり得ないのだが、鉄扉から1mほどの間隔を空けてすぐにフェンスが待ち構えており、それに何の気なしに手をかけた次の瞬間、抗いようもない、津波のような衝動に支配された。

それから夢中でフェンスをよじ登っていざ飛び降りようというところで後ろから何者かの声がした。

「ねえ、歌って」とただ一言。

そこで丁度目が覚めた。

声の主が母校の生徒か、当時ライブに来ていた観客か、はたまた過去の自分かとんと見当も付かないが、普段の夢とは違う何かただならぬものを感じ、取り急ぎこのブログ記事をしたためた次第である。