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2016年10月5日、メジャー3枚目のアルバム『超ハジバム3。』を発売する、シンガーソング・エンターテイナーのハジ→さん。前向きな心を照れずに表現する歌詞は多くの人の心を撃ちぬき、各種ヒットチャートで常時上位を獲得しています。そんな熱いハジ→さんに、最新アルバムの制作秘話、エンターテインメントへの思いなどを語っていただきました!

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――2年ぶりのニューアルバムということですが、かなり集中して作られたとお聞きしました。

今回の『超ハジバム3。』は、スケジュール的には結構大変な制作でした。ツアーがぶわーっと入っていて、制作に向き合えたのが発売の2カ月前とかで。本当に1カ月間、おっしゃる通りむちゃむちゃ集中して作りました。ウォーッて感じで!



――このアルバムのリード曲であり、ウエディングソングである『約束。』。男性が面と向かっては言えないことを、バンバン歌詞に入れ込んでいると感じます。ご自身は、どんな思いで作ったんですか?

僕の今まで発表してきた曲の中で、ウエディングソングと取れるものは何曲かあるんですけど、自分の中ではっきりプロポーズについて歌おうと思って作ったのは、実はこの『約束。』が初めてなんです。僕は去年結婚して、今年の頭にファンの皆さんにそのことを発表したんですが、自分の中でプロポーズに至るまでの男としての思いをしっかり書きました。



――とてもリアルな内容なのは、ご自身も通った道だからですね。

きっと世の男性たちって、「こういう思いがあるから、結局プロポーズに至るまでに時間がかかっちゃうんだよ」とか、言いたいことがあるんじゃないかなと。プロポーズしたいけど思うようにできない、タイミングをうかがっている男性たち、さらにはプロポーズされたい女性たちに寄り添えるような1曲を作りたかったんです。



――今、プロポーズをしないカップルも多いそうですね。

そういう話は聞いたことがあります。でも女性はやっぱり、プロポーズされたいと思うんですよ。「あのとき、あの場所で言ってくれたよね」って、ずっと思い出すんじゃないでしょうか。それがなんか、フワッとした思い出になっちゃったら、もったいないですよ。



――確かに女性は、言葉が欲しい人が多い気がします。


だからたくさんのカップルが、この曲を聞いてプロポーズしようと思ってくれたらうれしいですし。逆に、「プロポーズできてなかったなあ」という男性は、あの時できなかったけど、記念日のときにそれに代わるような、思いを伝えるようなことを言おうと思ってくれたら、またうれしいですね。



――それにしても、この『約束。』の歌詞、不穏なことも書いてありますよね。「待たせたよな たくさん苦労かけたよな」とか。正直、この待っていた彼女こそ偉く見えるのですが……。

そうなんです、この支え続けた彼女が偉いんですよ! でもなんか、そういう男女の世界観って、誰しもあこがれるんじゃないかと思います。この曲の中で、「新しい次のステージは 君と向かう 二人の第二章 そのページOne さらなる素晴らしい物語を始めよう」って歌っているんですけど、なんというか、自分の中でのラブソングのストーリーが、ひとつ完結したような気がするんです。



――片思いの悩みとか、両思いの不安とか、そういったものをすべて通り抜けた、次の段階の歌ですものね。


『約束。』は、僕自身が既婚者という立場で初めて描いたラブソングになります。いろんなラブソングを書いてきましたけど、集大成の1曲になったんじゃないでしょうか。僕がこれから書くラブソングは、新たな視点からになるんじゃないかな。



――このアルバム中、『約束。』以外で、「これがハジ→だ!」と言えるようなお勧めの曲ってありますか?

お勧めは全部なんですけど(笑) ただ僕はエンターテインメントという仕事を命をかけてやっているんですが、その思いが一番反映されているのが3曲目の『ワンチャンス☆♪。』です。パーティーチューンなんですけど、「ハジ→ってラブソングの人でしょ?」くらいの印象の人にはライブ感が伝わるし、ラップするハジ→、歌うハジ→、語るハジ→と、いろんなハジ→に出会えます。エンタメにかける覚悟が伝わってくる曲だと自負しています。



――4曲目の『Dreamland。』はいかがでしたか? 作詞作曲も、プレーも基本的にソロなハジ→さんですが、feat. RED RICE(from 湘南乃風), CICO(from BENNIE K)ということで。

『Dreamland。』に関しては、大先輩にどんな感じで接していったらいいのかと、最初は悩みました。お二方とも独自の世界観があるはずですし、自分にもそれはありますし、どうやったらうまくいくのだろうって。でもいざ顔を合わせてみたら、お二方とも非常に優しくてステキで、柔軟な方で。「ハジ→君がやりたいことに、僕らは乗っかっていくから」と言ってくださって、本当にありがたかったです。



――この曲はノリノリで、聴いていて元気になる曲ですよね。

「夢をかなえるためのBGM」というイメージで作りました。ファンから見たら、僕ら3人はそれぞれ、夢をかなえているように見えるのかなって思ったんです。そこで、僕たちなりの夢のかなえ方を歌にできたらいいねって話し合って。もちろん、僕らは各々、より新しい、より大きな夢に向かう生き方をしているわけですが、3人それぞれの立ち位置で歌詞をどんどん集めていって、この1曲を作りました。



――先ほどのお話じゃないですが、実は私も「ラブソングのハジ→」という印象が強かったので、この曲は意外というか、ハジ→さんの新しい面、ギャップをすごく感じました。

狙い通りです(笑)



――ミュージックビデオ(MV) も、すごく楽しそうです。

僕、RED RICEさんと誕生日が同じなんですよ。そしてCICOさんもあわせて3人ともA型。すぐに意気投合しました! MVの中で車に乗っていますが、REDさんがパパみたいに運転してて、CICOさんがママみたいにいて、後ろで子どもみたいにハジ→が「どこ連れてってくれんの!?」みたいになってて。自然にああいう空気感になれて、本当に楽しい現場でした。この前、宮崎の“FREEDOM aozora 2016”というフェスで、初めてライブとして実際にプレーさせていただいたのですが、本当に楽しかったです!

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繊細な言語である日本語で、前向きの歌詞を書き続けたい。


――ハジ→さんの曲って、英語が極端に少ないですよね。英語の方がメロディーにのりやすくてノリがよくなると聞いたことがあるんですが、日本語とその意味にとことんこだわっている印象があります。

確かにどんなにアップテンポな曲でも、ふざけた曲でも、歌詞にはノリだけではなく意味を持たせるということに、こだわりがあります。僕の歌が届いた方に、キチンと理解していただきたいという思いが強いんです。インターネットを通して楽曲を発表すれば、世界を相手にできます。でも僕の曲を聴いてくださるのは日本人の方がほとんどなので、英語を使うとしてもわかりづらい単語は絶対に使わないし、誰もがわかるフレーズのみにするようにしています。



――ハジ→さんの歌詞、とってもわかりやすいです!


僕は日本語がすごく好きなんです。繊細さを表現できる、独自性を持った素晴らしい言語だと思っています。だから日本語のスペシャリストになりたいというか、日本語の達人というか、とにかく日本語で歌を描く達人になりたいというのは、非常にあるかもしれないですね。



――そして歌詞の世界観ですが。例え別れの歌でも、基本的に前向きですよね。ネガティブさとか、ドロッとした感情がないというか。それは理想を歌っているのか、ご自身の性格なのか、どちらなのでしょう?

結構、ネガティブなんですけどね、僕(笑) でも失恋ですとか、ネガティブな部分が出る歌を世に提供するときも、なんだかんだで最後には光を感じてほしいと思いながら作っています。



――こんなにストレートに、テレやカッコつけもなく、前向きなのはすごいと思います。同時に「この人のポジティブさの源とは?」と不思議でした。


ありがとうございます(笑) 実はネガティブな僕が、ポジティブに考えようと努力すると、こんなふうに言われるとうれしいとか、こんな言葉で背中押されるなとか、実感を伴ってわかるんですよね。だからどうしてもマイナス思考になってしまう人たちに対して、「よいしょ」って背中を押せる歌を作れるんじゃないかな。



――今まで失敗したこともなく、明るい場所ばかり歩いている人かと思いました。でもご自身も紆余(うよ) 曲折があったからこそ、背中の押し方を知っているんですね。


100%、ポジティブ人間じゃないですよ、僕。結構いっつも悩んでいます!(笑)



――ところでハジ→さんの歌い方なんですが、バラエティーが本当に豊か!

僕は3パターンのハジ→がいると思っているんです。シンガーハジ→もいるし、ラッパーハジ→もいるし、その中間のラップにちょっとメロディがついたようなスタイルのハジ→もいるんです。僕は自分で、「ハジ→は●●なんだよ!」と宣言することには興味がないんです。受け手の方がどうとるかでよくて。「ハジ→はラッパーじゃなくて、シンガーだよね」って言われてもいいし、逆に「ラッパーだよ!」でもいいと思います。こだわりは特にないんです、シンガーソング・エンターテイナーと名乗っているのも、それらを全部含んでいるからです。



――決めるのは観客であって、自分自身をカテゴライズすることには興味がないと。

レゲエっていう方もいるし、Jポップという方もいるし、ヒップホップ調じゃないのっていう方もいます。曲によっていろんなふうに分かれているので、その方の取り方で僕は全然かまいません。

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目立つ自分よりも、ファンの心に寄り添う自分を目指したい

――ハジ→さんはそもそも、どんな音楽を聞いて育ったんですか?

もともと、ビジュアル系のバンドが大好きでした。GLAYさんやLUNA SEAさんにあこがれて、高校生のときは文化祭でコピーバンドを結成してプレーしました。



――ビジュアル系とは意外ですね!

今のような音楽性に行きつくのは、ヒップホップとの出会いがあったからですね。大学の友人が洋楽のヒップホップやジャパニーズヒップホップに詳しくて、お勧めの曲を聴いていくうちに、「日本語のラップってカッコいい」と思うようになりました。ラップの練習をしたり、自分でリリックを書いたりして響きを追求していくうちに、今のスタイルに行きついたという感じです。



――元ビジュアル系好きならば、MVで常に顔出しをしそうですが、ハジ→さんのMVってご本人が登場しないものも多いですよね。あれは意図的なんですか?

僕は出たいんですけど、スタッフが邪魔するんです……まあこれは冗談ですが(笑) 僕的に出た方がいい、出ない方がいいという基準があるんです。最近それこそ久しぶりに出た『絆。』のMVは、「ハジ→と聞き手」っていう物語を表現したかったので、一般の方でリアル友情を描きつつ、ハジ→としてちょっと出演もしました。でも過去にドラマ仕立てで作った『for YOU。』のMVには、僕は一切出ていません。つまり世界観的にそうする必要があったら出るし、ないなら出ない。その曲にあった形をひとつひとつ考えて、結果論として出る・出ないが決まる感じです。



――「ハジ→です!」とご本人を全面に出すのではなく、曲のイメージ・世界観が優先なんですね。

「僕が僕が」と言うより、その曲が届いた方に寄り添いたい。僕が出ていくことで寄り添える曲と、そうじゃない曲があるんだと思っています。



――すべてのアルバムのジャケットがイラストなのも、こだわりですか?

アーティスト写真、いわゆるアー写は、ファンに想像させることにだいご味があるのかなと、個人的に思っています。だからアルバムジャケットも、イラストを掲載しているんです。



――ちょっぴりミステリアスですね。でもイラストの腕白坊主っぷりが、ご本人の性格を現しています!

このイラスト、デビューのときから使っているんですが、僕の友人の、今も現役で活躍する笑顔絵師こたろが、デビュー前にプレゼントしてくれました。いつまでもやんちゃな少年の心を持って、音の世界で走り回っている感じがとても気に入っています。

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仙台への地元愛は底なし! みんなに良さを知ってほしい


――今後のご予定ですが、ライブのスケジュールがかなりありますね。

学祭ツアーが既に始まっていて、僕が主催の“WE LOVE 仙台”というイベントも10月14日(金)、15日(土)とあって。来年はホールツアーもあります。



――仙台で、ご自身主催のイベントってすてきですね。東京のファンも行きたくなります。

まさに、本当にそういう期待を込めて始めたイベントなんです。実際、半分くらいのお客さんが県外から来てくれるんですよ、観光がてら。僕、今回のアルバムの7曲目に『ふるさと仙台。』って曲を書いたんです。それくらい僕の思い入れのある地元・仙台に来てもらって、仙台を感じて、ライブを楽しんで、仙台を愛してほしいなって思っています。出演するアーティストさんたちも、交流がある方や、僕がとても好きな方がいらっしゃるんですが、仙台をトコトン楽しんでほしい!



――仙台いいところですよね。牛タンもおいしいし。

仙台で牛タンって、どこで食べます? 「利久」ですか? 最近は「司」ってところが非常に評判がいいですよ。「利久」ももちろん、すごく美味しいですけど。僕のイベントに行って、楽しんで、ぜひ牛タンを食べて満足して帰ってください!



――ハジ→さん、本当に仙台を愛していらっしゃいますね。

もちろん、いい思い出ばっかりじゃないし、地元でろくでなしだった時期もありますよ。でもやっぱり自分を育んでくれたのは、あの街だから。地元愛は歌っていきたいし、どこに行ってもフロム仙台って、僕は言い続けたいです。好きなアーティストの出身地だからという理由で、ファンが興味を持ってくれることもありますし、仙台に対してそういう貢献もしていきたいです。

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連絡は全部LINE。辛いときは面白スタンプで笑い飛ばせ!

――ぜひ好きなLINEスタンプを教えてください!

僕、スタンプはすぐ買っちゃうほうなので、たくさん持っているんですよ! 最近は『吾輩は猫です』を、一番使うかな? 第2弾も出ているんですけど。うちの親父がすごく送ってきて、めっちゃ面白いと思ったのがきっかけです。アルバムの制作がきついときに、猫が豆腐に「うわあああ!」って頭をぶつけようとしているスタンプを、スタッフに送りました(笑)

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【激動!】吾輩は猫です。2


――家族もスタッフも、連絡方法はLINEなんですね。

友達ともLINEがほとんどです。そういえば友達が『ねじ』のスタンプを送ってきて、「斬新だな~」って思いました。あと僕がお気に入りなのは……『パンパカパンツ』も可愛くて好き! あと実は、ハジ→のスタンプもあるんで、こちらもたまに使っています。

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パンパカパンツ♪しゃべる&飛びだす

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ハジ→オフィシャルスタンプ。ver.1.1


――それではハジ→さん、ファンの方へ最後にメッセージをお願いします!

いつも最新作が自分の最高傑作でなければならないと思っているんですけど、今回も、ハジ→史上最高傑作のオリジナルアルバムができました! いろんなハジ→が感じられる作品になっていると思うので、ぜひお手に取ってやってください。かつ、最近はライブが非常に盛り上がってきているので、ぜひ遊びに来てくださったらええじゃないか、えーじゃないか!(笑) よろしくお願いいたします!



――どうもありがとうございました!

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超ハジバム3。(初回限定盤)(DVD付)
ハジ→
ユニバーサル ミュージック
2016-10-05



ハジ→ 公式サイト

ハジ→さんの歌はどこまでもストレートで、時に泥臭く時に過剰。だけどスカさない、逃げないカッコよさが、ご本人からもにじみ出ていました!

会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
暑さも和らぎ、すっかり秋の気配。物悲しくなったら、熱い曲を聴いてテンション上げましょう!
それでは、また。

(撮影/クマ、取材・文/中尾巴)

カリスマヴィジュアル系ロックバンド・シドのヴォーカル、マオさんがソロプロジェクト「マオ from SID」名義でのミニアルバム『Maison de M』を9月28日にリリースします! ソロデビューシングル『月/星』から3カ月、日本の音楽シーンの中で突出した歌唱力を持つマオさんの歌への思いや新曲の制作秘話、出演予定の『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』についてまでうかがってきました。 

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――ソロデビューシングル『月/星』の発売から約3カ月でミニアルバムが発売ということですが、早いですね! ミニアルバムをリリースされることは『月/星』の時から決まっていたんですか?


そのときは、次もシングルを出そうと思っていたんです。でも急遽アルバムがいいな、と僕が言い出して、それでアルバムにしました。かなり急に決めたので、スケジュールはまあまあ激しかったですね。



――曲をたくさん出したいなという思いがあったのでしょうか。

もちろんそれが一番なんですけど、直感でアルバムの方が楽しいなって思ってそうしました。



――タイトルがすごくおしゃれです。『Maison de M』のメゾンはフランス語で家とかお店という意味ですよね。「マオの家にようこそ」という意味でしょうか。

そうですね。そんな感じです。



――6曲収録で4曲が新曲です。全曲、歌詞が恋愛の歌ですよね。

そこは共通させています。ソロ活動の最初は恋愛をテーマにしたかったので、恋愛観を書いたものを集めました。ソロはコンセプトを決めてやりたかったんです。ジャケットは自分の写真にしたり、服は割とバシッと決めて、カッチリさせたり。分かりやすい軸が一個あったほうがいいなというのはずっと思っていたので、歌詞に関しては恋愛観を書こうというのはありました。



――恋愛は誰にとっても共通のテーマですしね。ジャケット、めちゃくちゃカッコイイです!

ありがとうございます。発売日を意識しています。寒くなっていく季節なのでジャケットの上にコートを羽織ったり。



――私、通常版が一番好きです! 女性目線で見るとこれが一番カッコイイです。

ありがとうございます。俺は実際、これがいいのかどうかよく分からないんです(笑) 実はもう1個候補があったんですけど、スタツフさんがこっちがいいって言うので決めました。人の意見ってやっぱり大事だなと思って。自分の中にない感性で選んでもらいましたね。



――曲についてもうかがいたいのですが、6曲を通して一つのストーリーになっているように感じました。今回、新しく収録された4曲を選んだ理由や経緯を教えてください。


ミニアルバムを出そう、というところから始まったので、じゃあ6曲の流れで作るのにどういうタイプの曲がほしいかなと考えて選びました。あとは本当に好き勝手やっていいのがソロの良さなので、そこを最大限に生かしたくて、こういうのをやってみたかった、という自分の趣味の部分もあります。メロディーがどうとかではないような曲をやってみたかったりもしたので、ジャンル感を意識して選びました。



――歌詞が大人っぽくてセクシーですよね。意識して書かれたのでしょうか。

それ結構言われるんですけど、俺、だいぶ大人なので(笑) 大人になってからだいぶたつので、事実、大人です(笑) だから意識して書いたわけではなくて、普通に書いていたらこうなりました。



――なるほど(笑) 歌で表現したいことは、シドからちょっと離れてソロをやってみて新しく増えたり、変わったりしましたか?


いや、まだそこまではあまり考えられていないです。曲に対して歌うことで精いっぱいな感じが、今は楽しいです。

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大満足の仕上がりになった『サヨナララスト』

――今回、このアルバムの中で曲や演奏についての意見出しは、どんな感じでされたんですか?

プロデューサーのnishi-kenさんと一緒に、どんどん組立てていきました。俺は音楽的なことはあまり詳しく説明できないので、自分の言葉でぶわーっと乱暴に言ったことをnishi-kenさんがキレイに整えてくれて。それを実際に演奏してみて、「もうちょっとこうじゃない?」というのを繰り返すんです。その「こうじゃない?」が次の段階で「そうです!」と言える状態になるので、本当にすごい方です。何であの言い方でそれが分かったんだろう? って思います。



――すごいですね。一番イメージ通りに仕上がったのはどの曲ですか?

イメージを超えたのは『サヨナララスト』です。アレンジ的なところでかなり超えてきました。音のバランスやミックスもそうなんですけど。例えば、サビはヴォーカルの主メロを2本ダブらせてるんですけど、もう1本はうっすら同じところを歌ってるんです。今までこれはほとんどやったことがないことで、nishi-kenさんの中ではたぶん、マオはヴォーカリストとして1本の軸の声を聴いてほしいタイプだと思っていて。俺の気持ちだけを考えると1本でいきがちなんですけど、曲全体のイメージを考えたら、俺がこうしたい、と言ったことに近づけたり超えたりするためには、ここは2本にしたほうがいいんじゃないかな、って感じなんですよ。自分の中にはないものをどんどん発見してくれる感じが楽しかったです。



――良い方に出会えたんですね。『サヨナララスト』はミュージックビデオ(MV)も作られましたが、バーチャルデートみたいな映像ですよね。

あ、それ言われるんですけど、全くその意識はなくて。でも仕上がった映像を見ると、そういうふうにできていたので監督がすごいですね。「とにかく素を撮りたいので、ずーっとカメラ回します」と言われて、最初はどこかでカメラのことを意識していたんですけど、途中からはあまりカメラを意識せずに普通に素の状態でウロウロしていました。それをうまいこと編集してくれた感じです。



――そうだったんですね。ゲーセンでUFOキャッチャーやるシーンとか、ときめきました(笑)

あれは3回めぐらいで取れましたね(笑)



――すごい。マオさんの飼い犬、ペティちゃんも登場したり、スタッフさんとの打ち上げシーンがあったり、本当に素のマオさんが見られてうれしい映像ですね。


みんなで普通にメシ食ったり遊んだりしてました。



――演奏シーンはファンを入れて撮影されましたね。こちらの撮影はいかがでしたか?

ファンの人たちがすごく慣れていて、この人たち、エキストラやったことあるのかな?ってぐらい上手でした。監督の言うことをしっかり聞いて、マナー良くやってくれましたね。



――素晴らしいです。


今まで撮った中で一番肩の力を抜いて臨めた撮影だったので、あまりMVを作った感じがしていないですね。仕上がりを見たら、ちゃんとMVに仕上がっているんですけど。スタッフの人たちもみんな楽しそうだったので、たまにはこういうのもいいなって思いました。



――その楽しさが伝わってくるMVです。

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小さい音でBGMのように聴いてほしい

――ファンの方々にはこのミニアルバムはどんな聴き方をしてほしいですか?

大きい音と小さい音、両方で聴いてほしいかな。大体の曲は大きい音で聴いてほしくなるんですけど、今回のアルバムは小さい音でうっすら、ごはん食べながら聴く、とかでも成り立つ曲だと思うので。小さい音でBGMっぽく聴いてもらってもいいなと思っています。



――マオさんの歌詞は言葉の選び方がキレイで、どれもストーリーがあるから、どこかしらのポイントで共感できるんだと思うんです。歌詞は今はどんなふうに書かれているんですか?

昔から基本的に、部屋で書くぞーって集中して書きます。あんまりどこか外で書くってことは少ないですね。



――そうなんですね。ストーリーがあるぶんリアルに感じて、聴き手としては、マオさん自身の思いや経験というものを想像しながら聴いてしまうんですけど、ご自身というのはどれぐらい歌詞に反映されているんでしょうか?

曲によりますけど、5%のときもあれば、100%のものも過去の曲にはあります。ソロではないですけど。どの曲かって言ってしまうとつまんなくなるので、言わないですけど、いろんなパターンがあります。



――思いついたフレーズを書きためたりはされないんですか?


タイトルだけはためてます。たぶん今、50個ぐらいはあります。



――ということは歌詞はタイトルから決まることが多いんですか?

最近はそうです。そのほうが楽に書けるので。仮タイトルを先に1個決めて、それに基づいて書いていって、最終的にあまりしっくりこなければ、その仮タイトルは変えます。



――タイトルでテーマを決めて書かれるんですね。

そうですね。1個しばりがあったほうが書きやすいので。何もしばりがないと、永遠に、無限に書けちゃうから。タイトルしばりで、狭くする作業をしてから書いていっています。



――今回のミニアルバムで歌うのに苦労した曲はありました?


全部、すっごく難しかったんですけど、特にスローな曲『マニキュア』と『頬づえ』は本当に難しかったです。あと『月/星』も。ヴォーカルがむきだしになっちゃうので難しいんです。



――楽器の音に頼れないから。

そうですね。ヴォーカルが浮き彫りになるからというか。うまく歌えたときはいいんですけど、歌えなかったときに良くない感じが目立ってしまうので、なかなか難しかったです。



――じゃあ割と時間をかけてレコーディングされました?

その日のコンディションや曲にもよりますけど、そうですね。



――『月』は最後の6曲めにされたんですね。

何か自然な流れでそうなりました。

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インストアイベントのやりがい

――このミニアルバムのインストアイベントも始まっていますが、いかがですか?

ショッピングモールに慣れました(笑)



――ショッピングモール、好きになりました?

なりました。あそこにしかない空気があるから、あそこでやれたらどこでもやれるんじゃないかなーって気もするし。逆にこのあいだのヴィーナスフォートは照明があって、演出みたいなちょっとした壁もあって、緊張しました。薬局とかの隣でやるほうがやりやすい(笑)



――えー!

体が完全にショッピングモールになじんじゃって。



――ショッピングモールの体に(笑)

ヴィーナスフォートはちょっとホールっぽかったので、登場のときも「ちょっとこれ、カッコ良すぎない? もうちょっとさ…」って感じでした(笑) だから次にライブをやるのがすごい怖いですね。



――そうなんですか?

あの感じに慣れ過ぎちゃったのかな。



――ショッピングモールはファンではない方もいらっしゃるので、その反応が分かったりしそうですね。


ああ、それは大きいですね。1曲で好きになってもらわないと、ということなので。難しいことをやろうとしてますよね。1人でも「今日初めて見ました」って言ってくれる人がいたときには達成感があります。



――前回のインタビューのときに「ソロで経験したことをシドに持って帰りたい」とおっしゃっていたと思うのですが、現時点で見えてきたものはありますか?

まだわからないですね。ただ、やろうとしたこと、やったことは、何かしら後々につながっていくんだと思っています。



――ではソロをやってみて、良かったことは何でしょうか?


今までにない曲を歌えたと思うので、それがまず良かったことですね。あとは度胸がついたことかな。本当に1人なので。テレビやラジオ出演もそうだし、イベントも、すべて自分の判断でやらないといけないので、度胸がつきましたね。



――そうですよね。逆に自分だけで決められる楽しさみたいなものもあるでしょうし。


それは大きいですね。隙間があればソロ活動はまたやりたいです。

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『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』への意気込み

――今後の活動としては、苗場でのファンイベントがありますね!

はい。苗場はシドでも行ったので、2回目です。ちょうど今、何をやろうかって考えているところで。いっぱいやりたいことがあって、もう寝かせるのをやめようかなって(笑)



――えー徹夜!?

それは言い過ぎですけど、それぐらいの勢いで(笑) あとはゲームの景品を何にしようかなって考えてます。楽しいですね、こういうのを考えるのは。あと、アコースティックで演奏もしようと思っているので、誰かのカバーをやりたいなぁとか。自分の好きな曲がいいかな。



――いいですねー! 聴きたいですね! それから、10月に行われる『VISUAL SUMMIT』へのシドの出演が決まっています。

そうなんですよ! 今、ショッピングモールで歌ってるじゃないですか。そこから幕張へ、しかもX JAPANさんのでっかいイベントで、大丈夫かな、そんな急に照らされて、って思ってます。



――照明問題(笑)

今、照らされてないので、ちょっとがんばってそこまでには感覚を戻さないとですね。でも純粋に楽しみです。先輩方も出るし、若い子たちも出るし。何より、X JAPANの演奏が楽しみです。



――YOSHIKIさんとお話されたことは?


ないですないです! 打ち上げとかでお会いできても「あ、どうも」ってあいさつに行ける感じがしないです。近づいたらSPの人にぶん殴られそう(笑) 世界を見ている方ですよね。日本のヴィジュアル系の文化を「こんなのがあるんだぞ」って発信してくれているというか。ヴィジュアル系の大ボスですよね。



――他にもシド出演の日は、GLAYも出ますね。

俺、コピーやってたんで、楽しみです。『Yes, Summerdays』やってほしいなー、やらないかなぁ。初めてコピーしたのが『Yes, Summerdays』なんですよ。



――それは思い出深いですね。『彼女の“Modern…”』ならライブでよく演奏されてるからやるかも?

『彼女の“Modern…”』もコピーしてました。楽しみだなぁ。



――シドはその中でどんな演奏をされたいですか?

ひさびさのライブなんで、ひさしぶりの人も喜んでくれるような感じがいいのかなと思ってます。



――盛り上がれる曲ですね。

どうかな、全部バラードとかだとたぶん嫌われちゃうんで、やらないと思いますけど。フェスっぽい感じのイベントになると思うので、みんな盛り上がってくれそうで、楽しみですね。

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誕生日の過ごし方は?

――そして、10月はマオさんのお誕生日もあります。最近はお誕生日はどんな過ごし方をされているんですか?


最近は誕生日会みたいなものをやめてて。前は友だちとプレゼントの交換をしていたんですけど、結構それがしんどくなってきてて。引き出しがなくなってきたんですよ、5回ぐらいあげてるから、次何をあげたらいいかわかんなくなってきて。向こうも絶対そう思ってるよなーずっとこれ一生繰り返していくのかな俺たちは、みたいな。それを自然とやめようとしてます。1人、毎年あげていた後輩に、今年はあげていないんですよ、LINEで「おめでとう」だけ送って。



――毎年プレゼントをあげるってなかなか大変ですもんね。


そうなんですよ。だから何かをあげたりもらったりってことを今年は友だちの間では終わらせようと思ってて。



――ちなみに今までにもらってうれしかったプレゼントはありますか?


何だろうなぁ。俺のことをすごく考えてくれたんだろなぁっていうのがわかる、マニアックなやつとか。「何でこんなん知ってるの?」って聞いたら、「実は誰々に教えてもらったんです。最近ハマってるらしいじゃないですか」って。そういうサプライズっぽいのはやっぱりうれしいですね。



――それは気持ちを感じますね。

そう。俺もサプライズ好きです。サプライズのやり合いも友だち同士ですごいはやってました。



――いきなり呼び出して、おめでとう! みたいなやつですか?

いや、もう次元が違くて。俺の部屋の合い鍵を作ってて。



――え? 勝手にですか?

そう。勝手に。で、俺が部屋に入ったら、もう何人もいて。いろんな仕掛けもすでにしてあって。シドのポスターに俺だけ残して、あとはそいつらの顏に変えてあったりとか。超ウザいじゃないですか(笑)



――嫌がらせっぽい(笑)

でも相当手が込んでておもしろくて。最終的に、「じゃあね、今日は楽しかったよ」ってそいつらが飲んで帰ったあととかに、まだサプライズが隠されてるんです。冷蔵庫を開けたら、ヘンな物が入ってたりとか。



――すごい1日がかりな(笑)

もうほんとに一時期はサプライズのし合いがすごかったです。部屋の中に潜んでいて、いきなり出ていくとか。



――ふつうに怖いです、それ(笑) 10月はハロウィンもありますね! ハロウィンはプライベートで仮装されたりしますか?

ライブ以外ではしないですね。



――そうなんですね。以前のVAMPSの『HALLOWEEN PARTY』での綾波レイはかわいかったです。

ああいうのはやるんですけどね(微笑)



――マリオの衣装で『眩暈』は笑っちゃいましたけど(笑)

あれは面白いですよね。綾波レイのときに『sleep』やってみんなめっちゃ笑ってくれたから、それで味しめちゃって。マリオで何やったら面白いかなって考えて、『眩暈』にしたんです。



――また見たいですね~ああいうの。ソロでのライブは今のところインストアイベントのみですけど、ライブをやるとしたらどんな感じのライブをやりたいですか?

生演奏でやりたいですね。どんなライブという前に、生でやりたいなという。



――インストアイベントは演奏は生ではないですもんね。


そうですね。まだ一度もやったことがないので。



――やっぱり違いますか? 生演奏で歌うのとそうでないときとは。


感情移入して歌うのがなかなか難しいですね。決まっている音にのせて歌うから。次はこういうギターが来て、というのが完全にわかっているから、ワクワクはしないですね。



――では、恒例の質問もさせてください。今お気に入りのLINEスタンプはありますか?

長渕さんのやつを相変わらず使ってて(笑) そればっかりなんですよね。



――相変わらず、長渕スタンプを(笑)

あとは、TETSUYAさんのスタンプは使ってます。「MUKIMPOくん」かわいいし、いろんなシーンに使えるので。

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MUKIMPO 2


――ありがとうございます。では締めの質問に入ります。2016年もあと3カ月になりました。今年中にやりたいことはありますか?

今『孤独のグルメ』にハマっているので、ひとりで食べ歩きしたいです。1週間ぐらいやりたいです。



――1週間ずっと食べてるんですか?(笑)

ずっと。仕事もゼロで。2食か3食ぜんぶか、食べ歩きする。行きたいところに行って、好きなだけ食べるっていうのをしてみたいな。絶対無理ですけどね。



――好きなだけ食べるなら何を食べたいですか?


ちょっとB級が好きなんですよね。オシャレ過ぎない感じのお店で。女子! って感じのところはちょっと苦手です(笑)



――ハート型のケーキが出てくる、みたいなカフェとかは…

無理かなぁ(笑)



――では最後に、ミニアルバムを聴かれるファンの方々へメッセージをお願いします。

今回、本当に好き勝手やらせてもらって作ったアルバムです。ふわっと肩の力を抜いて聴けるようなものに仕上がったと思うので、あまり構えずに聴いてもらえたらうれしいです。



――ありがとうございました!

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爆音で聴くのが楽しいロックとはまた違った、シックな恋の歌がつまった今作。自分だけの静かな時間に1曲1曲大切に聴いてほしい1枚です。

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それでは、また。

(撮影/奥田耕平、取材・文/藤坂美樹)

今年の春、SNSなどで話題を呼び、大盛況になった写真展があります。
それが、女性の太ももの写真だけを集め、フェティシズムの追求からアートへ昇華させた『ふともも写真の世界展』です。

女性の入場者もかなり多く、読者モデルのエミリアさんもその1人。見渡す限りの太もも写真に圧倒されたようです。
エミは筋肉のついた
ちょっと筋張った太ももが
好きです、はい。



こんなに多くの表現ができる「太もも」ですから、皆さん、きっと心に描く理想の太もも像がありますよね。というわけで、今回は、LINE BLOGから魅惑の太ももの数々をご紹介したいと思います。

ママになった現在も、グラビアの仕事がひっきりなしの 熊田曜子 さん。真っ白な美太ももは、とっても柔らかそうです。




コスプレイヤーの LeChat さんのヘスティアコス写真。ついつい胸に目が行きがちなところ、無防備な太ももも魅力的だと思いませんか?




思わずのぞき込んでしまった人、ダメですよ! こちらはミニスカートが似合う美脚を持つ 橋本マナミ さん。




ちょっとシュールな写真! VIENNA さんの二の腕エクササイズ記事ですが、はつらつとしてツヤツヤな太ももも見逃せません。




猫耳の 今野杏南 さん。白い網タイツに包まれた太ももに、ロマンを感じますね。




白いタイツをもう1枚! コスプレイヤー えなこ さんの、チャイナドレスのスリットから大胆に露出した太ももがまぶしいです。




白とくれば黒も。黒いガーターベルトが白肌に映える、 杉原杏璃 さんのセクシーな1枚です。




「私もこんなきれいな太ももになりたい!」と思ったあなた、美太ももは日々の積み重ねから! 芸能人が実践しているエクササイズやケアをご紹介します。今日からぜひ試してみてね。

叶姉妹 が行っているエクササイズがこちら。不安定なボールの上で行い、背筋、ヒップ、太ももの内側を引き締めるのがポイントだとか。




美しい太ももに「むくみ」は禁物です。浜田ブリトニー さんの勧める太ももケアは、100均グッズで手軽にできますよ。




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太ももの筋肉は重要なので、毎日、ランジやスクワットできたえましょう!

(文/マヨトロワ)

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