2017年5月には初アルバム『VERSUS』を発表、7月には赤坂Blitzでのワンマンライブを成功させ、勢いに乗るFlowBack。ボーイズバンドが花盛り、特にボーカル&ダンスグループはさまざまなグループが工夫を凝らしている状況の中で、その躍進ぶりは目を見張るものがあります。今日は、メジャーデビューからちょうど1年の節目に発売される4thシングル『WE ARE!』を中心に、FlowBackの熱い“今”に迫ります!

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【FlowBack】左から、 REIJI 、TATSUKI,  MARK, MASAHARU, JUDAI, 

── 2017年9月6日、ちょうどメジャーデビューからまる1年で、4thシングル『WE ARE!』が出ます。聴いて思ったのですが、これは自己紹介の曲ですね。4枚目のシングルにして、何か原点に戻る決意があったからでしょうか。

TATSUKI 1stアルバム『VERSUS』は、“挑戦”をテーマに作りました。そして次にどんな曲を出そうかと考えたときに、アルバムを出してFlowBackの第1章が終わるんじゃなくて、むしろここからスタートするんだって思ったんです。だから今回、『WE ARE!』っていうストレートなタイトルの曲にしました。関わってくれるスタッフやファンのみんなと、次の挑戦に向かって一緒に進んでいきたい、そこにみんながいて欲しいという気持ちを込めています。

JUDAI 『WE ARE!』ってタイトルは、FlowBackと応援してくれる方という意味です。大勢を巻き込んでいき、それを自分たちの流れにするっていうテーマです。


── 作詞には今回もJUDAIさんが関わっています。

JUDAI 先ほど自己紹介って言っていただきましたが、まずFlowBackとはなんぞやっていうところから、ラップ詞を作りました。まずFlowBackは日本人だというのがあって……海外のアーティストさんとよく間違えられるんですけど。歌って踊るグループはあっても、全員がっていうのがまだそんなにないからでしょうね。


── 全員踊って全員歌うインパクトは、FlowBackの強みですものね。

JUDAI 話を戻しますと、日本人ってなんだろうなって思うと、外国の方とは違って、言葉で自分をあまり表現しないことが多いですよね。自分が持っているものの中から充満させるのではないかなと。


── 言葉より、態度やしぐさに出るということでしょうか?

JUDAI そうですね、態度やしぐさから奥ゆかしい表現になればいいなって。歌詞を書いていく際は、この日本特有の価値観を基準にして、自分たちがどうみられたいか、どう思っているかを表現したつもりです。

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── そういった歌詞の方向性を決めるときは、メンバー同士で話あったりするんですか?

JUDAI ミーティングなどは、一切しません。ただ、僕たちすごく仲が良いので、移動時間や待ち時間に、しょうもない話も大事な話もずっとしゃべっているんです。そういうところから、ヒントはもらいました。あとは自分がFlowBackに対してどう思っているのか、この先どうなっていくんだろうっていうのを、考えて要素にしたりとか。


── 他のメンバーの方が、曲の完成を初めて聴いたときの感想を教えてください。

REIJI 僕は連帯感を感じました。 まず、“Like a soldier”って部分があるんですが、僕らはずっと挑戦者をテーマに掲げて活動いるので、まさにソルジャーです。そして5人で戦っていく中で、出会えたみんなと一緒にいろんなことを乗り込んでいく感じが、歌詞にすごく反映されていて……共感しました。


── JUDAIさんの世界観がバシッとハマりましたね。

REIJI JUDAIの歌詞には本当に、僕も「そう思ってた!」ということがいっぱい入っています。だから完成して一発目に聴いたときの衝撃はすごかったです。今までの作品を超えているなって、自分の中でビビッと来ました。


── 思っていたけどハッキリしなかったことを、わかりやすく言語化されるのって、衝撃だし嬉しいですよね。

REIJI とにかくJUDAIも進化しているんだなって、強く感じました。自分も負けないで、戦っていきたいです。メンバーはチームを作る仲間でありライバルでもあるから、この「負けない!」という気持ちは、それぞれ持つべきですしね。


──ミュージックビデオ(以下、 MV)も拝見しましたが、オールロケで外部のダンサーも参加されていて、新しい試みが目立ちましたね。

TATSUKI ダンサーの方の参加は初めてでした。


── ファッションもちょっと、今までのFlowBackとは違った方向性で。とてもハードな感じでキメてらっしゃって。今回もMARKさんのスタイリングなんですか?

MARK 今回はスタイリストさんにお願いしました。


── そうなんですね、でもMARKさんとってもなじんでいましたね。実はあのハードさには、甘い顔立ちのMARKさんが苦労されるんじゃないかなって思っていたんですが、表情がぜんぜん他のMVと違って……!

MARK そうですか?(笑)


── 私の中では、MARKさんは可愛いというイメージがあったので、鎖とか鋲が打ってあるライダースとか、着こなしながら違和感なくパフォーマンスしている姿に、「おお!」と驚いてしまいました。

MARK 割と心はハードなので(笑)


── 実際、撮影時はどうでしたか? 今までと違ったことは何ですか?

MARK ダンサーさんとのリハーサルが、1日しかなかったんです。でもみなさんさすがプロの方。彼らのリハを見て、僕らにも火がついたというか……と言うのも、今回、この曲調なので男らしく踊りたかったんですね。そうしたらダンサーさんたちがすぐに振りを覚えるだけではなく、男らしさもきっちり表現していて、すごく刺激になりました。


── 短時間で本質をつかんでいらしたんですね。

MARK 実際、本番を見たらすごくカッコよかった! MVで初めてダンサーさんの参加をお願いしましたが、一緒にやれて良かったです。

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── MASAHARUさんはいかがでしたか?

MASAHARU ダンサーさんと一緒に踊ってみたら、今までとぜんぜん見え方も迫力も違うので、撮影後のテイクを見てワクワクしました。あと今回ソロカットが多くて、1人ずつ違う場所でパフォーマンスしたし、とにかく作っている間から出来上がりが楽しみでした。

こちらが『WE ARE!』のミュージックビデオ



── お気に入りのシーンはありますか?

MASAHARU 最後の方、FlowBackの出会いが描かれているんです。僕とTATSUKIが最初に出てきて、次にREIJIとJUDAIが合流して、最後にMARKが来て歩いていくっていう。


── ダンスシーンとフラッシュバックしながら、メンバーがそろっていくシーンですね。

MASAHARU はい、グループの出来上がった流れになっていて、すごくそこがお気に入りです。

TATSUKI FlowBackってものがどう出来上がっていったかを見せられたのはよかったです。でも本当に、ここからがスタートなんですけどね!

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── REIJIさんは、今回、グラフティを描いていますね。

REIJI 僕が描いたグラフティの前で、メンバー1人ずつが立って表現してくれたっていうのは、個人的にすごく嬉しかったです。本当にみんな、カッコよくやってくれたし! 


── グラフティ、すごくよかったです。荒々しいタッチが歌とピッタリ。

REIJI むき出しの人間のパワーを、出したいと思って書きました。もともと僕は絵を描くことが好きでしたが、今回改めてFlowBackに貢献できる部分が作れて、本当に良かったです。これをきっかけに、ダンスや歌だけじゃなく、グラフティでも自分の気持ちが表現できたらいいなあ。

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── 因みにあのグラフティ、完成までどれくらいかかったんですか?

REIJI 2時間くらいです。


── 早いですね!

MARK 早かったよね。

REIJI ぺンキとかスプレーとか使って夢中で描いていたら、気が付いたら2時間たってました(笑)  メンバーがそれぞれ描いた部分もあるんですよ!


── FlowBackの“今”が、素敵に表現できていると思います!

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振り返れば、いつでもあの時に戻れる仲間と聴きたい曲

── カップリング曲の『See you again』は、ブログを読んでいるとメンバー全員が好きっておっしゃっていますね。特にMARKさんは「1番好きかも」と書いています。

MARK 僕はもともと、ヒップホップも大好きですが、R&Bとかジャズとか好きだったんです。洋楽ばっかり聴いてきたんですけど、いつも直感で「この曲好き!」っていう好みがあるんです。メンバーもその好みがわかっていて、特にREIJIには毎回当てられるんですけど、『See you again』も「この曲、MARK好きでしょ」って言われました。


── 『WE ARE!』とは、真逆の雰囲気の曲です。

MARK 僕はFlowBackの曲は全部好きなんですけど、特にバラードとかミッドとか好きなんです。例えば、夜にバーで流れていそうな曲。『See you again』は最初のジャジーなピアノのイントロ部分とか、いいですね。メジャーデビューすると、こういう曲が歌えるんだなって思いました。


── 若いと、景気いい曲に偏りがちですよね。

MARK なので今回、『WE ARE!』との二面性というかギャップが出て、自分の中でよりいいって思えました。


── ギャップを出したのは、戦略的に考えた結果ですか?

TATSUKI そうですね、『See you again』をカップリングにするのがいいっていうのは、メンバー全員一致の意見でした。この曲、9月リリースじゃないですか。夏休みも終わって涼しくなって、みんなで楽しくワイワイ遊んできたけどだんだん切なくなっていく季節に、ピッタリなんじゃないかな。

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── やはり作詞には、JUDAIさんが関わっています。

JUDAI 『See you again』は、大人が同窓会で1年に1度集まるみたいな世界観です。僕たちみんな成人したんですけど、あんなに仲良かった中学・高校の友達と、なかなか会えないっていうのが気づけば多々あるんですよね。


── 学生時代は毎日会っていたのに、大人になったら知らず知らずのうちに疎遠になっていくって、誰もが覚えのあることだと思います。

JUDAI 僕、最近中学の友達と会う機会がたまたま続いて、それが『See you again』ってタイトルにマッチしているなって思って。だから自分が思ったこととか、されたこととか、飲み会で起こったことをそのまま書きました。ほぼ実体験です。大人になっていく中で、友達に会った時はタイムスリップした気分になれる、昔に戻れるって気持ちがベースにあります。


── タイムスリップで戻れるけど、飲み屋で会ってるっていう現実がもう昔じゃないんですよね。この飲み会の後は、現実に戻ってまた歩いていかなければいけないっていう。

JUDAI 「少し疲れた顔after party」って歌詞があるんですけど、もうみんな飲み疲れているですよ。でも、昔はこうだったねってエンドレストークをしちゃって、なかなか終わらない。バイバイしなきゃいけないのに、ここにいたい。最終的には行かなきゃいけないんだけど、「また会おうよ」って言って別れるみたいな。


── 普段は前を向いているけど、振り返ると仲間がいるって、いいですよね。

JUDAI だから僕はみんなと肩くんで、飲み会のときにこれを聴きたいです。『WE ARE!』とはまた違った、気持ちを共有できる曲です。


── 甘酸っぱいというか、優しいというか

JUDAI 自分的に、なんかいいなってところを歌っています。

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2018年は進化したFlowBackで全国5大都市ツアーを回る

── 7月の赤坂Blitzのライブに行かせていただきましたが、大きな会場を沸かせ成功されていました。来年は福岡・仙台・名古屋・大阪・東京の全国5大ツアーが決定しています。でもFlowBackって、ハングリー精神を常に持っているイメージがあるんです。ひと息つかないというか。

TATSUKI 正直、赤坂やってみて満足をしていないところが、すごくあるんです。


── スーツでのダンスも、映画のようなカッコよさをやり切った演出も、すごく素敵でしたが……。

TATSUKI どこって言われてもわからないんですけど。何て言えばいいのかな?

JUDAI 自分の中でこれ以上無理だと思ったら、終わりなんですよね。自分たち、まあ僕もそうですけど他のメンバーを見ても、まだいけるっていうか。

TATSUKI 逆にここじゃダメだ。更にいかなきゃダメだって。

JUDAI そうそうそう! アハハ、僕はメンバーとライブを一緒に作って行く中で、「この人たちのキャパシティ、すごいな」って毎回思います。正直、僕1人だったら飽き性だしすぐに「いいや」ってなっちゃうんですけど、メンバーを見ていると僕もやらなきゃダメだってなります。メンバーはなんかすごい。そこに支えられているな~。


── 何がダメではなく、もっと踊れる、もっと歌える、もっと盛り上がれるはずっていう感じでしょうか?

TATSUKI 赤坂のワンマンライブで、初めて演出家さんとかスタッフさんとライブを作り上げたんです。今までは自分たちだけで作ってきたから、わからないこともたくさんあったんですよ。例えば「こういうことがやりたい」って言っても、それが現実的にかなうのかどうかもわからないくらい、わからない。でも赤坂Blitzを終えてわかったのは、次のステージではできることが各段に増えているということ。とにかく学んだことが多かったので、早く次のステージに活かしたいです。


── ツアーでは進化したFlowBackに会えそうですね。

TATSUKI ツアー最終の東京では、Zeppに立ちます。未知の領域の規模なのですが、終わった後には「意外と小さなかったな、次のステージを目指そう」という心境になれる自分たちでいたいなって思います。


── 満足しないFlowBackは、望む目標が高いからなんですね。今からツアーが楽しみです。今日はありがとうございました!

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WE ARE!
FlowBack
KRE
2017-09-06



FlowBack 公式ブログ
2013年結成。MASAHARU、TATSUKI、MARK、REIJI、JUDAIからなる5人組ダンス&ボーカルグループ。夢を追いかけながらも、数々のオーディション落選を繰り返す中で奇跡的に出会ったメンバーが意気投合。自らの手で新たな波を起こすべく、“FlowBack”(意味は「逆流」)というグループ名を掲げ結成。ライブを中心に活動する中で挑戦した、2014年開催国内最大規模オーディション「LINEオーディション」で応募総数125,094組の中からファイナリスト8組に選出され一気に注目を集めるもののグランプリはならず!その後も年間100本を超えるステージを重ね続け、2016年9月シングル「Come A Long Way」でメジャーデビュー!リリース全タイトルがオリコンウィークリーチャート上位にランクインしている超注目の新鋭グループ。 楽曲制作やコレオグラフ(振付)、衣装スタイリング、グッズデザインにいたるまで、メンバー自身が携わっており、昨今台頭するボーイズグループの中でも群を抜いた高いセルフプロデュース力を誇っている。
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メジャーデビュー1年目とはいえ、超スピードで進化していくFlowBack。斜に構えたり、ユルかったりといった変化球に逃げず、直球のカッコよさで勝負している姿に目が離せません。因みに撮影の合間の5人の仲の良さは、見ていて可愛かったです♪

会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
信頼できる仲間がいれば、頂上までの険しい道だって楽しめる。
それでは、また。

(撮影/杉映貴子、取材・文/中尾巴)

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