カリスマ的人気を誇るロックバンド・シドが2017年第2弾シングル『バタフライエフェクト』を5月10日にリリース! 5月12日、13日には日本武道館2daysを控えている彼らに新曲のことから、間近に迫った武道館ライブについて、ライブタイトルの「夜明け」にちなんだ、メンバーの暗闇からの抜け出し方についてまでうかがってきました。

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──『バタフライエフェクト』を聴かせていただきまして、ゆうやさんの曲っぽくないなと感じたのですが、5月12日、13日の日本武道館で演奏することを意識して作られたそうですね。

ゆうや  作曲に入る前の打ち合わせのときから、次のシングルは武道館の前に出すし、ということで「攻撃的な感じ」でいこうという意見が出て、作り始めました。攻撃的な曲を作るのは実はすごく苦手なんですけど、ちょっと挑戦してみて、こんな感じに仕上がりました。


──なるほど。歌詞も怒りとか、負の感情が全面に出ていて、シドでは新しい感じかなと思いました。

マオ   シングルでは負の感情を入れた歌詞は珍しいですよね。「怒り」をテーマにしたものは初めてに近いです。書き上げてみて、また新しい引き出しを見つけた感じがして、ちょっとうれしかったですね。こういう曲も書けるんだなぁと思って。


──怒りを表現しているんですけど、歌い方は静かな感じなのでちょっと怖いとも感じました。

マオ   ああ、まさにそういうのを意識して歌いました。なるべく感情を出さない怒りを歌詞でも表現しているのでそういう歌い方にしたかったです。


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──怒っている曲なんですけど、聴く側は一緒に立ち上がろう、というか、戦おう、という気持ちにさせられます。マオさんは以前、メンバーに歌詞を渡すときが一番恥ずかしい、とおっしゃっていましたが、今回歌詞を受け取って、みなさんどう感じましたか?

ゆうや  バッチリですよ。もともと次のシングルはこんな感じでいかない? とう案を出したのがマオくんだったので、そのときからイメージがマオくんの中にあったんでしょうね。それがバシッとハマってきた感じでした。キタなと。


──Shinjiさんと明希さんの演奏でのこだわりポイントはどのあたりになりますか?

Shinji  
激しい曲ではあるんですけど、丁寧さも入れたいと思いました。ギターはミュートサウンドが多いんですけど、そのミュートをいっきにズンズン、と聴かせたいなと。激しさの中でも繊細さを残したくて臨みました。激しいんだけどキリッとしてる感じに。

明希  もともと持っている楽曲のエッジィな部分をより強調できるといいなぁと思って、ゆうやのアイディアを元にしながら広げていきました。ベースではリフのパターンにはこだわりました。元々の原曲に加えてどうベースの音を激しく聴かせようかというのは考えました。

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──明希さんのベースは激しいところがカッコイイので、Shinjiさんの聴かせる系のギターといい感じにマッチしていると思いました。ミュージックビデオ(以下、MV)も拝見しましたが、日本のホラー映画チックでこちらも怖さを感じました。

ゆうや  恐怖な感じですよね。楽曲にエッジが効いているので、MVにもエッジを効かせたいと思って作りました。曲に沿った感じにプラスアルファの引っ掛かりというか、はみ出ている部分を表現しました。モノクロじゃないところがいつもの手法と違いますよね。見ていて気持ち悪い(笑)

『バタフライエフェクト』MVはこちら



──MVでも新しい表現に挑戦されているんですね。「怒り」というテーマをもう少し掘り下げたいのですが、みなさんは怒ったときどんな行動に出るタイプですか?

マオ  俺はけっこうどなるかもしれない…本当に怒ったらですよ(笑) ちょっとぐらいでは怒ることないですけど、ストレートにわりと怒っていることは伝えるタイプです。

ゆうや  俺はじっと目を閉じます。現実逃避です。あとは寝て忘れることにします。

マオ  確かにゆうやそうだね。なんかイライラしてるときは目を閉じてる。

Shinji  俺は酒飲みます。怒ってなくても飲んでますけどね。

明希  俺も酒ですね〜。

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──今回もいい意味で期待を裏切られた新しい曲でしたが、いつもシドは新鮮な驚きをくれるなぁと思っていまして、そのアイデアの源はどこからきているのでしょうか。最近影響を受けたものや人などについて教えてください。

マオ  何かに影響を受けてというよりは、今までやってきたことや表現してきたこと以外には何があるんだろう? というのを考えてやっていますね。今までにやっていないことって何があるんだろう、と考えて、その中で自分が表現できるものって何だろうな、ということを日々考えています。あまり何かに影響されることって最近はないかもなぁ。

ゆうや  ないよねぇ。自分たちを冷静に見つめなおすタイプなんだよね、俺らきっと。


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──それってシドがすでにゆるぎないオリジナルになっているからなんでしょうね。明希さんは最近もいろいろなアーティストさんとライブをされているので、そういうのは影響しているのでは?

明希  そうですね、そういうのはありますね。常に何らかの音楽やライブを観たり、聴いたりはしていますね。好きなものもそうだし、あんまり自分が好んで聴く音楽じゃないけど、何となく聴いてみたりとか、何らかはアンテナを張っているような気はしますね。こないだのColdplayの東京ドーム公演を観に行ってすごく刺激を受けましたし、サンタナの武道館も観に行こうかなと思っています。あまり曲を聴いたことがないアーティストのライブもジャンル問わず観ていきたいなと思いますね。

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──新曲が発売されてすぐ、日本武道館公演ですが、1年7カ月ぶりのワンマンライブ、どんなライブになりそうですか?

マオ  両日来てくれる人も、1日だけ来てくれる人も楽しめるようなライブにしたいですね。かといって中途半端にはしたくないから、すごく難しいんですけど、セットリストからしっかり考えて、演出にもメンバーがアイデアを出して、やっていきたいなと思っています。


──前回の武道館のワンマンは、メジャーデビュー後の記念ライブでした。かなり前のお話にはなりますが、そのときのことは覚えていますか?

ゆうや  登場がかなり奇抜だったのは覚えてますね。後ろに組んだ高いところから出てきて、階段を降りてきた記憶があるな。足場が悪かったな。

Shinji  みんないろんなところから出てきたんじゃなかった?

マオ  何も覚えてない…。


──シドにとって武道館というのはどんな場所ですか?

マオ  うーん、毎年年末には立っているので、楽屋からトイレからめちゃめちゃ詳しいですけど(笑)ただ、ワンマンとなると気持ちは違いますよね。いまだに夢の場所だし、曲のあいだに「武道館!」って言えるあの気持ち良さとか。そういうのはあそこでしか味わえないのですごく楽しみです。

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──ファンのみなさんも武道館でワンマンとなるとやっぱり違うので、楽しみだと思います! タイトルの『夜更けと雨と』『夜明けと君と』がすごく印象的ですが、ちょっとメンタル的な質問をさせてください。みなさんにとって「夜」だった時期と、そこから抜けるためにやったことを教えてください。

マオ  俺は個人的なことで言うと、喉をやってしまったりとか、大きい病気をしたりした、いろんなことがいっきに重なった時期があったんですけど、逆に言うとそれまでは悩んだりとかあまりなく生きてきたんですよね。このままこういう感じでサラッといけるのかなあと思っていたら、そういう嫌なことが起こったので、急にそういうのってくるものだと思っていたほうがいいのかもしれないです。

だからふだんから努力とか、コツコツやることとかをちゃんとやっておけば、抜け道もそのぶんあるんじゃないかなと。で、暗闇になった時点で、そこから頑張るのも全然遅くないので、一気に大きい穴を開けて抜け出そうというのじゃなく、コツコツとちっちゃい穴をいっぱい作って、そのちっちゃい穴をつなげて、最後にぽんっと押したら、大きな穴になって抜け出せるというイメージ。俺がそうだったので、コツコツやってあきらめないことが大事じゃないですかね。

ゆうや  なんとなくなんですけど、過去の自分と比べないほうがいい、って誰かが言っていたのが印象に残っています。すごくいい言葉だなぁと思って。昔これできたのになぁと思うと、全然先に進まなくなるから、昔の自分を見ないで、今を見て進んでいく方向を探したほうがいいんじゃないかなと思います。たとえば今うまくいっていなくても、過去が出来過ぎていただけだと思うのがいいんじゃないかな。

Shinji  暗闇ってわけじゃないですけど、常にどうしてこうならないんだろう、とか、こうなりたいとか、そういうのはある気がしますね。どんなときでも。でもそれがなくなっちゃったらつまんないんじゃないかな。常に何かを求めているというか。求めるものがなくなっちゃったら、音楽もやらないですよね、きっと。

明希  僕はゆうやが言ったのと少し似ているかもしれないですけど、過去がどうとかではなくて、今思っていること、やりたいと思っていることをちゃんと見据えて、険しくともあきらめずに進んでいく気持ちというか、そういうのを忘れずに自分を信じていくしかないのかなと思いますね。あきらめてしまったら、それですべて終わってしまうと思うので、あきらめの悪さを持っているのがいいことなのかなと思います。


──いいお話をありがとうございます! では最後に『バタフライエフェクト』のおすすめコメントをお願いします。

ゆうや  作り始める前から「ライブで即戦力になるシングルを出そう」という話があったので、ライブ映えする曲になっています。ライブでカッコよく演出ができると思うので、ライブバージョンもぜひ聴きにきていただけるとうれしいです。


──ありがとうございます! 武道館ライブが本当に楽しみです!


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個々の才能やセンスはもちろんのことですが、シドのメンバーからは音楽活動に対する強い意志を感じます。それが曲やライブに生かされ、攻撃的なだけではない、美学のあるロックが完成するのだろうと思います。

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日本武道館はロックを愛する者、全員にとって夢の場所ですよね!
それではまた。

(撮影/木村直軌、取材・文/藤坂美樹)

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