俳優、タレントとして日々、ドラマやバラエティーに出ずっぱりの人気者、上地雄輔さん。「遊助」として音楽活動も来年で10年目になります。今年は誕生日の翌日、4月19日に7枚目のアルバム『あの・・・いま脂のってるんですケド。』を発売されました!  サードアルバム『あの・・涙があるから愛があるんですケド。』から続いている、自分を語った『History』も今回のアルバムで5回目。アルバムに対しての思い、制作秘話など、ここでしか聞けない遊助さんの素顔に迫るお話をおうかがいしました。


0310yu_0026.jpg


──前回は楽しいお話をありがとうございました! 読者の皆さんにとても好評でした! さて、今回は4月19日に発売された7枚目アルバム『あの・・いま脂のってるんですケド。』についてお聞きしたいのですが、まずタイトルがとても印象深く感じています。どうしてこのタイトルをつけられたんですか?

今、やっといろんな表現がしやすくなってきたと思っていて。客観的に「遊助」を見た時に、歳を重ねてきた分、「遊助」の月日も重ねてきたので、そういうのも少し自由になってきました。今までどこかセーブしていたものを、どんどん表現しやすい状況になってきてるから、「今こういうことを言った方がいいんじゃないかな」と作りたいものもいっぱいあるんです。

その中でも選りすぐりを今回のアルバムの1つのパッケージとして、ピックアップして詰め込んだんですけど、やっぱり改めて見た時に、いままでより表現の幅が広がったなって思うし、作っててすごく楽しかったんです。今一番あふれて出るものがたくさんあるんですよ。「やりたいこと、言いたいこと、挑戦してみたいこと」。今、すごく充実しているので、このタイトルを付けました。

前回の記事はコチラ



──「自由になった」「表現しやすい状況になった」ということですが、そう感じるようになった出来事があったんですか?
 
いや、そういう訳ではないんですけど。徐々に徐々になんですけど、毎年できること、やりたいことの幅がどんどん増え続けているんです。特に今年度は、このアルバムを作っているすごく色んな意味で、自分のやりたいことや表現することに対して、自分自身ワクワクしたというか、「無限大に出てくるんじゃないか?」って思うくらいどんどん出て来たんですよね。そういうことは今までないことはなかったんですけど、特に今年度はあったので、その集大成がこのアルバムかなって思っています。


──無限に出てくることってなかなかないじゃないですか。どこからそういうものって出てくるんですか?

なんなんですかね?(笑) 他のアーティストさんからも言われるのが「ものすごいたくさん曲作るよね」なんです。シングルでも、普通に4曲入ってるから、「もうミニアルバムじゃん!」みたいな(笑)シングルも定期的にバンバン出して、アルバムも結構曲数作ってるので、僕より10年くらい長くやってる先輩からも「もう遊助の方が曲作ってるよ」って言われて。

それはもちろん聞いてくれたり、ライブに足を運んでくれるファンの皆さんがいるからこそできるんですけど。それと同時に「作ろう」と思うと、パッと出てくるのが永遠にあるんですよ。何でかって言われたらわからないんですけど、作ろうと思ったら作れる。「思いついたからストックしとこう」じゃないんです。「今作って!」って言われると、何曲も作れる気がするんですよ(笑) 「何で?」と言われるとわからないんですけどね。


──すごいですね。昔からそうなんですか?

うーん、そうかも。「こんなイベントやったら面白いんじゃないか」とか、「こんなライブ今までないんじゃないの?」とか、「こういう曲あったけど、自分だったらどういうふうに作るだろう?」とか浮かぶんです。何か見たり感じたりするのが敏感なのかも。


0310yu_0090.jpg


──いつも目がキラキラと輝いて、少年の様な印象があるんですが、そういうところがあるから、アイデアも次々に出てくるのかな?って思います。

(笑) よく言ったら周りに気を張ってるのかな? 悪く言うと注意力散漫というか(笑) こうやってしゃべってても、ドアのガラス窓から見えるあの赤い服の人とか気になっちゃうし。情報がぶわって入ってくるから、それを気にしながら。だからと言ってインタビューに集中してないわけではないんですけど…。病気かもしれない(笑) 写真みたいに周りが見えて、「あっ、これ違和感がある」って思うんです。


──もともと野球をされていて、キャッチャ―だったので、「全体を把握する能力」をその時に鍛えられたんじゃないでしょうか?

よく言われるんですが、全然関係ないと思うんですよ(笑) ゼロじゃないかもしれないけど、キャッチャーやってた友達が全員そうかというと、皆違うので。癖だと思う、小さい頃からの。気になることが多いんです。


──周りが写真のように見えて、情報が入ってくるって、それも才能ですよね。

どうなんだろう?(笑) なんとなく「好奇心」から全部始まってる気がするから。俺って好奇心が色んなことにあるんですよ。それが他人でも。「あの人なんであんな持ち方してるんだろう?」とか、「この人真面目な顔しているのに、なんでこんな服を選んだんだろう?」とか。話したこともない、通りすがりの女の子なのに、気になっちゃう。


──0から1を作るのが得意な印象を受けます。

0から1作るの、すごく疲れるけど。「なんで0から1を作れるんですか?」って言われると、どうだろう。言いたいことがあるからかな。


──「言いたいこと」は、今回のアルバムにはどのような形で表現されているんでしょうか?

アルバムっていうより1曲1曲に入ってる感じかな。耳にしたり目にしたものが残像として残ってるから、例えば「さっき立ってた営業マンの男の子の事を書いてみよう」と思ったら、「この子が主役だったら、どんな恋愛してるんだろう?」というところから物語を作って、その中に言いたいことが入ってる気がする。そういう意味では、本当の0から1じゃないのかもしれない。なんかきっかけとか見たものがあるから。このアルバムはこういうアルバムですというより、このアルバムの中に遊助節がいっぱい入っていて、いろんなバージョンの人がいっぱい入ってますという感じです。

0310yu_0065.jpg

自分のことをガチで歌った『History』。歌うことは照れくさいけど、歌うたびに毎回泣いてしまう

──歌詞を拝読いたしまして、「包み込むような優しさ」とか、「俺がなんとかするから」というような包容力みたいなものがいっぱいあって、「遊助さんってそういう恋愛をされてきたのかな?」って思ったのですが、いかがですか?

俺が作ってるので、ゼロではないと思うけど、自分の物語は基本的に書かないです。もちろん自分の思いは思いっきり入ってますけど(笑) 経験したり想像したりすることしか、表現できないからあれですけど、基本的には自分の物語は『History』って曲以外は入れないようにしていますね。


──今回アルバムのリリースがお誕生日に近い日なのですが、何か思いがあってその日にされたんですか?

いえ、たまたまです(笑) CDの発売日は自分たちで決められないから、偶然です。でも、これも何かの縁ですし、偶然が重なったんだったら、意味を持たせて、これを引き下げてツアーに挑みたいなって思います。


──今回のアルバムのレコーディングでの秘話を教えてください!

『History』は作ってて、毎回ですけど、泣いちゃう(笑) 今回パート5ですが、ガチ自分の話だから、レコーディングしていると感情が入るし、応援してくれる人へのメッセージだったりするので聴いてほしいな。『History』を歌うのはとても照れくさいんですけど、「絶対に歌った方がいい」という周りの人からの声により、去年も歌ったんですけど、やっぱりウルっときちゃった。聞いてください。めっちゃいい曲です。


──今回7枚目のアルバムですが、過去を振り返っていかがですか? ここまで来たなとか。

もちろん、毎年「ここまで来たな」って思います。


──これまでのアルバムとは違いますか?

全然違います! 同じ人間が作っているので、遊助節だし、今までの遊助らしいところもあるんですけど、「精神年齢がちょっと上がった」感じがします(笑)


──ではアルバムを買いたいファンの皆さんに一言お願いします。

性別年齢関係なく、誰しにも当てはまる物語だったり、具体的に心に届く言葉だったり、音楽性だったりがたくさん入っています。このアルバムを聞いて元気になったりとか、昔を思い出したりとか、自分の周りの大切さとかを改めて感じることもたくさんあると思うので、何かに不安になったり、挑戦しないといけない時とか、ふとした時に聴いて、心のエネルギー源になったらいなと思います。

それが出来てると思って自信があるから出していますので、おすすめのアルバムになっています。これを持って全国ツアーをやりますので、アルバムを聴いて、一人でも多くの人に遊びに来てほしいなと思います。

0310yu_0105.jpg

一人でも1回でも多く元気を届けたいっていう思いが毎年高まっている

──遊助さんはいつも穏やかでポジティブなイメージですが、辛いことがあった時はどうやって気持ちをポジティブにされるんですか?

仕事をして、気持ちを上げます。

──では、周りで落ち込んでいる人がいたら、どうやって励ましますか?

うーん。落ち込んでる人が俺に話をしてくる時点で「落ち込んでないじゃん!」って思うんですよね。本当に落ち込んでいる人って、人に言えないことだと思うので。人に相談できる、聞いてほしいとか、どうしたらいいのかなって言うのは、前に進もうとしている人だから、「あなた落ち込まない人だよ」って思っちゃう(笑)

人間だから当たり前だけど、「宝くじ引いたらずーっとアタリ、おみくじ引いたら、ずーっと大吉」ってことはありえないから。浮き沈みはあるけど、それでも沈んだ時に口に出せるって、「プラスにしたいって本能があるから口に出してる」から、それは落ち込まない人だと俺は思ってる。「本能的に良くなろう」とか「聞いて解決したい」からなんとかしたいんだって思ってる時点で、「めちゃめちゃポジティブやん!」って俺は思ってしまうかな。


──言われればそんな気がします。では、それを言えないのが本当に落ち込んでる人?

そう思う。そういう人は、周りに気を配れる人をそばに置くことが大事だよね。「いつもと違うね」って。ちゃんと見てくれる人を。


──それは大事ですね。自分で言えないから、苦しいですもん。

うん。ちゃんと見てくれている人を大事にするというか。家族なのか、親なのか、親友なのか、恋人なのか、分からないけど。なんだかんだ見てくれる人を大切にしたらいいよね。それは別にゴマをするとかじゃないけど。自分が落ち込んだ時に、言えないこととかがあった時に「大丈夫?」とか、「ちょっと飲みに行くか?」とか、「お前今日変だったけど、どうした?」とか、言ってもらえたら助かることもあるから、「自分のために、大事な人を大事にしなさい」って後輩とかに言うけど。


──遊助さんみたいに、自分から「気づいてあげる」というのはなかなかないので、本当にそうだなって思います。

うん。大事だと思うんですよね、そういうの。

0310yu_0121.jpg


──では、前回のインタビューで好評だった好きなLINEスタンプですが、他によく使っているスタンプを教えてください!

ミッキーとかかな。LINEスタンプ持ちすぎてて、200種類以上持ってるんですよ。最初お金取られるって知らなくて、バカみたいに買ってたんです(笑)


──そうなんですね。そういうところは遊助さんらしいなって思ってしまいます(笑) 最後に「今年成し遂げたい夢」を教えてください!

やっぱり全国ツアーです。1人でも1回でも多く、元気を届けたいっていう思いが高まっていますね。毎年命をかけてるのがツアーで、自分の仲間たちとモノを作って、応援して下さる方とその会場でしかできない空気感の中で、見つめあいながら、気持ちのキャッチボールができる。それが許されているのがライブだと思っています。

それが許された会場と、全国の場所の中で、一人でも1回でも多く足を運んでもらいたいなというのはあります。その分、怪我なく、事故無く、それこそ震災とかもなく。無事に全員がただハッピーで元気になれるようなライブを作り続けるっていうのが今年の目標です。


──すてきな夢をお聞かせ下さり、ありがとうございました!


写真ギャラリー
0310yu_0040.jpg 0310yu_0078.jpg 0310yu_0096.jpg 0310yu_0124.jpg 0310yu_0029.jpg 0310yu_0056.jpg


サイン入りチェキプレゼント

S__5824538.jpg


遊助さんのサイン入りチェキを3名様にプレゼント! LINE BLOGアプリから「遊助」と「V.I.P. Press」をフォロー&この記事に「いいね」を押せば応募完了です。「#遊助」をつけてご自身のブログにもぜひ感想を書いてください♪ 

アプリでフォローして応募する
※当選者にはLINE BLOGアプリのお知らせでご連絡します


◆『あの・・いま脂のってるんですケド。』 好評発売中!◆











少年の瞳を持ち、誰よりも他人に気を使える遊助さん。オールマイティーに活躍できる理由を垣間見れた気がしました。

会いたい “あのひと” を身近に ── LINE BLOG。
遊助さんは、大人と子ども、両方の良さを持ち続けられる稀有な大人です
それでは、また。

(撮影/木村直軌、取材・文/うにまる)