彼女の運命を変えるために、人生を100回捧げようとした彼。そんな彼の1回の未来を守るため、自分の運命を決めた彼女──そんな印象的なフレーズで紹介されるのが、すでに今年一番の純愛映画と名高い、2月4日公開『君と100回目の恋』(月川翔監督)なんです♡ 今日は主演の日向葵海役のmiwaさんと、長谷川陸役の坂口健太郎さんに、映画の見どころや撮影エピソードなどを、たっぷりお聞きしました!

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――『君と100回目の恋』という作品は、幼なじみの2人のキラキラした恋が、過去と現在が交差する中で進行していくというストーリーです。この時間軸が行ったり来たりする手法は、いわゆる“タイムリープ”と呼ばれるものですが、この映画が他のタイムリープものと違うところは、どこだと思いますか?


miwaさん(以下・miwa) ファンタジーな設定でありながら、実写なので、より現実に近いストーリーになっているんじゃないかな。この映画を見てくださる人は、「もしタイムリープができるとしたら、自分たちはどういう選択ができるのかな」と、リアルに考えられると思います。

坂口健太郎さん(以下・坂口) 僕も、現実世界と近いタイムリープなことが、個性のひとつだと思います。また、同じ状況が何度も登場する中、陸は未来を変えるために次々と別の選択をするので、同じ行動をなぞらなくてよかったというのがありますね。タイムリープではあるけれど、同じお芝居をすることがほぼありませんでした。



――確かにタイムリープというと繰り返しのイメージがありますが、この映画の場合は同じ状況でも、常に新しい2人のドラマを作っていく感じでしたね。それを踏まえ、お2人の思い出のシーンを語っていただいてもいいですか?

坂口 僕は葵海と、図書館でキスをするシーンですね。最初、脚立の上にいる葵海の背後から僕が上がっていって、振り返って目が合うのをきっかけにしようと、監督と考えていたんです。そうしたら女性スタッフから、「真正面から登っていって、キスをした方がドキドキする」って言われまして。それでやってみたら、みんなが「キャーッ」って反応をしてくれました(笑)



――miwaさんも「キャーッ」という気持ちでした?

miwa 私は、いや……(笑) ただリハーサルを助監督と照明さんの、おじさま2人にやっていただいたんですけど、それでも美しかったんです!



――おじさま同士で!?

miwa
 背後からと、正面からの段取りのリハーサルを、スタイリストさんが写真に撮ってくれたんですが、正面からだとちょうど三角形の構図もバランスよくて、「おじさま2人でこんなに美しいんだから、私たち2人でやったらバッチリじゃない?」と思いました。



――本に囲まれているというシチュエーションも、よかったですよね。

miwa 今までたくさんの映画の中で、図書館でのキスシーンがありましたけど、どの作品よりもインパクトのある美しいシーンにするというのが、監督の意図だったんです。図書館選びからこだわり、天井近くまで本があるような、海外の図書館のようなところを探しに探したそうです。

坂口
 監督は、「図書館  キス」で検索したら、一番最初にヒットするようなシーンにしたかったと話してくれました。



――まさに青春そのもののような、ロマンチックだけど爽やかなキスでした!!


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葵海が周囲を幸せにするのは、陸がずっと愛し続けたから

――当初、葵海はとても無邪気な性格で、陸は常にクールでした。でも物語が進むにつれて葵海は大人になり、陸は年相応にカッコ悪いところも見せるようになっていきます。そういった役柄の変化を演じる、楽しさや難しさを教えてください。

miwa 葵海は天真らんまんで、後先考えずに行動するタイプ。演じていて本当に楽しかったです。ひとつずつ深く考えなくても、瞬発力でいいのかなって思っていました。私の変な動きも全部、冷静な陸がカバーしてくれるので!



――それは安心して演じられそう。

miwa ただ葵海が成長していくと同時に、私も葵海の気持ちに寄り添っていけるようになったんですね。そこで、過去や未来にとらわれている陸に比べ、葵海は自由に今だけを生きていて、そんな彼女だからこそ、彼にとっては太陽のような存在で、生きる希望なのかなと気づきました。



――葵海の魅力の秘密ですね。

miwa 葵海は実は誰よりも周囲のことを思っていて、周囲からもらっている愛情にも気づける人なのではないでしょうか。今っていう瞬間を大事にしているからこそ、今一緒に陸といられる時間、家族と過ごす時間、里奈という親友と過ごす時間の中で、愛されていることを受け止められる女性なんだと思います。



――そこに陸もひかれた。

miwa 笑顔とか希望を、届けられる女性なんでしょうね。苦しいとか、切ない気持ちのシーンはありましたけど、演じていて最終的に幸せな気持ちになりました。



――坂口さんはいかがですか?

坂口 前半は陸が冷たく見えても、いいと思っていたんです。後半は、葵海に彼の抱える秘密を打ち明けて、その後のセリフの中で「(タイムリープをしていないときの)ズルしていない陸ってすごくカッコ悪い」みたいなことを言われるんですが、その時にキュートに見えたらいいなと。



――コントラストがハッキリしますものね。

坂口 さらに言えば、この映画の中では葵海と陸のラブラブなシーンって、時間にすると結構短いんです。でもそこを盛り上げるために、それ以前はどのくらいのあんばいで冷たくいるべきか、監督と相談しながら演じました。



――ラブラブは見ていると長く感じましたが、短かったんですね。ちなみに、監督からの演技指導は、細かかったですか?

坂口 こうしろ、ああしろは、あまりなかったです。全体的に自由でした。

miwa オリジナル脚本の映画なので、原作のイメージがあるわけでもなく、自分たちが思う通りにまずやってみて、何かあったらアドバイスをもらうという進行でした。


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カットのかからない長回しシーンが、いちずさを加速させた


――今回結構アップのシーンも多くて、表情も繊細なものが求められたと思うのですが、難しい表情などはありましたか?

坂口 監督から、「坂口くんは、カットをかけたくないんだ」って直接言われたんです。



――すごい誉め言葉!

坂口 実際、カットまで長いと思ったことが何回かあって。僕はセリフの延長上でしゃべっているんですけど、「何か出てきてくれるから。カットをかけたくなくなっちゃうんだよね」って言われました。でも……(miwaさんにむかって)あのさ、あそことかすごく長くなかった? 葵海が翻訳家になるから、海外に行っちゃうんだって大学で言うところ。

miwa 長かった!

坂口 僕は葵海への目線を保ちながら、いつカットかかるかなって、ずっと気にしていました。



――表情から、陸は葵海が好きだというのが、にじみ出ていましたよ!!

坂口 陸はタイムリープのおかげで、2人の今後を知っているから、難しかったですね。例えば僕が今から1時間後のことなんて知りようがないけど、陸は知っている。そんなときの表情って、リアルではありえないじゃないですか。なのでそこは、ちょっと探りながら演じるというところはありました。



――ご自身でも、新鮮な表情が出せたのではないでしょうか?

坂口 読み取る情報量が多い表情になったとは、監督に言ってもらいました。ひとつの表情で悲しくも見えるし、愛しくも切なくも見える。ただあまり意識はしていませんでしたね。何となく見ていたら出てきたという感じで……あまり自分ではよくわかっていないというか。



――陸はいちずで、この世で愛するのは葵海だけという愛し方ですが、憧れはありますか?


坂口 僕は陸を演じながら、彼はすごいなと思いました。そこまで本当にいちずに、1人の女性を愛して、自分の命をかけても守ろうとする──もし自分ができるかと言われたら、できないですよね。

miwa できないんだ!(笑)

坂口 葵海は本当に、手を差し伸べたくなっちゃう子だったんでしょうが、僕はそこまでの熱量を誰かに持ったことはないので……すごいなあ。陸のいちずさから学ぶことや気づかされることは、演じていてありました。



――今後、一途になってみたい願望はありますか? 

坂口 僕、いちずはいちずなんですけど(笑) 熱量はそこまで濃くいけるかな? 



――一方、miwaさんは陸の愛し方どうですか?

miwa 葵海からすれば、幼いころから陸が大好きで、自分の気持ちを伝えられず片思いだと思っていたけど、実はずっと見守ってくれたというのは、うらやましいですね! 女性として大切に思ってくれる人がそばにいたら、それは天真らんまんにのびのび育ちますね~!



――確かに! 葵海の無邪気さは陸が作ったのかも。

miwa 絶対的な安心感がありますよね。自分の中では片思いでも、陸の態度や言葉を常日頃そばで感じていたら、ああいう子になれますよね。いつもそばにいて、見ててくれて、頼れる存在。



――miwaさんご自身としても理想の恋と言えますか?


miwa ずっと仲いいという関係はすごい好きなシチュエーションですね!



――先ほど坂口さんの表情のお話をしましたが、miwaさんの表情もよくて。特にラストカットの笑顔が素晴らしかったです。ご自身のアップを見て、いかがでした?

miwa 顔のアップについての感想は……わからないです(笑) ただカットがかからないときは、私も同じく「セリフ終わったよね?」と不思議に思っていて。でも私には演技の経験がないので、坂口くんを見ることしかできませんでした。



――陸が葵海のピンチを何とかするみたいに、ここを救ってほしい、と。

miwa そうしたらなんか坂口くんが勝手にしゃべってくれたので、それについていきました! 台本にないセリフだったので心の準備もできてなくて、照れ隠しで笑ってしまいました。



――例えばどのシーンですか?

miwa 坂口くんがさっき言った、大学でのシーンです。葵海の「私が留学したら寂しい?」っていうセリフがあって、陸は寂しくないって感じで返したんですが、そのセリフが終わってもカットがかからなかったんです。そうしたら「俺も行こうかな」って始まって。私は素でビックリしたんですけど、まだカットかからなくて、その後も話を続けてました。

坂口 「本当は?」「本当は寂しい」とか、そんな風にやっていましたね(笑)



――カットがかからないおかげで意外な演技が出てきたりと、発見の多い現場でしたね。

miwa そうですね。特にこの大学でのシーンは、陸がかわいくていいシーンになったと思います。

坂口 そうだな、かわいいよな~(笑)

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もしデビューしたらミリオンセラー!? 夢のバンドです♪

――今回、映画の中でmiwaさん、坂口さん、大学の友人役の竜星涼さんと泉澤祐希さんと、バンドを組まれています。miwaさん以外は楽器が初めてだったそうですが、miwaさん、いかがでしたか?

miwa 「私たち売れちゃうね~」って言いながら、やっていました(笑)それにしても坂口くんは恵まれているよね。ギタリストっぽい。身長が高くて足が長くて手が大きくて、ギターが似合う!

坂口 「ミリオンだ、ミリオンだ」ってみんなで言ってました(笑)

miwa 楽しくやってましたね! 本当にメジャーデビューを目指している、学生バンドのメンバーの気持ちでやっていました。

坂口 夜にみんなでスタジオにこもったりして、楽しかったですね。僕は音楽はやったことがないから本当のところはわからないけど、学生がバンドを組んだらこんな感じなのかなって。

miwa ところで祐希くんは、本当にドラムうまくなったよね。今後もドラマ―の役、やった方がいいです!



――趣味でこのメンバーで続けていく、という声はなかったですか?

miwa 言ってたよね。

坂口 クランクアップして、「終わったら集まろうね、スタジオ借りてやろう」って言い合いました。特に僕と竜星で、「1回集まろうね」って言って……半年ぐらいたちました(笑) 僕はこの間、ギターを弾いたら手がヤバかったけど、泉澤は、スタジオ借りていまだに個人練習しているって言ってました。

miwa でも祐希くん、LINEのグループトークで「これからスタジオ行ってくる」って書くのに、私が行きたいって言うと、絶対断るよね。

坂口  あいつ恥ずかしいんだよ。「ダメですよ、ダメですよ」しか言えない(笑)

miwa アハハ!

坂口 俺も行きたいって言ったら、「いや、健太郎くん。ダメダメ!」って。

miwa こっそり入らなきゃね!



――皆さん、本当にいい仲間になったのが伝わってきます!

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歌姫・miwaのパワーで会場がひとつになり、心が動かされた


――映画の中で実際にバンドとしてステージに立ち、お2人が声を重ねて歌うシーンが、クライマックスでした。エキストラとはいえお客さんたちの前での、実際のプレイはいかがでしたか?

坂口 僕は人前でお芝居することはあるけど、ステージ上でパフォーマンスをすることはまったくなかったので……何ていうかな、エキストラがみんなでこっちを向いているなんて、普通ないじゃないですか。すごく不思議な感じでした。



――お芝居と演奏、真逆と言っていいかもしれないですね。


坂口 演奏しているとき、見せ方は重要だと思いましたね。miwaがステージ上で葵海として歌っているときは、ビックリしました。



――やはり歌い手であるmiwaさんは、お客さんを引き込む力がすごい。

坂口 映画のストーリーの前後を知らず、演奏シーンだけをポンと見ているだけなのに、何人かは泣いているお客さんもいました。歌がよくて、歌詞がよくて、そしてmiwaが持っているものに感化されて、泣けてしまったんですね。僕は隣で声を重ねながら、芝居上では経験したことがないことを体験して、すごいなと感じていました。



――音楽の力を感じる瞬間だったんですね。


坂口 僕らは泣けるシーンとしてやっていないのに、何かがお客さんの心に響いて涙が出てくる──もしかしたらそれが一番の真実かもしれないし、不思議な体験でした。



――緊張はしたんですか?

坂口 思ったよりはしなかったです。間違えてもいいやと思ってたし(笑) ただ歌いながら葵海を見るとき、マイクに声がちゃんと拾える方向で見なければいけないんですね。それが難しくて。普段、音楽番組を見ていても意識しないじゃないですか、マイクの位置なんて。なるほどねと思いました。



――miwaさんはいかがでしたか?

miwa 私はデビュー前の学生時代、バンドを組んだことがなかったですし、デビュー後もプロの人と組んできたので、バンドに縁がなかったんです。なので顔を見合わせてタイミングを取ったり、曲中にアイコンタクトをしたりというひとつひとつの動作が、普段のmiwaとして歌っているときと、感覚が違うなって思いました。




――楽しい経験になったのではないでしょうか。

miwa 坂口くんと一緒に歌うところが、ツインボーカルでギターを弾きながらっていう形だったのですが、それも新鮮でした。どこまで見合って、どこまで見ないとか、息の合わせ方とか。やっていくうちに見えてきました。



――2人で作った曲を歌うシーンですね。

miwa 葵海と陸で作った曲という設定なので、陸のメロディを歌える幸福感と、葵海の歌詞を歌ってもらっている幸福感の、両方を意識しながら歌いました。



――目の前の泣いているお客さんに、気付きました?

miwa はい、ビックリしました。純粋に音楽フェスのお客さん役だけで来ているエキストラさんなのに、泣いてくださいという指示もないのにって。でも私たちの演奏に、気持ちを込められたのかなと、うれしかったです。



――すてきな気持ちのギュッと詰まった、すごく印象的な、いいクライマックスシーンだったと思います! 大きなスクリーンで見れば迫力も満点。ぜひ多くの人に見てほしいですね。 今日はお2人とも、ありがとうございました!

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天真らんまんな葵海のような明るい雰囲気のmiwaさん。そんなmiwaさんを冷静にフォローする、まるで陸そのものの坂口さん。インタビュー中もその親密さがわかり、「楽しい現場だったんだろうな」とこちらも笑顔になりました。映画は究極の選択を迫られる2人に胸が詰まりますが、素敵なラブソングに美しい涙が流れること、間違いナシの1本です♡

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悔いのない人生って、誰かをいちずに愛せることから始まるのかも。
それでは、また。

(撮影/杉映貴子、取材・文/中尾巴)