KURIOSは副題に「Cabinet of Curiosities」、「骨董品の詰まった宝箱」といった言葉が添えられています。

私の役柄もこのテーマに沿っており、普段行っている和風の演目とは全く異なるキャラクターです。


自身でも、 参考となる資料を集めるなど 役柄に合わせた振り付けに腐心していましたが、和風の振り付けや心構えが身体に染みついていたこともあり、かなり苦戦していました。

そこで、日本への帰国期間中に、師匠の力を借りることに。





約1年半前、TEDに向けた練習の後にPhilippe氏と撮った写真。


師匠というのはPhilippe Aymard(フィリップ・エマール)氏、シルク・ドゥ・ソレイユの『Dralion』や『ZED』などに10年も出演されていたアーティストの方です。


氏の専攻は『クラウン』と呼ばれるポジションで、いわゆるピエロ、道化師にあたります。

ショーの中ではおどけた役、まさに『道化回し』に相当するクラウンですが、その愉快な役柄とは裏腹に様々な技術を必要とする難しい役でもあります。


過去にはTEDに向けた演技作りでも同氏の力を借り、おかげで最高の演技を作る事が出来ました。

今回もKURIOSに向けた演技制作にあたり再び力を借りたいと思い相談したところ、即快諾。

私の日本滞在期間が限られていたこともあり、指導いただける回数や時間は限られていたのですが、さすがシルク10年選手、ショーのテーマや私の役柄をすぐに理解してくださり、最高の振り付けをご指導いただくことができました。


現在は、指導いただいた演目を持って、シルク本部にてトレーニングに励んでいます。

いよいよ復帰まであと少し、ケベックシティで公演中のチームへ合流できる日が待ち遠しいです!