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先日、Ricoh Australia様の50周年パーティに出演させていただきました。

オーストラリア支社の方々だけでなく、日本本社のグローバルCEOの方をはじめ、重役の皆様の集まる場でしたが、喜んでいただけたようで何よりです。

まさかの、お土産にもRICOHロゴ入りヨーヨーを手配されていて、記念すべき式典に深く関わらせていただけたことを光栄に思います。


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記念品のRICOHロゴ入りヨーヨーと、私の出演になぞらえた「Tokyo-yo」メッセージカード。

カードには、以下の内容が書かれていました。


"Mastering the simple things can bring the greatest in everything we can do..."


「あらゆる分野において、『単純なことを極める』ことが、最良の結果を導くのだ。」

といった内容ですね。


私がヨーヨーという単純な道具を通じて人生を切り開いてきたことと、Ricoh Australia様のこれまでの50年を重ねてのメッセージでしょうか。

光栄至極です。



最近は、こうしたインバウンドの方々向けの出演が多くなってきました。

「日本企業の海外支社が、慰安旅行を兼ねた視察やミーティング目的で訪日、夜はホテルでパーティ」

といった場での出演です。


なぜこうしたインバウンドの方々向けのパーティに、自分が重宝していただいているのか。

大きく3つの理由が挙げられるかなと思いました。


全力投球のパーティでのエンタメ需要

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観客の皆様は、観光だけが目的で訪日されているわけではなく、日中は視察や会議など、普通にお仕事をされています。

「日中はしっかり働き、遊ぶときは全力で遊ぶ」というスタイルですね。

そのため、夜の会食にも全力投球、ホテルの宴会場や結婚式場などで大規模なパーティを催されることが多いです。


パーティにかける予算も大きいようで、豪華な会場や食事だけでなく、華を添えるエンターテイメントが入るのは当たり前。

時には、私だけでなく複数組が出演することも少なくないです。


出演者は、日本らしい演出を行う方が多いですね。

やはり、渡航先として日本を選ぶ=様々な場面で日本らしさを感じたいのでしょう。

私も、演目「Yo-Yo Samurai」のリクエストをいただく事が多いです。





英語でのモチベーショナルトーク

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楽しめるエンターテイメントも重要なのですが、観客の皆さんにとって、訪日の業務上の目的は、あくまで慰安や今後の業務へのモチベーション向上です。

私が出演させていただく際も、「パフォーマンスだけでなくスピーチもしてほしい」とリクエストをいただく事が多いです。


TEDトークがベースとなることが多いですが、毎回いただいたテーマに合わせてカスタマイズして構成を組みなおしています。

今回は、リクエストいただいたテーマに加え、RICOH様ロゴに含まれるモットー「imagine」と「change」をキーワードとして構成しました。


数分のスピーチのために数時間、リハーサルも含めたら十数時間以上、準備に時間がかかることもザラですが、実際にお話ししているとき、観客の皆さんと目が合った際に

「あ、これは伝わってる。聞き入ってくださってる。」

と実感できると本当に嬉しいので、やはりきちんと準備したくなるんですよね。


実際、本番中にこうした手ごたえを感じた後は、クライアントの方からもお喜びの言葉をいただく事が多いです。


トークとパフォーマンスを両方できる

上記の、「トーク」と「パフォーマンス」。

この両方が出来ることによって双方の価値が上がり、評価していただけているのでは、と感じています。


トークだけができても、「口の上手い上っ面の話だけで、適当に話しているのでは?」と思われてしまう可能性がありますよね(性格の悪い考え方でスミマセン)。

私の場合、トークの後にパフォーマンスを行う事で、トークの根幹である「重ねてきた努力や生き方」を、その場で視覚的に感じていただく事が出来ます。

「パフォーマンスによってトークの信憑性が増す」といった印象でしょうか。


また、パフォーマンスをエンターテイメントとしてご覧いただく上でも、事前のトークによって、その背景や懸けている思いを感じていただく事ができ、満足度が上がります。


これが、「トークとパフォーマンスの両方が出来ることによって双方の価値が上がる」仕組みです。



あとやはり、安心感という部分も大きいのだろうなと感じています。


こうしたパーティを開催するのは、クライアントの担当社員の方にとっても、やはりプレッシャーであるようです。

重役の方をお招きするパーティで、粗相があってはいけませんからね。


リハーサルでの準備風景を見ていると、重役の方の好みに合わせて椅子の色を急遽変更していたり、各テーブルのクロスのシワまで(!)確認されているケースも少なくありません。


その点で私は一応、パフォーマンスではシルク・ドゥ・ソレイユ出演。トークではTEDカンファレンス登壇。

どちらも、それなりに大きな場所での出演経験があります。


セレブリティの方々を前にした出演に慣れているという部分もまた、担当社員の方にとっては安心につながり、ご依頼いただけているのかなと思います。



自分だからできる仕事

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私よりも素晴らしいパフォーマンスをされる方や、立派なスピーチをされる方は、世界中にいくらでもいらっしゃいます。

しかし、パフォーマンスとトークの両方が出来る人となると、少し狭まってきますよね。

まして、その根幹となる人生経験は、私しか持ち合わせていないものです。


自分だけが持っている人生経験と、そこから生まれる表現、メッセージ。

これを求めていただける、仕事にさせていただけるというのは、大変ありがたいものだなと、改めて思います。


あ、もちろん、インバウンド案件の仕事しかしない、というわけではありませんけどね笑

最近はこうしたお仕事が多いので、ふと思ったことを書いてみました。





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