先日話題になったニュースに、「新宿御苑の元職員の方が、外国人と会話するのが怖いため入園券を無料で配布、損害は2500万円相当以上」というものがありました。

「外国人が怖くて」入園料ただに、新宿御苑の元職員 2500万円相当

「外国人と話すのが怖い」という思い込み

この「外国人の方と話すのが怖い」という気持ち自体は、私にも経験があります。

それは、英語の成績が悪かったことに由来するコンプレックスが理由であったり、外見の印象から来る「自分とは違う人」という未知への恐怖から来る感覚だったり。


よく考えたら、根拠らしい根拠ではないんです。

ただなんとなく、「外国人の方と話すのはちょっと怖いかも」という気持ちを、中高生の頃は抱いていたように思います。


もちろん今では、欧米系の方をはじめとした日本人とは見た目の印象の異なる人種の方々も普通の人間であり、恐怖の対象とは感じずに普通に接することが出来るようになりました。

しかしそれは、海外生活や多くの交流経験を通じて慣れたからであって、そうした経験の無かった頃は、根拠の無い苦手意識を感じていました。




記事によると、この元職員の方は「外国語が話せず、過去に怒鳴られたことから外国人客が怖かった」のだそうです。

外国客の入園料未収で減給 新宿御苑「言葉話せず怒鳴られた。怖かった」

この「怒鳴られた」という部分も、「受付業務の担当であるにもかかわらず、外国語を話せず業務を果たせない事を叱咤された」のか、それとも単に大きい声での受け答えを”怒鳴られた”ように”感じた”だけなのか、実態は分かりません。

(外国人の方の中には、日常会話の音量が日本人よりも大きい方が少なくなく、普通に話しているだけでも声を荒げているように聞こえる場合があります。)



ただ一つ思うのは、こうしたトラブルは、今後増えていくだろうな、という事です。



例えば、外国人観光客の方の増加は、ニュースだけでなく肌で感じます。

これは、「東京オリンピックへ向けて」という短期的な話だけではありません。


人間の根源的欲求の一つ「食欲」を高いレベルで満たしてくれる日本。

和食だけでなく、様々な種類の料理、何を食べても美味しいお店が本当に多いですよね。

まして、デフレにより物価も安いですから、海外の方がこぞって日本へ押し寄せる気持ちもよく分かります。

(余談ですが、Kuriosのメンバーも日本ツアーをずっと楽しみにしていて、今も各々、日々の食事や観光を謳歌しているようです。)



また、観光客の方だけでなく、移民の方も受け入れていくとなると(どうなるのでしょうか?)、日本人と外国人の方々が接する機会は、今後ますます増えていくことでしょう。



決して、完璧に流暢な英語を話す必要は無いんです。

中1レベルの英語くらいでも良いので、状況や文脈に合わせて知っている単語を羅列するだけでも、ある程度の意思疎通は取れるものです。


重要なのは、海外の方だからといって怖がったり壁を作ったりすることなく、あくまで人と人とのコミュニケーションとして、相手の事を考える。

それだけで、国際交流の第一歩は踏みだせると、私は思います。



今後も講演などを通じて、国際交流・異文化交流に抵抗を感じている方の心理的ハードルを少しでも下げるお手伝いをしていく所存です!





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