こんばんは。
書こうか、書かないかすごく迷ったんですけど
書きたいと思います。
どこから書けばいいのかわからないので、ちょっとごちゃごちゃするかもしれませんが。
これはノンフィクションの話です。
まだ ほのか、ポチにも、No title関係の大人にも、親にも話していないことです。
たぶん去年の六ヶ所ロックフェスティバル、デビューして間もない時ですね、Twitterである人をフォローしました。
僕はてっきりその人のことをライブでお世話になった人だと勘違いしてました。
プロフィール「ギター好きカモン!」って書いてたし、トプ画も似てたので、あぁあのライブにお世話になった人かな、と思ったのですが、同じ青森県内に住む1つ下の高校生でした。
嬉しいことにそれから僕の大ファンになってくれました。
特に面識はないけどリムるのは嫌だったのでずっとフォローしてました。
No titleのことも応援してましたが、とくに僕のことを応援してくれてました。
彼はとても音楽がすきで、青森県内のライブハウスにも行ったりしてました。
ツイートをみると音楽好きが伝わったものです。
ある日、ABA祭りのライブ行きます!というDMがきました。
やっと会えるのかな、どんな人かなと、ライブも楽しみでしたが、会えるのも楽しみにしてました。
しかし大型台風よりABA祭りは中止となってしまいました。
ライブがなくなったのはすごく残念だったのを覚えていますが、彼に会えないのもすこし残念でした。
それから月日が経ち、彼のツイートをみて、あることを知りました。
彼が骨肉腫という病気を患ったということが書いてありました。
調べればわかりますが、最悪の場合死に至る病気です。
最初、僕は嘘なんじゃないかと思っていました。DMも頻繁に送られてくるようになってきたので、構ってほしくてそういうことをわざと書いてるのかなと思ってました。
しかし、ツイートを見る度にそれは次第に本当なんだな、と確信し始めました。
彼の病気の様態はツイートをみるとどんどん悪化していくのがわかりました。ガンとかでいうステージというのもあがっていってました。
体重も20kg近く減りました。
別に画像とかがある訳では無いのですが、やっぱり本当なのかもしれないと思いました。
入院のために同じ学年の人と進級することも出来なかったそうです。
そして約1ヶ月前
彼はついに抗がん剤治療をやめました。
それが何を意味するのかは書かなくても多くの人がわかると思います。
すごく不思議なのが、そういう死が間近に迫っている状況なのに、闘病ツイートのなかに音楽のこがちゃんと書かれているのです。
クロマニヨンズのDVDがあーだこーだとか、ロックンロールについて語ったりとか、崎山くんのこととか。
他にも遅れをとってる勉強のことを書いたり、勉強していることを書いていました。
僕は最低なことにやっぱり嘘なんじゃないかと思いました。
だって実際に会って話をしている訳じゃないし、こんなテレビの番組にありそうな状況に自分が直面してるなんて、普通に考えても考えられないじゃないですか。
でも僕は彼が病気と闘っていることを信じて応援する気持ちで連絡をとり続けました。
僕だったら死を間近にそんなことはできないと思います。
ずっと病んだことばっかツイートすると思います。
そういう意味では彼は生きることを辞めなかったのではないかと思います。
そしておとといの6月28日
彼は息を引き取りました。
生前に自分のアカウントを友人に渡していたそうで、その友人によるツイートでわかりました。
彼のおじもそのアカウントからツイートをしてました。
「地元のバンドが有名になりボーカルの子が伸びしろあるな、と言うと、アンベ君の伸びしろと才能をわからないの?アホ?とダメ出し。とにかく颯人はアンベ君の才能と人柄に惚れていました。」
そのツイートの一部です。
彼は病気意外にも問題を抱えていて、それが理由で多くの学校の友達とはTwitterで繋がっていませんでした。
他のツイートから僕が彼の生きる支えになっていたこともわかりました。
でも僕は涙が出ませんでした。
唐突すぎる、連絡はとってるとはいえ話したことがない、というのも理由ですが
16で命をおとすということをものすごく深く考えたからだと思います。
彼にはたくさん夢があったんじゃないかと思います。大学にも行きたかっただろうし、ギターも上手くなりたかったと思うし、No titleのライブにも行きたかったはずです。
僕は16で命を終えるということを間の前で見たことで、生きるってなにかということを、本当の意味見つめ直せたと思います。
いまだに信じられないですが本当の話です。
そして今日LINEを見て驚きました。
No title制作グループからものすごい朗報が入ったのです。
かなりの朗報です。
そのうち皆さんにもお伝えしますが。
察する人もいると思いますが、僕は彼のことを考えずにはいられませんでした。
これは彼が僕らにもたらしてくれた事なんじゃないかと、それしか考えられませんでした。それ以外にない。
僕にひとつ目標ができました。
彼のため曲をつくることです。
もちろん作詞作曲。
それをライブでやって、彼に見てもらうことです。
でもそれを行うのはもう少し先になると思います。
というのも僕たちも受験生。
これから本格的受験に向き合っていくことになります。
そのため、このブログや水曜動画はしばらくの間おやすみという形になります。
6月いっぱいまでと決めていたのに、このような事が起こったので、やっぱり神様っているのかもしれないと思いました。
これから厳しい時期になっていくと思いますが、僕は全力で「生きて」いきたいと思います。
ブログは受験期でも気が向いたら書きますのでぜひ見てくださいね🥺
それでは👋🏻
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ご冥福をお祈りいたします。
私のフォロー人数が多く、全ての人のツイートを見ることはできていないのですが、彼の事は気になっていた為、たまに最近どんなツイートをしたのか見に行っていました。
いつかライブで会おうと約束をしていたのに、あまりにも早すぎます。
最後は彼が自ら選んだ道、やりたいことなどはもちろんたくさんあったと思いますが、きっと後悔はないのでしょう。最後までみんなと同じように生きていこうする姿勢とてもカッコいいですね。今の私では同じようにはできないでしょう。
次彼に会うときまでにカッコいい大人に私もなっておかなければいけないですね。一度きりの人生、一分一秒をもっと大切にしなければ...
仕事で命と関わりながら毎日を過ごしています。
子供にも命の大切さを伝えるのは難しいと感じています。