月別アーカイブ / 2014年06月

予定がキャンセルになり、

ぽっかり空いた日曜日[E:sun]

いい具合に晴れて、気持ちいい[E:flair]

中学や高校あたりに繰り返し聞いていた

アルバムなどをかけて、お掃除したり

洗濯したり。

そしてまたブラジルへと思いを馳せて

外伝のはじまりはじまり~[E:up]

Sarubadoru

黒人のお客さんが多かった定期船でたどり着いたのは

サルバドールの町。

サルバドールの248万人の人口のうち、80%が

黒人の方と言われています[E:run]

サルバドールの高速の街灯は

Sarubadorunogaitou
お魚[E:fish]
とってもかわいかった。
シンプルに港町ということが伝わってくる[E:flair]

ここも上のまち と下の町 とで分かれていましたが、
ヴィットーリアと違い、 現在はエレベーターでつながれていて

上の町に直通でいけます[E:flair]
Moto_oukyuu
エレベーターを出て、町へのその第一歩は
豪華な建物が取り囲む広場です。
上記の写真の白い建物。

ワシ?タカ?が両翼を広げて権威を主張しているかのような
立派な建物は、元王宮だそう[E:flair]

その広場を左に曲がり、
歩いていくと、また大きな広場に・・・。
この上町には広場が多く、
その構造もまたイタリアのよう・・・☆
Photo
番組にもあったように、この広場は教会に囲まれています[E:shine]
サルバドールは“黒人のローマ”という異名を持つ町ですが、
実際、170ほどの教会が街にあるそう。

その中で、番組で訪れたサン・フランシスコ教会は

「黄金の教会」
 
Kyoukai
採掘された金の20~30パーセントはポルトガルに
運ばなければいけなかったため、
教会内にあるものは手を出せないのを利用して、
ブラジルでとれた金をこの教会の内装に

ふんだんに使用しています。

また、町にたくさんある教会と差別化し、

信者を多く取り入れるための人寄せの役割も
あったとか。

当時、こんな言い方はあれですが、
存続・繁栄するためには
教会といえど、商売根性がないとできないのですね。
 
Kyoukai_saru
サン・フランシスコ教会内はゴシック建築の極み。
初めて黒人奴隷に門を開いた教会です。
Photo_2
ゴシック建築にこんなにがっぷりよっつと

向かい合うのは初めてでしたが、
天国も地獄も、何もかもを具現化したものだそうで、
人の脳みその中をみているような感覚でした。
Te
 
すべて隙間なく、
表現しつくす ということなのだそうで、
明かりひとつ、柱ひとつとっても
何かしらの意味や示唆にみちみちています。
Masuku
これは、仮面をかぶったひと。
 
Ninnfu
こちらは妊婦さんを示す妖精?
わたしは、そのゴシック世界に圧倒され、
あてられたようになってしまい、
多少、気分が悪くなってしまうほどでした。
現在、サルバドール人口の60パーセントはカトリック信者ですが、
その中でもカンドンブレ(南アフリカの宗教。黒人奴隷の方が
つれてこられたことで独自に発展)は守られ、
カトリックに改宗されたようでも、カンドンブレの宗教は
ひそかに守られ続けました。

カトリックの神様の名前を言いながら、

それに相当するカンドンブレの神の名前を

唱えつつ、彼らは信仰していたそうなのです。

(似ている名前の神様もいるそう[E:flair])
Yuuhi
こんなに日が落ちて、ホッとしたのは
人生初でした。

凶暴に暴れまくっていたのが嘘かのように
あっけなくストンとおちていった夕日。

このサルバドールまでが湿気を感じず、
ただただ甘やかな風が吹いていました。

黒人奴隷の方々はこの太陽に

故郷の南アフリカを想ったのかしら??
わたしと同じように、夕暮れにホッとしたり
したのかな??
Majikawa
現地からもお伝えした、
すばらしかったマジックアワー。   

太陽のアメとムチ。

相変わらず、夕暮れは甘い感傷を誘う風が吹いていて、
無言でじっと空を見ていたくさせました。


この日は、
Tシャツの日焼けあとがしっかりとデコルテについてしまった
ので。
夜には、しっかり美白パックをデコルテにもして[E:flair]
就寝しました[E:confident]
 
Tukiyo
月夜もすばらしかった[E:moon3]

もうすぐ6月も終わり。
梅雨らしい天気で、
振ったりやんだり[E:rain] ゴロゴロしたり[E:thunder]

これはこれで、今しかない天気を楽しんでおります[E:house]
最近のイロイロを箇条書きでつづります。

レキシの「レシキ」を購入。何曲かは知ってたけど、
 フルでアルバムを電車で聞いたときはやばかった。
 笑って噴き出しそうになるのを、咳き込んだふりで
 ごまかす・・・ごまかせたのか??
 ずるいよ、かっこいんだもん~!!!

 私、つぼでした。やっぱり歴女だ、と言われました。
(知らなくて、気になる方。ぜひ聞いてみてください[E:confident])

・洗面所前のスペース・自称 仏蘭西の間が
初夏の装い  房すぐり。

Photo

・DVDにて「風立ちぬ」を鑑賞。
 心を揺さぶられた。愛の物語。
 菜穂子さんのようにわたしは潔く生きられるだろうか?
 戦争は絶対だめだ、と思った。繰り返してはならないよ。

・もうすぐ、一階用に注文したカーテンレールが届く。
 ずっと仮 だったからね。 あと、ベットのマットレスを買ったら
 必要なものは全部そろうかな?!

THREE のサマーネイルが気になっている[E:flair]
 絶妙な水色やペパーミントグリーンが涼やかでいいなぁ~。
 久しぶりにマニキュアでも買ってみようかなぁ~! 

・髪の毛。。。。どしよっかな~。

・七夕、何年もうちでやっていないけれど、
 今年はどうしようかしら??

・家の中はだいぶ落ち着いたので、
 そろそろ、玄関前にすこしだけあるガーデニングスペースを
 本格的に考え始めよう[E:punch]
 候補としては、レモンの木。オリーブ、梅の木。
 香りがある椿の木[E:cherryblossom]
 食べられるものもいいなぁ~。バジルとかハーブや薬味系。
 とりあえず、理想となるような場所に行きたい。。。

 と、solso farm さんにお邪魔して
 素敵なガーデニング術を盗みたひ・・・!!
・執筆活動も再開[E:book]
 たくさんの方によんでもらいたいなぁ~!!

・あ・・・だめだ、顔がガチャピンに・・・
 中学校の時に、友達に言われた「ユチャピン!!」
 なってるよ。確実に。。。眠い・・・・みなさま、おやすみなさい・・・・・


  いい夢を[E:confident]

≪私は本当に何にもできない。 していない。

かんたんなあいづちをうち,真剣に,

意味はわからずとも 目を見て 声を聞くようにしているだけ。
ただ 彼の責任の重さや,せおっているもの,
その大きさを映像でとれたことはよかった。
 

とても,意義があることだ。 それは必ず伝わるだろう。
日本のTV番組として微力ながらでも
そういう一つ一つの積み重ねをしていくしかないのだ。

“彼”というのは,先住民のパトショー族の

町で仕事をする青年のことだ。
ポルトセグーロの先住民課に勤めている。
弓矢をペンに変えて  戦っている。  
現状と  社会と。

彼らの民族の誇りのために。 ≫
                    (4月11日の日記から抜粋)

Photo_6

この写真の彼と出会った夜に,夕飯に行く前か
寝る前に書きなぐった日記だ。

結局,番組では画家の方のお話でポルトセグーロは終始したけれど,

こうした思いをした出会いがあったことをここでお伝えしたい[E:confident]

写真の私と彼の間に木製の女性の像があるのが
みえますか??

その像は,この広場の目の前に広がる海にむけて

右手を上げて,悲しそうな瞳で海のかなたを見つめ続けている。

街を歩いていた私は,この見るからに先住民の女性の像は

なぜここにあるのだろう??

とその像の前にあるベンチに座っていた彼に話しかけた。

「この女性の像は,先住民で

この地にきたポルトガル人と恋に落ちて

結婚したのだけれど,彼がポルトガルに帰らなければいけなくなって

船の行ったほうをずっと見ているという像なんだ」

と教えてくれた。『人魚姫みたいな,蝶々夫人みたいなお話だ・・・』

と思った私は,次の彼の言葉に驚いた。

「でも,この像もその話もでっちあげなんだ。

私たち先住民の間では,そんな話は一つも伝わっていない。

この像は,彼らが(ポルトガル人が)建てたものなんだ」

え??

「ポルトガル人が自分たちの印象をよくしようと

作り上げた話だってことなの??」

「そう。だからこの像は我々は好きじゃないんだ。」

前の町でポルトガル系移民にあっていた私は,

多少混乱した。時代は違うけれど,ポルトガル人・先住民

どちらに立てばいいか分からない。

けれど,私は日本人の旅人だ。

もとからどちらでもなく,どちらの立場も本当には分からない。

だから,目の前で出会えた方の声を,気持ちを,物語を

聞いて,自分が何を感じるかなんだ。

「あなた自身が先住民の方なの?」

と聞くと「私は,この町の近くに村があるパトショー族で,

今ここの町の区役所に勤めているんだ。」

「え?この町の?町に住んで?どんな仕事を?」

「いや,村から町にでて新しく発足された先住民課という

先住民族と町との社会をつなげる役割をしているんだ」

と彼は胸をはった。

どうやら,ポルトセグーロがブラジル内でも役所に

専用の課をつくったのはさきがけのようだった。

そこで,彼は村の代表として選ばれ,

外の社会で,先住民の人たちを社会的レベルで

重要な存在だと認めさせようと働いているようだった。

同僚,というより部下の若い男性は先住民の村を出て

街に一人暮らしをしているので,

村から,町に出勤し日常に両方の生活を

行き来するのは相当なエネルギーが要るような気がする。

「ご家族としても,民族・・・先住民を代表として

あなたが働いているのはとても嬉しいことなんじゃない??

お母さんとかはなんていってるの??」

と家族の暖かなお話や村内での生活について
聞けたらいいな,と質問すると・・・・

「いや,家族は僕が代表として町にいって働くのを

怖がっている。

おじいちゃんが,町の人に殺されたりしているんだ。

でも,僕は村の未来を変えるために戦っているんだ」

といった。

計り知れないほどの,両者の深い溝をみた,と思った。

彼のおじいちゃんの話なら,そんなに昔ではないではないか。

しかし,暴力には暴力ではなく

平和な方法で。

弓矢をペンに変えて,彼は戦い続けているのだ。

一通り,話を聞き終わったな・・・と思ったとき,

彼もそれを感じたのだろう。



と,これだけはカメラの前で言葉にしなければ・・・と

きっと決めていたのであろう

自分たちの仕事の意義を,多少早口になって説明し始めた。
「伝えたいことは,この仕事を通して,

自分たちが社会的に・・・・」

Photo_7
そう伝えながら,彼の目には涙があふれ出てきた。

家族のこと,自分たちの仕事のこと,
テレビを通して,これを見る人にこれだけは伝えなければ

果たさなければならない・・・・と今の先住民の気持ちを伝え,
こういう現実が今 ポルトセグーロにあることを伝える役割が
あることのその重責を果たした
いっぱいいっぱいだったその心が伝わってきた。

まだ,若いのだ。

村だけでなく,先住民を全員しょって立っているという責任の大きさが,

自分の抱えきれる重さではないものを
いつも足をぐっと開いて踏ん張って毎日過ごしているんだってことが
その涙からヒシヒシと感じられた。

彼は,ぐっと強い意志で
涙を止めようと手で目頭を押さえようとした。

そんな彼に
もらい泣きした私は咄嗟にハグをした。
力強くまわした腕から,『大丈夫だ。ここで泣いていいんだ。』と伝えるために。

それは私が女性だから,とか相手は男性だとか
そんなことはとっぱらって,ただただ心をさらけ出した
人へ,その場にいたものとして私には当然と思えた行動だった。

2,3秒後に腕をほどき,体が離れると
彼は「ありがとう」といい,
また泣いた。

そして,彼が最初に座っていたベンチに二人で腰をかけた。
二人で並んでまぶしい海を見る。
鼻水が止まらずに,ティッシュを取り出し
彼にも渡して,自分でも鼻をかむ。

こうして,カメラの前でさらけ出してくれて
ありがとう[E:confident]
Photo_9

ぼーっとした顔のまま,しばし二人で海を眺めたあとに
彼はポツリとつぶやいた。

「いつか,この像じゃなくって
今の自分たちの先住民の姿を
自分たちでたてたいんだ」

私は,「きっと立つよ。 絶対たつよ!」
という言葉を伝えた。
何もできないけれど,本当に彼らならやり遂げるだろうと
信じている気持ちを伝えた。

彼らの情熱や戦いが,
形として残るように。

先住民の人による,先住民の本当の姿が
町のシンボルになるように,

地球の裏側からずっとずっと願っている。

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