月別アーカイブ / 2008年10月

さてさて、マントを身につけることで遠くまで旅に出ていた私ですが


他にも、都現代美術館の広い、天井の高い展示スペースを
いかんなく活かし、

様々な体感、体験型のアートが点在します♪

感じるものは人それぞれだと思うけれど、

ダンボールで作ったような、文化祭の迷路みたいな
作品で、日系移民の方々の歴史を私は感じたし、

暗幕のカーテンを抜けると、
CGのRPGダンジョンの中に紛れ込める。

映像作品も実にバラエティに富んでいるのである。

で、その体感部屋の一つ↓。

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休憩スペースではないんです。

でも、居心地いいんです。

奇抜な色彩の様でいて、中に入るとすっと
馴染むような、コントラスト。

壁際には、二、三個風船が等間隔に浮いている。

むむ?と思ってみてみると、

風船の紐の先には、ヘッドフォンがついていたのであった。

ここでも、早速。

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音楽のパワーはすごいもので。

周りの色彩や

中央奥の壁に流れている映像が

グッと近く感じる。

しかも、ボサノバの気持ちよさに

酔いながらの押し付けがましくないかんじで。

他にも、

仕掛けが色々ある絵画にニヤニヤしたり、

ブラジル建築にホーッとなったり。

ブラジルの方々に音楽が欠かせないのと同じように、

この展示会を振り返ると、そこそこで聞いた音楽が

自分とアート作品の合間を寄り添いながら、
一体になって、自分が受け取ったものを

波のように、寄せては返したり、
大きくしたりしてくれている。

展示作品のみの美術展だと、
作品と対峙して

見ていくうちに感受性のゲージを振り切ってしまい
「脳がうに」状態になってしまいがちだけれど、

体感型展示だと、頭と体をバランスよく使えるので、

見終わった後も爽快気分なのです。

なので、休憩なしに

同時開催の
「森山大道  ミゲル・リオ=ブランコ 写真展 共鳴する静かな眼差し」へ。

想像と異なった、でも知っている様なブラジル

知っていたけど、分かってなかった日本

が味わえる、非常に面白い写真展だと思います。

ブラジルは行ったことがないけれど、
今までいろんな情報で知っていて
想像していた国は、
森山大道さんが切り取るとこういう事に
なるのだ。
日本人の目を通してみるからか、
どこか懐かしい景色にも感じます。

展示の仕方がまた引き伸ばした写真を
綺麗に整列させているのが、
ブラジルが写っているのに、日本的。

そして、ミゲルさんの日本は

私たちが知っているものものを
この人の視点を通して見ると

こんなにも新しく感じて、
こんな色彩なんだ!

と新発見すること請け合いです。

しかも、展示方法は
パネルで、自由に重なりあっていて、
ブラジルの明るい空気が伝わる感じ。

主催者のやりたかったことが

こんなに明確に分かりやすく大成功をしている
写真展っていうのもなかなかないかも・・・?

この二つの美術展は、

恋人と、家族と、感覚が似ている親しい友人と

是非是非、一日がかりで楽しんでいただきたいです♪♪♪

ビバ!!!清澄白河!!!!!!!

どうも、こんにちは。

自称、清澄白河・親善大使ノムラボ所長
こと野村でございます。

今日も、今日とて清澄白河のいいところを
ご紹介いたしたく筆をとっている所存でございますよ。

江戸の町も堪能できる下町情緒たっぷりな面だけではなく、

この清澄白河、現代美術も堪能できるのです♪

待ち往く人々が皆気持ちよく挨拶を交わす

よき江戸情緒の道を駅から歩いていくと、

大通りに突如、コンクリートとガラスの

「風の谷のナウシカ」のオウムのような建物が現われます。

東京都現代美術館http://www.mot-art-museum.jp/

ここで、今開催されている展示会が

ブラジル移民100周年に相応しく、

ブラジルアート「Neo・Tropicalia」&
森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ写真展

この展示会で私、元気をいただいてまいりました!!

まず、入り口近くで不思議植物に驚く。

一見、何の変哲もない大きな葉っぱ。

小さな穴に無造作に何本も刺さっていて、

引き抜くこともできる。

しかし、この葉っぱ。

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なんと、葉スピーカーなのだ!

耳を近づけると、葉脈からどくどくと
気持ちの良いボサノバが聞こえてくる。

刺さっている下の音楽装置によって、
聞こえてくる音が違うのだ。

君たちは音楽までごくごくと水のように吸えるのだね!
こんなスピーカーが家に欲しい!!

もし、花でもできるならば
百合にはクラシック、向日葵にはラテンとか
この花にはこんな音楽を・・・と想像は膨む。

まるで、ディズニーの映画のような

ファンタジーが現実に存在できるのだという事を

知って(多分これは常設展示なのだろうけど、)

現代美術館へのテンションがあがる♪

そして、本題の「Neo・Tropicalia」へ

この展示はエンターテイメントでした。

私好みの体感するアート展示。

直島の地中海美術館然り。
私はまだ行けてないけど、一緒に行った
K女史いわく金沢21世紀美術館も然り。

ブラジルのアートを体感したのは初めてでしたが、

習作か?というような構えも、てらいもない思い切りのよい絵、

色使いが開放的で、見ていて笑顔がこぼれるような

気持ちいい開けっぴろげなエロチズム。

あぁ、エネルギーは螺旋状に上昇していくんだなぁ、
実感できるような絵と作品から始まり、
のっけからがっつり心を奪われる。

そこから進むと、なんかの布とヘッドフォンが壁に??

これゃー、つけてみんことには!

行かせて貰ったのはレセプションだったので、

私とK女史が「これはこうつけるのか?」と
布と格闘していたところ、カメラを持った外国のおねぇさんが
「マントだよ!」と教えてくれる。

しかも、たくさんかかってる中から「これがいい!」と
つけたマントはエリオ・オイチシカというアーティストが
写真でつけていたマントと一緒だったという事も
お姉さんが教えてくれた♪

これまた、気持ちよいブラジリアン音楽。

体感するアートでは、皆こういうところでちょっとした
交流があったり、笑顔になれるところがまたいい。

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こんなかんじですよ。

自分が一歩踏み入れる事で完成するアート。

一方通行ではない両思いの嬉しさがある。

単純に皆、子供のような顔に戻るのをみるのも楽しい。

そのマントであなたはどんな音楽の旅へ??

その2へ続く

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三味線ガールズの楽屋にて。

演出家のスギ先生と♪

昨日で千秋楽を迎えました!!

「エヴリデイ・エヴリナイト」

観に来てくださった方々、応援してくださった方々
ありがとうございました!!

4日間、7ステージ。

始まる前から短い、短いとは
思っていましたが、

小屋入りして、初日をあけてから昨日まで
楽しい楽しい祭りごとが、まばたきした程の時間で
過ぎていきました☆

ガールズの「うりえ」こと、かとりえも
18歳の皆の宝物、松永かなみちゃんも
本当に気持ちの良い程かざらない
いい子達!

この二人と一緒だったからこそ、
二週間の午前中の三味線稽古が
楽しい部活動のように、感じられて
なんの苦もなく4年間活動してきた三味線ガールズとして
舞台に立てました[E:heart02]

共演者の方々も年齢差をすっとばして
はしゃぐ時は皆小学生男子のように(笑)
(発声練習いらずの騒ぎっぷり)

団欒する時は、貧乏大家族のように(笑)
(畳5畳の楽屋に5,6人はあたりまえ)

本番が始まると、それぞれを背負って
そして、それを袖で楽しんで。

なかなか無い、奇跡的なことに
皆して、何かの波長があったのでしょう。

このメンバーとご一緒できたから
短時間だけれども、濃い鮮やかな祭りを楽しめました。

ふと、千秋楽の始まる前の最後の支度が
終わった楽屋で

明日で集まれなくなってしまうのは、
これで終わってしまうのは寂しい事だけれど、
「終わってしまう」
って事を実感したくって
私はこの仕事をやっているのではないかって事が
ふと頭によぎりました。

時間なんて、普段意識しないものなのに。

こんなに楽しくて、皆で作り上げたことが過ぎる。
楽しければ楽しいほど、終わってしまうことが
くせになる。
甘くておいしい、毒のあるお菓子を
自分で選んで食べるような。


そんなことが好きな人達が集まってきっと
この世界ができてるんだわ。
因果な人達だわぁ、と。

そんな風に思えた舞台に立てたことに
感謝して♪♪♪

開場10分前の日課。
舞台上での円陣組んでの気合いれで
締めさせてもらおうと思います[E:confident]

『エヴリデーーーイ・・・・・・』

はい、皆さんご一緒に!

『エブリナーーーーーーーーイトーー[E:heart04]』

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