今日から上野の東京都美術館で開催されている

「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠達」

行ってまいりました!!!

30数点しか現存作品がない、オランダの画家フェルメール

彼の作品がなんと7点も!!上野に集結!!

これは、本国オランダの二つの美術館が所持しているフェルメールの
作品数と一緒!

それを、遠く離れた日本で、間近にみれるなんて!!

私は、去年?日本に来た「牛乳を注ぐ女」を肉眼で見たのみ。

こんな機会は本当に滅多に無い!!

展示室の入り口から真っ白の壁に

光で浮かぶような「フェルメール展」の題字。

開催者の方たちの心憎い演出にワクワク感は増すばかり♪

一歩足を踏み入れると、正にフェルメールの絵に描かれるような

17世紀を思わせる重厚な部屋のつくりになっていた。

まるで、自分たちがその時代に

タイムスリップしたかの様な感覚。

さながら、

デルフト・スタイルと呼ばれた画家達の

光や空間の奥行きのある風景画は、

自分がいる建物の窓から

望む景色のように感じられるのだ。

いつか見たフェルメールの絵画の中の

女性が着ていたドレスのような朱色の部屋を抜け、

室内には必ずと言っていいほど、登場していた市松文様の床を

廊下で用いるという趣向も楽しみつつ、

フェルメールの部屋に行くと、

タイムスリップした気分は、展示室の空間作りが大成功しただけではないのが

よく分かった。

光っていうのは、その空気や風、匂いまで描き出しているんだ。

だから、その絵画に対峙した時に、

生なましく自分が体験、目撃してしまった気になれるのだ。

作品一つ、一つ話していったらキリがないけれど、

「フェルメール展」のポスターで皆さん目にする事の多い、
「ワイングラスを持つ娘」を見たときもそうだった。

(ステンドグラスの窓がある部屋にオレンジのドレスでワイングラスを
持っている女一人と男性二人の絵。)

見てはいけない瞬間を目にしてしまった!

という気分にさせるのだ。

解説には、

「娘がこちらに無遠慮な笑い方をしているので、
鑑賞者に自らの困惑振りを訴え、
あたかも鑑賞者の存在にすくわれてさえいるようだ」

と解釈するものもいると書かれていたが、

どう見ても、私はこちらを見ている娘は

明らかにワインで出来上がっていて、(にやけた男に飲ませれていて)

困惑振りを訴えるどころか、置かれている状況や

それから起きる出来事を

楽しんでいるようにしか見えない。

そして、一瞬こちらに向けた

狎れきった視線。「どう?わたし?」

みたいな声が聞こえてくるような。

すくわれるというより、見ているこっちが

引きずられてしまうんではないだろうか?という不安。

「いや、私関係ないんで!」と片手を振って

その場を去りたくなる。

奥にいる関心の無い男性がいるところがまた、

対比になっていて(影になっている)

また、その部屋の空気に混乱させられる。

他の方たちは、

一体どう感じるのか、見に行った方は教えて欲しいものです。

ちなみに、私は

「リュートを調弦する女」が一番好きな作品だった。

17世紀にタイムスリップ。

7つの物語を堪能できる上野、東京都美術館に

是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?