月別アーカイブ / 2007年09月

このブログを始めた時に

ちょうど始まった「想いを、あなたへ~」

というWEBドラマが明日でcloseしてしまいます・・・。

ページ右にタブでリンクしていますので、

見てない方、是非みてみてくださいませ!

見た方も今一度♪

心がホワンとあったかくなれるんじゃあと思います。。。

特に、いきなり寒くなって雨のこんな日には。

大阪出張帰りです。

ABC土曜ナイトドラマ
「初恋net.com~忘れられない恋のうた~」に出演する事になったので、
出張で大阪にいけることになったのです。

折角、関西にお仕事でいけるのなら・・・

と、ずっといきたかった場所にプライベートで寄ってきました☆

プロフィールにも“気になる人物”とのっけていた
「重森三玲」さん。

誰なんじゃこりは?!
と思う方も多いのではないでしょうか?

この方は、昭和を代表する作庭家。

京都では、東福寺の市松文様の方丈庭園や
松尾大社、大徳寺 瑞峯院のお庭が有名です。
その他、日本各地に彼の作品が見られます。
(個人宅の作庭も多いらしいのですが・・・)

私は、もともとマネージャーのK女子が
「東福寺がいいのよねぇ」と言っていたのを聞き、
雑誌でそのお庭の写真を見かけたところ一目ぼれしてしまい、
「このお庭を造ったのはだれじゃ?!」と調べたら、
“重森三玲”さんに辿り着いたというわけです。

と、いうことで
もとは自邸で、そこの作庭はもちろん
全て彼自身がデザインして作った茶室がある
場所が、今は予約制で一般解放されていることを知り、
いってまいりました!!

「重森三玲庭園美術館」

親交があったイサムノグチさんが三玲邸の為に
作ったという楕円形の温かな照明の下から、
ゆったりと庭をのぞみます。

正面には、仙人が住むといわれる蓬莱山。
手前には海と波。
ここには写っていないですが、
左奥には、大きな亀も。
枯山水には、船とあらわされる岩が一つの事が
多い様ですが、このお庭には左右両側に船が二つ。

天を目指すように上に伸びている立石が
三玲さんの作庭の特徴のようで、
この岩は青石といって、いまでは四国から持ち出せなく
なってしまっている貴重な石。

自然物とは思えないほど、
不思議な青色で、
形を削ったりと加工もしていないそうで、
しだれ桜の枝のかかり具合といい
何時間いても見飽きない、
なんとも不思議な世界が広がっていました。

そして、こちらは
茶室のふすま。

興奮して、携帯で撮った為
多少ななめですが、気にしないで下さい笑

波を青と銀で市松文様で表わす!
なんて、粋!!!
かっこよすぎです。

その上の照明ももちろん、三玲さんデザイン。
昔ながらのお寺などの造りにはよくある、
宇宙を意味する八角形。
茶室もそれ自体が宇宙を表わすといいますし、
本当に重森三玲さんという宇宙の中にお邪魔している
感覚です。

細かく、どこをとってもこだわりがみられます。
ふすまの引き手は、屋号の「無字庵」の無字という文字が
それぞれデザインされたものであるし、
釘隠しや、障子、畳のへりの色にいたるまで
どこもかしこも・・・・・!!!!

お庭と茶室は、重森三玲さん最晩年の作品らしいのですが、
「古きを知って新しきを生む」

アヴァンギャルドと評されがちな
重森三玲さんですが、昔のもの(古いもの)をよく知って、愛して
日本の庭園技法はそのままに、新しいものと融合する
ということの素晴らしさを教えてもらえました。

心が穏やかになりつつも、
新しいパワーがどんどんみなぎるような
素晴らしい場所。

予約制だけあって、
限られた数のお客さんたちと
案内してくれるお兄さんのお話もたっぷり聞け、
質問もできて(1を聞いたら10かえってくる!というかんじで
とても安心で頼もしい。)
とても大満足な時間でした。

私の本棚の一部です。

私の本棚はこうして、蓋のような扉がついていて
スライドして上にしまえるようになっています。

そして、ディスプレイも出来るようになっているのです。

そういう棚が三段あるうちの一番上の棚。

その真ん中に飾ってあるのが、この映画のちらし。

      

           『めがね』

この映画は、今年見た中で一番好きな映画。

いや、今まで見た中でも特別好きな映画の中の一つ。

それが、今日から公開だったのです。

是非、いろんな方にみてほしい。
出来るだけ、多くの人にみてほしい。

私は、二ヶ月ほど前に友達がネットであてて(!)
誘ってもらって、初めて公開試写会にもちろんめがねをかけて笑
行ってきたのです。
出演者の方々、監督の挨拶も間近で見れてとても嬉しかった!

「かもめ食堂」は、恵比寿ガーデンシネマで見ていたし、
とてもほんわか心が温まっていい映画だなぁと思いましたが、

その監督、キャストの第二弾といわれる
この「めがね」。

私の心の奥の、奥の、白くて 柔らかくて 汚されない 

ジンワリと湿って 温かな ところにぴったりと寄り添った映画でした。

こんな映画は初めて。

私は、心が弱ってどうしようも無い時、

昔から水辺にいきます。

それは、手近にお風呂がいつもより長風呂になることで
回復できる時もあるし、

近所の土手で川を眺める時もあるけれど、

本当に何をしても、何を聞いても心にまっすぐ入ってこなくて
誰に会っても、表面でしか会話ができなくて、笑顔になれないとき

そういう時は、海にいきます。

だから、この主人公の気持ちがよく分かる気がする。

いつの間にか、心が固くなってしまって
かたくなになってしまったり、

次のこと、次のこと・・と
先へ、先へしか進むしかなく 今を生きれてなかったり

そんなことを経験している全ての人にみてほしい。

別に何か事件が起きるってわけでもない。
大声で泣いたり、わめいたり、怒ったりもない。

けれど、

風景が、人の心が美しすぎて 涙がにじんでしまう。

他人の、でもきっとそれは自分の、
心を解放できた瞬間を全部目撃できてしまう。

そんな、大切な映画です。

そして、ご飯を食べてから見ても
とてもおなかがすく映画です。

そんなところも素晴らしい。

この映画を作ってくれてありがとう。

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