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うちの会社では、ストックミュージックサービス「Audiostock」を運営しています。

海外ではStock musicとかProduction musicと呼ばれるジャンルでして市場も大きいのですが、日本ではサービスもまだ少なくて、個人クリエイターが登録できるタイプのものに限定するとほとんどなかったりします。

そんな状況もあり、ストックミュージックについて改めて書いてみたいと思います。

ストックミュージックサービスは、音楽クリエイターが自分の音楽作品を登録し、商用コンテンツでの使用ライセンスを販売することができるサービス。主な顧客は映像やゲームを制作している企業や個人で、各種商用コンテンツに音楽を組み込むための使用ライセンスをオンライン上で購入することができます。

■クリエイター
・自分の音楽作品を登録して使用ライセンスを販売する
・売上に応じた印税(ロイヤリティ)を得る

■顧客
・映像やゲームに音楽を組み込むための使用ライセンスを購入する
・定められた使用料(Audiostockでは2000円-3000円が主流)を支払う

顧客にとっては、ネットショッピングのようにオンライン上で購入手続きを行えばすぐに権利処理ができる簡単さがメリットで、動画コンテンツや動画広告が爆発的に増えている昨今の状況もありニーズが高まっています。

音楽作品の使用許諾を出し、使用料を徴収するという意味においては、JASRAC等の著作権管理団体と近い部分もあるかもしれませんね。

JASRAC等の著作権管理団体では、使用用途によって使用料の算定基準が設けられていて、それぞれに定められた徴収を行っています。一方Audiostock等のストックミュージックでは、オンライン上の手続きで全て完結できるように、使用料も一定価格に固定してしまったり、ライセンス体系も一本化しているのでもの凄いシンプルにしてしまったようなイメージでしょうか。

ついでにちょっと専門的な話になりますが、JASRACは著作権のみを対象としていますので、もしCD等の音源を使いたい場合には著作隣接権の許諾も別途得る必要があります。(主にはレコード会社等が保有)。

一方、Audiostock等のストックミュージックでは、著作権に加えて著作隣接権も含めてライセンスしているので、オンライン上での購入手続きで全てが完結するようになっています。なので「今すぐ動画につける音楽が欲しい!」という時には便利なんですね。

ストックミュージックのクリエイターにとってのメリットなどは、また別の記事でまとめてみたいと思います。