去年の夏に『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』というビジネス書を出して、その二ヶ月後に『えんとつ町のプペル』という絵本を出して、発行部数がそれぞれ、10万5000部と、32万部(国内)+1万部(国外)。
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そして、10月4日に発売される『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告~』の発行部数が7万部。
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気がつけば、この一年間(3冊)の累計が50万部を突破していた。

連日、走り回ってくださっているスタッフさんのおかげでもあるし、時代が後押ししたおかげでもあるので、「スタッフさんのおかげッス」と表現することもあれば、「ただのラッキーです。マグレっす」と表現することもあり、時と場合によって言い方を変えていて、そこには一切の嘘偽りは無いのだけれど、ただ、一つだけ言いたい。
  
僕もメチャクチャ頑張ったぞ。

本当にメチャクチャ頑張った。
「いいよねタレントは。本が簡単に売れて」と言われることも少なくない。
たしかに、本を届ける上で、タレントのアドバンテージは無いことはない(ちなみに、そのアドバンテージも自分の努力で勝ちとったんだけど)。

タレントのアドバンテージが無いことはないが、「作品を届ける為の努力を誰よりもしました」と胸を張って言える。
タレント云々関係なく、知名度云々関係なく、単純に『努力量』で誰にも負ける気がしない。

「努力」というのは、目の前の苦労を盲目的に受け入れることだけではない。
常識を疑い、試行錯誤を繰り返し、計画、実行、評価、改善の繰り返し。

去年の夏から、自宅のリビングはずっとこの調子で狂っている。
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玄関は、こう。
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誰よりも手売りして、誰よりもサイン本を作り、一方で、クラウドファンディングを使ったマーケティングもしたし、「全編無料公開」という実験もした。
その都度、起こるバッシングも甘んじで受けた。
まさかまさか「今日は書くネタがありませ~ん」という眠たいことは言わない。
ネタが無ければ作って、そして本を届けた。

二言目には環境のせいにする人がいる。
そしてインターネットがそういう人達を繋ぎ、「そうだそうだ。環境が悪い」という声になる。

くだらない。

圧倒的努力を選ぶか否か。
それでしかない。
努力が報われるところを見せないと、夢がない。

1年で50万部。
ホラ、本は売れるじゃないか。
出版不況はどこでやってんだよ。
 

僕は仕事柄、子供と触れ合う機会が少なくないんだけれど、いつも彼らは真っ白だ。 
未来を1ミリも疑っちゃいないし、明るい未来が来ることを信じている。
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毎度、彼らの質問攻めに遭うんだけれど、
まさか、こんなビー玉みたいな目をした連中に嘘をつくわけにはいかないので、
「これをやったけど全然ダメだった」
「でも、こういう風に改善すると、上手くいった」
「ここを覚えておくと、かなり効果的だ」
と本当の話をする。

『えんとつ町のプペル』を作るのにいくら必要だったか?も話すし、
そのお金をどうやって集めたか?も話すし、
そうして出来たものをどうやって届けたか?も話す。

そして「未来は明るい」と言い切る。

僕は童話を作っていて、ハッピーエンドしか描かない。
それは作り話なんだけど、嘘ではなくて、
嘘ではないことを証明する為に、現実世界でも童話みたいな生き方を選ぶ。
ハッピーエンドの童話の登場人物はいつも圧倒的努力を選んでいるので、とりあえず僕も。

今日も誰よりも努力します。
あなたはどうだ?





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11月21日は神戸に行きます!
『(株)おとぎ町』交流会(関西) 参加権 | 株式会社おとぎ町 on the BASE
※1週間以内に入金が確認できない場合は無効となります。2017年11月21日(20時~21時半)に神戸で開催される『株式会社おとぎ町』の交流会の参加権です。イベントは20時スタート。参加者は19時40分に集合。『参加権を購入したことが確認できる画面』と『年齢が確認できる証』を受付で見せて、中へお入りください。心優しい人はスタートの30分前(19時半)に集まって会場準備を手伝ってください。基本、コチラでご用意するのは「場所」と「出会い」だけですので、飲食の持ち込み大歓迎です。遅刻、途中退室OK!会場の用意、後片付けは皆でやりましょう。【会場】〒651-0082 神戸市中央区小野浜町1-4 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)2階
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