起業のハードルがグッと下がり、いとも簡単に独立できるようになり、組織の在り方が少しずつ変わってきています。

部下を上から押さえつけても、部下は昔よりも(根性ウンヌンの話ではなくて、環境面で)辞めやすくなっているので、「こんなところに人生を費やすのなら、他で」と才能が逃げていくだけ。

『良い会社』というのは"社員に利用される会社"だと僕は考えています。
別の言い方をすると、利用しやすい会社に才能が集まるので、結果的に『良い会社』になる、という話。

この点から言うと、吉本興業は『良い会社』だ。こんなに利用しやすい芸能事務所は他にない。

時々、若手芸人が「会社が何もしてくれない」と嘆いていたりするんだけれど、逆だよね。会社は社員が「使える部分を探して使う」時代だ。
使える部分が無ければ辞めればいい。

僕は「吉本辞めないの?」とよく訊かれるんだけど、そりゃ「アレも禁止!コレも禁止!」と吉本が言ってきたら今日にでも辞めるが、結果さえ出していれば何も禁止されないし、先人が積み上げてくださった『創業100年以上の信用』を使わせてくださるってんだから、使わない理由がない。

このたび、90館・763スクリーンで国内最多を誇る「イオンシネマ」の運営会社・イオンエンターテイメントさんと吉本興業が、映画の製作・宣伝・配給・興業で業務提携をして、映画『えんとつ町のプペル』をお届けすることが決まった。
僕は世界を獲ろうと考えているんだけど、その上で映画の上映館を押さえるというのは避けて通れない作業で、これを個人で一からやろうと思ったら大変だ。
吉本興業の『信用』が、その作業を代行してくれた。感謝しかない。
この分はキチンとお返しする。
 
ていうか、イオンの偉いオジサマ達とガッツリ膝を突き合わせて喋りたいな。
本気で勝ちに行く。



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