先日、新宿で仕事で終わり、電車に乗ろうとしたところ、財布に1円も入っていませんでした。
私のホームタウン五反田に帰れないのです。
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「コイツは困った…俺は、このまま新宿でのたれ死んでしまうのか」と思っていた矢先、polca(ポルカ)というサービスに出会えました。

なんと、インターネット上でカンパを募れるというではありませんか!

さっそく、新宿~五反田の電車賃をカンパしてもらうことに。
新宿~五反田の電車賃は、170円なのですが、ポルカで設定できる金額は300円からということなので、300円に設定して、お釣りは何か他のこと(誰かの為)に使おうと考えていました。

少額のカンパなので、リターンは「『ありがとう』というメッセージ(気持ち)だけでも大丈夫ですよ」と言われていたのですが、少し色をつけて、リターンは

「いつか100億円あげます(たぶん)」

としてみました。

かくして、電車賃170円を獲得するためのゴリゴリの詐欺をスタートさせてみたところ、開始早々、この調子。
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128700円!

新宿から五反田まで、実に757回も帰れてしまう計算です。

金額達成のパーセンテージも見たことのない数字です。
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42900%!

フリーザ様の戦闘力を初めて耳にした時のような衝撃です。
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さらには、昨日、埼玉で『おとぎ町』のバーベキュー大会があったのですが、そこでチビッ子(はやと君)がトコトコとやってきて、「西野君、これで家に帰って」と、300円を恵んでくれる事態に。
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新宿から五反田に帰れない男が、埼玉にいる圧倒的矛盾については、この際、言いっこナシだ。
「お前、さては、もう家に帰っているだろう!」というツッコミもザクザク届いてくるが、そんなのも言いっこナシだ。

とにかく、皆、僕を五反田のお家に帰えそうとしてくれているのです。
ありがとう、はやと君!
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当然、この気持ちには素敵な形でお応えしたくて、ポルカで「五反田まで帰りたい」という企画をスタートさせた直後から、オンラインサロンで、カンパのお釣りの素敵な使い方について議論を交わし、こんな結論に至りました。
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最初は、普段、利用させていただいている五反田駅にお花をプレゼントしよう(殺伐とした五反田駅を数百本のヒマワリで華やかにしよう)と思って、JR東日本さんに電話をして、広報の方とやりとりさせてもらっていたのですが、お花を飾るとなると、管理もなかなか大変で、逆に駅員さんの仕事を増やしてしまうと結論し、五反田駅の看板枠を買って、駅員さんに日頃の感謝を伝えることにしました。

誰かがホームに吐いたゲロも、駅員さんが大変な思いをして掃除してくれているのに、僕たちは、そのことを当たり前としてしまっていて、なかなか駅員さんのことをキチンと考える機会がなかったので、ポルカのお釣り(128700円━170円)は、全額、駅員さんへのお礼に使うことに決めました。

その矢先、昨夜。

普段、お世話になっている運営のスタッフ(CAMPFIREのスタッフ)さんから、こんなメールが届きました。

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へ?

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え、うそ?

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「100億円あげます(たぶん)。」って、《換金性の高いもの》になっちゃうの?

死んだ。

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運営スタッフさんは、とても優しくて、その後も私が傷つかないように、慎重に言葉を選んでくださっていましたが、要約すると、『規約違反』です。

「100億円あげます(たぶん)。」はポルカの『規約違反』なのです。

これより、300円を支援してくださった皆様全員に、300円をお返しします。
西野は五反田に帰れませんでしたが、西野にカンパした300円は、まもなく皆様のもとに返ってきます。
「お帰りなさい」と声をかけてあげてください。
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私は時間をかけて、一体何をしていたのでしょうか。

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私のポルカ初挑戦は『規約違反』で幕を閉じました。
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当然、「ポルカのお釣りで駅員さんに感謝を伝える」は実行できませんし、なにより、私はまだ五反田のお家へ帰れていません。

これは大変にマズイ状況です。

何より、今夜はSHOWROOMの24時間生配信です。
夜までには絶対に家に帰らねばなりません。
このまま、新宿で、のたれ死んでしまうわけにはいかないのです!
今度こそ、今度こそ、五反田に帰らねばならないのです!


というわけで、こんな企画を立ち上げました。
お願いです!

五反田までの電車賃をカンパしてください!


僕を五反田に帰らせてください!!