自分がズボラな性格だということは痛いほど把握しているので、この世界に入る時に、一つだけ自分自身にルールを課しました。

それは『引退するまで体重を変えない』ということ。

そこにな何の根拠もなかったのですが、お笑いの門を叩いた当時、「このルールを守れたら、全て上手くいく」と得体の知れない自信だけはあって、連日ヒーヒー言いながら、どうにかこうにか高校時代の体重をキープしています。

お客様からの食べ物の差し入れを完全にお断りしている理由の一つでもあるのですが、
いくら食べても太らない」と体質ではなく、太りやすい家系なので(姉と弟は当時、肥満教室のオファーがきていました)、『体質をキープする』というのは、なかなか難しいです。

毎日10㎞のジョギングをして、ようやくトントンといった感じだったのですが、年齢を重ねると、肉がつきやすくなり、デブ化が加速します。

で、ここからが面白い。

自分に課したルールは『引退するまで体重を変えない』なのですが、車に乗っていると、体重が変わってしまうのです。
前までは毎朝10㎞のジョギングをして、愛車に乗って仕事場に行く生活で体重はキープできていたのですが、30代に突入した頃から、そのサイクルでは体重がキープできなくなってくるのです。

体重は変えちゃダメだし、これ以上はジョギングに時間を割けない。
こうなってくると、生活の中で身体を動かす時間を増やさねばなりません。

てなわけで、長年乗り続けてきた愛車『マスタング』を弟にプレゼントして、30歳から僕は電車移動。
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満員電車に揺られたりしています。

ただ、そこで入ってくる情報というのが、
「なるほど、この時間は混むんだな」
「なるほど、ここの乗り換えは、このルートをとればスムーズに行けるな」
「へぇー、ここにこんな店ができたんだ」
「この看板、もっと別の色に変えた方が広告効果があるだろうな」
といった、『引退するまで体重を変えない』というルールを設けないと出会わなかった情報ばかりで、これがなかなか役に立ちます。

ルーティーンに入ってしまうと、身の回りの情報が変わらないから、アイデアも枯渇するし、新たにやりたいことも見つからない。
僕らのような仕事は、ありとあらゆる新鮮な情報を、いかに自分のところに流し込むか?で差が生まれてくるので、時間経過と共に守ることが難しくなってくる(その時々で工夫しないと守れなくなってしまう)ルールを自分に課すのは、なかなか良いんじゃないかと思います。

ちなみに、絵本『えんとつ町のプペル』を出版する時には、「1万冊手売りをする」と決めました。
去年11月の発売から今まで、手売り(自宅からの配送込み)で2万冊以上を売りました。
たぶん、日本で一番手売りをしたと思います。

ただ、発売初年度は勢いもあるので、なんとか実現できましたが、2年目に手売りで1万冊を売るとなると、何か仕組みを発明せねばなりません。
それもこれも、「1万冊を手売りをする」と決めたから、「仕組みを発明しなければならない」というところまで追い込まれているわけで、なかなか楽しいです。

赤福とか東京バナナとか教科書とかランドセルとか、毎年コンスタントに売れ続けているものがあるのだから、不可能ではないと思います。
考えます。
ほんで、たぶん思いつくと思います。


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今日も、早起きをして、配送する絵本にサイン入れ&配送手配。
これ、毎日やってます。

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※入金確認後まもなく、システム上「商品を発送しました」というメールが届きますが、商品は発送の手配が済み次第のお届けとなります。くれぐれも、ご了承いただいた上、お申し込みください。※商品のご購入から5日以内に入金が確認できないとキャンセルとなります。尚、領収証は出せません。ご了承ください。※書店やAmazon等でお買い求めいただいた方が(サインは入りませんが)お安くなりますので、そちらもご検討ください。こちらの売り上げは、『えんとつ町のプペル』の海外普及に使わせていただきます。【あらすじ】煙突だらけの『えんとつ町』では、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。黒い煙でモックモク。黒い煙に覆われた『えんとつ町』の住人は、青い空を知りやしない。輝く星を知りやしない。そんな町に生きるゴミ人間と、親を亡くした少年のもとに起こる奇跡の物語…・・・・・現在制作中の西野亮廣の最新作『えんとつ町のプペル(サイン入り)』です。
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