もう4年前になるのかな?

『えんとつ町のプペル』の舞台をやった時に、ショピンの野々歩さんに出演していただいて、打ち上げの席で、僕が大好きな音楽の話になった。
EntryImage.jpg
僕が一番好きな音楽のジャンルは、ブッちぎりで『90年代J-POP』なんだけど、それを抜いたら、アイリッシュやカントリーやヘンテコ音楽が好き。
ポーグスが好きで、当然、ショピンさんのことも大好き。
そのことを野々歩さんに伝えて、
たしか、その時はEXILEさんを引き合いに出して、「アイリッシュやカントリーも、もっともっと、たくさんの人に見つかるべきだ!」と酒の勢いで余計なお節介を言ってしまった気がする。
今、考えると失礼なことを言っちゃったな。
野々歩さん、ごめんなさい。

その時、野々歩さんが「なかなか難しくて…」と言ったんだよね。
僕は我慢できなくて、「できますよ!絶対にできます!」と返したんだけれど、そこに根拠はなかった。
自分が好きな音楽を鳴らす人達は、やはり今日も、こじんまりとした会場で演奏していて、
「楽器編成上、仕方がないのかなぁ」と思った。

ところが、マムフォード&サンズのライブを観た時に、楽器編成は言い訳にならないことが分かった。
バンジョーやウッドベースの音で数万人が飛び跳ねているのだ。
この景色を日本でも作りたいと思って、
ちょうど、ホームレス活動が一段落ついたホームレス小谷に「これを作るぞ」と声をかけた。

アイリッシュやカントリーやヘンテコ音楽を前面に打ち出すのではなくて、別の理由で集客をして、そこでアイリッシュやカントリーやヘンテコ音楽を流すことに決めた。
音楽フェス『天才万博』の始まりだ。
a9be22f1.jpg

『天才万博』のコンセプトは単純明快。
「天才しか出ないイベント」だ。
ブッキングの基準は、「集客力」でも、「知名度」でもなく、「天才であること」。
無名であろうと、天才であれば声をかける。
そのかわり、主催者および運営側がチケットを全て手売りで完売させる。
アーティストさんにチケットノルマなどない。

そんなこんなで、スタートした音楽フェス『天才万博』は、誰が出演するかよく分からないまま集まっているお客さんがほとんどで、当然、そのアーティストさんの曲など知らない。
このままだと盛り上がらずに終わってしまいかねないが、天才万博は、ここからが面白い。

お客さん全員が「誰が出るの?」「あのアーティストさんは誰なの?」という状態であるので、「いやいや、俺たちが盛り上がらなかったら、この時間がつまらなくなるんじゃね?」と結論。
なんと、お客さんが一丸となって、アーティストをのせ始めたのだ。
知らないアーティストが出てこようが、おかまいなし。
全力の拍手でアーティストを迎えて、
全力で「フー!!」とか叫んでみたりする。
アーティストをのせた方が、自分達が楽しくなることを知っているから。
f2997dd3.jpg
当然、アーティストもそれに全力で応える。
自分達をのせてくれるお客さんに対して、力を出しきる。
それはとても面白い科学反応で、これは天才万博』を立ち上げた時には予想できなかった流れだ。

アーティストとスタッフとお客さんの境界線がない。全員演者だ。
昨年は、大エンディングで、お客さんがステージに上がって、皆で歌った。カオスだった。
C062-FBUAAAIPFH.jpg
今年は、ついに、お客さんがチケットを手売りしはじめた。
お客さんがたくさん来てくれた方が、自分達が楽しくなるからだ。

『天才万博』は僕が目指す「全員クリエイター、全員オーディエンス」の一つの完成形で、間違いなく一歩先のエンタメだと思う。

今年は12月29日にキングコングで出させていただくこととなった。
デビュー一年目で漫才の賞を総ナメにしたので、天才に違いない。
梶原くんと二人で、30分の漫才をやらせてもらう。
漫才終わりは客席で呑んでます。

是非、遊びにいらしてください。
そして、客席で酔っ払っている僕に声をかけてくださいな。
チケットはコチラ↓