絵本『えんとつ町のプペル』の初版発行部数を1万部から3万部に引き上げる交渉をする為に、自分で1万部を買うことに決めました。
「僕が1万部買うんだから、初版1万部だったら売り切れちゃうでしょ?だから、3万部にして」と。

『えんとつ町のプペル』は発売日に合わせて個展や記者会見を組んでいたので、発売直後に「売り切れで、買いたくても買えません」は、あってはなりません。
その最悪な事態を回避する為には、自分で1万部を買って、"初版発行部数を大幅に引き上げる"という方法しかありませんでした。

ネガティブなニュースの方が拡散しやすいので、ニュース番組の人達や、ニュースサイトの人達は、この一連の行動をングコン西野は金にモノを言わせて、絵本の売り上げを伸ばした!」と報じ、大手レコード会社がやってそうな『自社買い』と同列で語り、そのニュースを真に受けた皆様から随分バッシングを浴びました。

しかし、実際のところは、「金にモノを言わせて…」という、そんな生ぬるいものじゃなくて、自身で予約販売サイトを立ち上げ、個展を組んで物販ブースを作って、1万冊以上にサインを入れて、1万冊以上を"手売り"したわけです。

つまり、販売代行したわけです。

20170301_232049.jpg
20170226_082502.jpg
20170225_070636.jpg
20170214_072335.jpg
20170211_052824.jpg
1486716025356.jpg
1486543834321.jpg
20170129_100448.jpg
20170129_100438.jpg
『えんとつ町のプペル』は今の時点で1万7000冊以上を手売りしていますが、ラクじゃないですよ。

個展を企画し、足繁く会場に足を運び、
サインをして、スタッフが不足していたらレジ係もして、お釣りが足らなくなったらコンビニに走って…

自宅は自宅で、自身で立ち上げた予約販売サイトからご購入いただいたお客さんの対応。
朝4時に起きて仕事に行くまでの時間を使って、
ほぼ毎日、数百冊の絵本にサインを入れて、
ほぼ毎日、数百件のレターパックに住所を書いて、ブチ込んで、配送の手配。
『えんとつ町のプペル』の発売日から、ずっと寝不足です。
そこまでやらないと、届かないから。

僕は自分の好感度なんて本当にどうでもいいので、事実を歪曲されてネガティブに報じられ、「西野、サイテー」となっても一向に構わないのですが、
ネガティブな歪曲や『意識高い系』という言葉は、行動しない自分を肯定する効果があり、事実、それをそのまま受け止めて、「キングコング西野さんは…」とボヤいている絵本作家さんを見ると、残念な気持ちになります。
これを言葉にすると、
「グダグタ言ってねーで、やれよ!やる以外に、今の環境を変える方法はないだろ!」
といったところです。

僕は才能もセンスもありませんし、頭も良くありません。
そんな僕が絵本なんぞを出して、そんでもって売ろうとしているんですから、『えんとつ町のプペル』を出すときに、「本を届けることに関しては誰よりも努力しよう」と決めました。
それでも僕より結果を出されている方は山ほどいるのですが、とりあえず思いつくかぎりの努力は全部やっています。
数字でも、僕は発売から5ヶ月で1万7000冊を手売りしたのですが、この僕以上のペースでやっている方はいないと思います。

それでも、まだまだまだまだ。
まだまだ届きません。

昨日、また幻冬舎から領収証が届きました。
予約販売サイトで販売する絵本購入分の領収証です。
20170310_094959.jpg
今回は453万6000円でした。
これまでの合計は3000万円以上になります。

これだけの本を捌くのは、まぁ大変です。
しかし、
たった、これだけの努力と、
たった、これだけの誤解とバッシングで、
この顔が見れるなら、安いもんです(*^^*)

引き続き頑張ります。
コイツら超かわいい↓
received_1136540566473687.jpeg

received_1114048508703729.jpeg


絵本『えんとつ町のプペル』のサイン本(僕の自宅から配送します!)をお求めの方は

poupelle-2-1024x768.jpg