直接、自分が被害を被ったり、批判されたりしたら、そりゃ守る家族や仲間や考えもあるだろうから、相手が先輩であろうとやり返しちゃったらいいと思うんだけれど、
たとえば、自分とはまったく関係のないアカの他人の不倫に対して怒る人っているじゃない?
僕、ああいう人達の思考回路が1ミリも理解できないんだよね。

なんで他人同士の不倫で「許せない!」という感情が発動するのかが、まるで分からない。
当人同士にしか分からない事情があるのに、ついには「絶対に間違ってる!」と、他人同士の付き合い方にメスを入れる人まで出てくる始末。スゲーな。
あれって、何なんだろうなぁ?

よく、「西野って、ホント、他人に興味がないよね」と言われるんだけれど、そんなことなくて、セカオワもオリラジも大好きだし、ディオゲネスも好き。最近だと、シルビオ・ゲゼルの本を片っ端から読み漁った。
面白い他人にはメチャクチャ興味がある。

ただ、自分の活動(人生)と、アカの他人の不倫を天秤にかけた時には、そりゃ、自分の活動に分があるのは当たり前の話で、他人が二股しようが、三股しようが、四股しようが、自分の人生に1ミリも影響がないので、1秒も使わない。

今はね、『歩く個展』に興味があって、仕事合間の時間は、その準備に費やしております。

現在、全国を行脚中の『光る!えんとつ町のプペル展』は、これまでの個展と違って、絵に光を当てるのではなく、絵自体が光ります。
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絵自体が光るので、ギャラリーの照明は必要ありませんし、もはやギャラリーで開催する必要がありません。
夜の鳥取砂丘で、鍾乳洞で、シャッター商店街で、『光る!えんとつ町のプペル展』は開催できるのです。

個展がギャラリーを飛び出して、歩けるようになったので、この"歩ける"を比喩ではなく、本当に歩かせてやろうと思って、こんなものを作ることにしました。
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絵は41枚あるんだけれど、これを41人で背負って、街を行進してやろうと。
こうなってくると、もう集客の心配はありません。
集客しているところに、コチラから行けばいいので。
大晦日の明治神宮や行列のできるラーメン屋さんの前へ。

スタッフが、いろいろ調べてくれて、重量的に負担がかからないバッテリーを発見。
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これで、1時間も持つんですって。
『歩く!光る!えんとつ町プペル展』は、どこかの夜に、ゲリラ的に20~30分ほど開催できればいいので、これで十分。

路上に設営するわけでもないので、警察の方から「何をしているんだ!」と言われた時は、「運んでます」と返すシミュレーションまでバッチリ。

なるべく暗い田舎町を歩きたいな。
提灯を持って、練り歩くイメージっす。
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こんなものが我が家の倉庫にあっても仕方がないので、『歩く!光る!えんとつ町のプペル展』はバシバシ貸し出したいなぁと思っている。
あとは、その貸し借りの仕組みが滞りなく回るように整理しなきゃね。
あ、カンボジアにも持っていきたい。

空き時間にこんなことをやっているんだから、そりゃ、他人の不倫なんかにゃ興味がないよ。


 
絵本『えんとつ町のプペル』のサイン本(配送します)は→コチラ
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