Web上"のみ"で『えんとつ町のプペル』を無料公開したところ、
「市場破壊だー!」だの、
「アーティストに払われなくなるー!」だの、言われたのですが、
市場の破壊も、
アーティストにお金が支払われない問題も、
それら全ての引き金は、《その分野にコミットする人の数が減ること》であり、"全てのサービスでお金をとる"という発想をやめて、コミットしてくれるお客さんが増えるのなら、お金から解放してあげる部分があっていい。
そんなことを僕は思っています。他人に強制はしません。
そこで、
「入り口は無料であっても、そこで興味を持ってくれた子達が、いつか絵本にお金を落としてくれるかもしれないじゃないか!」
と、どれだけ説得しても無駄でした。


しかし、まぁ、どれだけ説明しても、
「お金の奴隷解放とは何事だ!」
「お金を貰って働いている我々は奴隷なのか!」と曲解して怒る人はいますし、
あいかわらず、
「市場破壊だー!」「作品にお金を出す感覚が無くなってしまう!子供の教育上良くない!」と怒鳴る人はいます。

そんな矢先、
JASRACが音楽教室に著作権料を徴収することを発表し、途端、
「そこは無料にしろー!」
「音楽にコミットする人が減ってしまうと、最終的に音楽にお金が落ちなくなるだろー!」
「市場破壊だー!」
り口はであっても、そこで興味を持ってくれた子達が、いつか音楽にお金を落としてくれるかもしれないじゃないか!」
とアンジャッシュさんのコントばりの回収劇で、おかげで、僕の炎上は一気に鎮火しました。

癒着が囁かれても仕方がないほどの、JASRACさんによる見事な消化活動でございます。
 


僕の意見は変わらず、世間の皆様がJASRACに対して感じたことと同じです。

たとえ入り口が無料であろうと、音楽に触れる人(興味を持つ人)が増えることが、音楽業界で働く人達を最終的に救うと思いますし、
たとえ入り口が無料であろうと、絵本に触れる人(興味を持つ人)が増えることが、絵本業界で働く人達を最終的に救うと考えています。

著作権はとても大切ですが、すべて白黒ハッキリつけるのではなく、時と場合によっては、「ここは、お金をいただくけど、ここは無料でいいよ」と権利のグレー部分を残しておく方が得策だと思います。

今、日本国内で唯一、JASRACに感謝している男からの報告でした。






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