酷評がやたら目立つので、「そんなにヒドイのか?」と怖いもの見たさで、『インデペンデンスデイ~リサージェンス~』を観ました。

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【あらすじ】

人類が恐るべき侵略者を撃退し、宇宙における独立を高らかに宣言した記念すべき日から20年。きっと奴らはまたやってくる。その来たる時に備え、地球防衛システムを構築した人類の備えは完璧のはずだった…。
再び襲来を目論んでいた侵略者は、我々の想像をはるかに超える巨大化と進化を遂げているようだ!タイトルのリサージェンス[一度中断していたことの再開]が示すように、襲撃が再開される時、地球に何が起こるのか。
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監督は破壊屋・ローランド・エメリッヒさん。
過去には『GOZILLA』や『デイ・アフター・トゥモロー』や『2012』などで大暴れ。
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津波という津波を起こし、ビルというビルをバキボキなぎ倒し、人類を確実に100億人は殺している、とにもかくにも触るものみな傷つける《ハリウッドの藤井フミヤ》です。


『インデペンデンスデイ ~リサージェンス~』の酷評を見ると、そのほとんどが論理矛盾やストーリーに関することばかり。

違う、違う。全然違います。
ストーリーを楽しみたければ、ビリー・ワイルダー作品を観ればいいのです。
内田けんじ作品を観ればいいのです。


ローランド・エメリッヒ作品の見方はそうではありません。
彼の作品に求めるものは、ズバリ、

『破壊』

です。
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「今回は、こんな津波を起こしてみました」
「今回は、こんは感じでビルを壊しました」

そう。彼は破壊大喜利の職人であり、彼の作品の見方は、ビル解体ショーのそれと同じなのです。
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ストーリーなど要りません。
見事な破壊を見せてくれればいいのです。
そして、「破壊を前面に押し出したばかりに、ストーリーがシッチャカメッチャカになっている」…それこそが、ローランド・エメリッヒ先生の面白がり方なのです。

その視点で今回の『インデペンデンスデイ ~リサージェンス~』を観に行くと、もう面白いのなんのって!!

個人的には120点の映画です。
本当に楽しませてもらいました。



※以下、ネタバレになるので、気をつけてください。








【インデペンデンス・デイの面白いところ①】


『エイリアンを迎え撃つ』どころか、エイリアンに先制攻撃をしてしまう。


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アメリカ大統領の命令により撃ち落とされたのは地球侵略をするつもりもなく、地球人に1ミリの害も加えていない、何の罪もない清廉潔白なエイリアン。
地球人の先制攻撃は大成功します。




【インデペンデンス・デイの面白いところ②】


高度な文明を築いているエイリアン達の必殺技が『首絞め』

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戦闘機が超ハイテクだからといって、地上戦になったエイリアン達が最先端のレーザー銃でピュンピュン撃ってくると思ったら大間違いです。
触手のようなもので、とにかく首を絞めてきます。
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【インデペンデンス・デイの面白いところ③】


どう考えたって、地球人の方が悪い。

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地球人である僕から見ても、今回は完全に地球人の方が悪いです。
なんといっても、先に挙げたように何の罪もないエイリアンに先制攻撃。

次に、劇中では『敵』として描かれるエイリアンの攻撃に対する、報復攻撃。

そして、圧巻はエンディングで、撃ち落とした敵戦闘機のテクノロジーを手に入れた主人公達(地球人)が放つモーレツな一言。


「次はコッチから奴等のケツを蹴りにいこうぜ」

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凄まじいです。
侵略者を迎え撃つどころか、侵略者になってハッピーエンドを迎えるのです。

エイリアンからの攻撃1回に対し、地球人の攻撃は3回。
半沢直樹もビックリの「やられたらやり返す、3倍返し」です。

アメリカ大統領は「国境や宗教の壁を越えて、今こそ一つになるべきです」と感動の演説しますが、エイリアンと一つになるつもりなど毛頭ありません。
外の連中は殺すのです。
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『シン・ゴジラ』が原発のことや会議風景などで今の日本を描いたとするならば、『インデペンデンス・デイ』が描いているのは、「これぞアメリカ!!」です


本来なら少し不快感が残ってもよさそうなのに、ここまで全力でアメリカをされると、逆に気持ちよくなってきて、後半は「もっとアメリカを見せてくれ」と欲している自分がいました。

そして、最後の台詞、

「今度はコッチから奴等のケツを蹴りに行こうぜ」

です。
僕は完全にノックアウトされましたよ。
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とにかく、個人的には大傑作コメディーだった『インデペンデンス・デイ ~リサージェンス~』

まだ、ご覧になられていない方は是非!

そこにアメリカがあります!!









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