8月に出るビジネス書『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』は、これからの時代の生き方や、企画の作り方などを書いています。
その本の一文を少しだけ。

・・・・・・・・・・・・・

image


さて。「問い」が見つかったら、次は、「問い」の答え方。

 その方法は、人それぞれあるとは思うけど、僕は常に“ヨットのように進む”ことを心掛けている。はてさて、どういうことか?

 ヨットは風を利用して前に進んでいます。

 追い風の時はもちろん、向かい風であろうと、帆の傾け方次第で前に進むことができる。

 やっかいなのは「無風状態」の時で、この時ばかりはニッチもサッチもいかず、手漕ぎでエッサホイサしなくちゃいけない。大変な労力です。

 これを自分の人生や企画に置き換えてみた時に、ヨットというのは自分自身で、風は、その時の状況。

 追い風は「背が高い」「頭が良い」「運動神経が良い」「お金持ち」といった才能であり、向かい風は「背が低い」「頭が悪い」「運動音痴」「貧乏」とか……まあ、ザックリ言ってしまえば、「嫌なこと」だね。「コンプレックス」と呼ぶ場合もある。

 多くの人は、この「嫌なこと」を消そうとする。理由は「だって嫌だから」。

 気持ちはすご~く分かるんだけど、どっこい、ヨットの理屈で考えると、その「嫌なこと」は向かい風で、やはりこれも前に進む力となる。

 感情に任せて「嫌なこと」を消した先に何が待っているかというと、「無風状態」で、実は、その状態が一番やっかいだ。何の後押しもなく、手漕ぎでエッサホイサといかないといけなくなるから。

 どんなことを仕掛ける時も、この「向かい風も追い風」という感覚は常に持っておいたほうがいいと思う。それだけで、自分がどこに力を入れたらよいか、が明確になってくる。

 とにもかくにも向かい風を消すなんて、もったいない。

 どの方向からであろうと、そこに風が吹いていれば「ごちそうさま」で、基本的に僕らには常に追い風しか吹いていない。

 こんなにラッキーなことはない。そいつを使っちゃおうぜ、という話です。



『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』のご予約はコチラ